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2024-03-30 16:09
支持率低下の打開策としての北朝鮮訪問で岸田内閣はどのように見られているのか
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
陰謀の基本は「相手の弱みに付け込む」ということになる。その相手の弱みというのが、国全体、または集団全体の人が認識している内容である場合は、陰謀ではなく「恨み」ということになり、国辱などというような言葉になって、いつかそれを見返すというような叛動力になる。日本は日清戦争勝利時に遼東半島の領有を清国と...
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2024-03-26 16:26
ヨーロッパはアメリカ抜きでの防衛について真剣に考えねばならなくなる
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
ヨーロッパには、ヨーロッパ連合(European Union、EU)とNATO(北大西洋条約機構)という大きな国家連合、協力の枠組みがる。NATOはヨーロッパを超えて、アメリカやトルコも加盟している。EUは元々が経済協力のための枠組みであったヨーロッパ経済共同体(European Economic...
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2024-03-24 21:41
最近の金融状態
真田 幸光
大学教員
金融緩和をして、景気を浮揚していくことは、洋の東西を問わず、様々な国で取られる景気浮揚策の一つである。そして、異常な金融緩和をしてまでも景気浮揚させたいとする政策の一つが、本来は「禁じ手」であるマイナス金利政策である。しかし、いくら金融緩和をしても、その資金を使い、それがキャッシュフローに結び付く...
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2024-03-23 16:08
フランスがウクライナ戦争への派兵が必要と認識した背景
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
今回のウクライナ侵攻はなぜ起きたのか、この事は、この戦争の節目節目で、見てゆかなければならないし、また必ずその時には「原点」に戻って考えなければならない。そもそも今回の戦争に関しては、2022年2月からの戦いではなく、2008年のグルジア侵攻、そして2014年のクリミア半島併合などが行われていた。...
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2024-03-23 11:38
アニメが日本を救う
船田 元
GFJ政治家世話人/衆議院議員
『Dr.スランプ』『ドラゴン・ボール』などの漫画・アニメの代表作で知られる鳥山朗氏が、去る3月1日に68歳で亡くなった。またメガヒットで今も放映中の『ちびまる子ちゃん』の声優TARAKOさんが、後を追うように3月4日に63歳で亡くなった。いずれも若すぎる死で、各方面から残念な声が挙がった。
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2024-03-22 18:38
日米金利政策の行方
岡本 裕明
海外事業経営者
日本ではほかにニュースがないのか、というぐらい日銀の政策変更の報道であふれていました。「普通の国」になった日本。私からいわせれば集中治療室からようやく出られた日本ではないでしょうか?異次元の緩和を行った黒田氏の何が私は気に食わなかったのか、というとあまりにも論理思考が強すぎ現実社会との整合性が取れ...
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2024-03-22 15:44
北朝鮮の甘言蜜語?と岸田対北外交の危うさ
鈴木 美勝
日本国際フォーラム上席研究員
今年の日朝関係を巡る動きは、年明け早々に北朝鮮・金正恩(朝鮮労働党総書記)から岸田文雄(首相)宛に届いた異例のメッセージで始まった。正恩は1月6日、元旦に発生した能登半島地震の被災に見舞い電を発出、その中で日本の首相に初めて「日本国総理大臣閣下」の敬称を使って「(被災地住民が)一日も早く安定した生...
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2024-03-12 11:37
進化し続けるAI
船田 元
GFJ政治家世話人/衆議院議員
「AIが人間の能力を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)が2045年にやってくる」と、AI研究の権威であるレイ・カーツワィル氏が指摘してからかなり時間が経過した。また現在ある仕事のうち、5割がAIに取って代わられると総務省通信白書は指摘している。具体的にはタクシー運転手、警備員、一般事務など。逆...
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2024-03-07 18:33
ライドシェア一部解禁は日本的プロセス
岡本 裕明
海外事業経営者
ライドシェア、どうもこの言葉に私はしっくりこないのです。90年代にアメリカで仕事をしていた時、多くの従業員はライドシェアをしていました。それは同じ地域から同じ方向に通勤する人たちが1台の車に乗って通勤するというもので、例えば月曜はAさんのクルマ、火曜日はBさんのクルマ…といったこともあるし、いつも...
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2024-02-29 01:49
ウォーレン バフェット氏の市場観
岡本 裕明
海外事業経営者
バフェット氏が恒例の「株主への手紙」を公表し、市場がカジノ的高騰を見せていると警鐘を鳴らしています。一方、アメリカも日本も株価が史上最高値にあり、強気派が弱気派を打ちのめし、売り方の買い戻しが続く中、株価に対する楽観視が多く見られます。バフェット氏が「カジノ的」と指摘することがどういう意味なのか、...
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2024-02-26 11:54
震災の混乱期にスパイをするという卑劣
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
今年の元旦、つまり1月1日午後4時過ぎ、能登半島を大きな地震が襲った。当然にその地震にかんしては日本で大きく報道されている。そして、日本の報道に関しては、いつものごとく、しっかりとした内容ではなく、鑑賞的な内容ばかりで、何人かの特にかわいそうな事例を使い、そしてその内容をことさら強調して「自分の取...
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2024-02-25 11:29
トランプ前大統領のNATO撤退論を考える
倉西 雅子
政治学者
大手マスメディアは、アメリカのオバマ元大統領については常に好意的な記事を書く傾向にあります。先日も、最もIQの高い大統領として持て囃す記事もあったのですが、同大統領に対する異様に高い評価は、ノーベル平和賞の選考と同様に、核廃絶という一つの物差しで測った結果なのかもしれません。核兵器=絶対悪という固...
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2024-02-23 12:59
逃げる中国人
岡本 裕明
海外事業経営者
「国、貧すれば民、とん走す」。こんな言葉はありません。私が今思いついただけです。「とん走」という言葉を敢えて使ってみたのはこの言葉には2つの意味があり、逃げるという意味の他に自分の過去を忘れ去るという意味が内包されているからです。だいぶ前ですが、カルガリー在住のある日本人男性と接したところ、当時、...
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2024-02-23 12:58
独裁者習近平の中国
赤峰 和彦
自営業
独裁者・習近平の中国についての情報があまり出てこなくなりました。そこで、台湾独立運動家と国際政治評論家の二人の方と、それぞれ習近平と中国の現況を議論しましたので、その内容を紹介します。まずは、台湾独立運動家の情報です。2024年2月10日、この日は中国で旧正月を祝う春節の日です。そして、この期間は...
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2024-02-22 14:52
中国本土、株式市場について
真田 幸光
大学教員
中国本土の株式市場が、長引く下落傾向から抜け出せず、過去3年間で中国本土と香港市場で失われた時価総額は6兆米ドルに達すると見られていると、米国CNNが報じている。同紙は、この金額について、英国の年間GDP(国内総生産)の約2倍に達する規模であると説明するなど、「中国本土経済の悪化を世界に知らしめる...
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2024-02-15 12:44
トランプ氏の外交
岡本 裕明
海外事業経営者
もしも日本政府が輸入品の関税を一律10%にし、特に中国製品は60%にし、海外企業による日本企業への買収をしにくくし、脱炭素化も「けったいなこと」とし、TPPやQUADを止めて二国間協定に変えようといったらどうしますか?国民の過半は狂喜乱舞しますか?私は凶器乱舞で大混乱が起きると思います。私も国際人...
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2024-02-06 11:53
東アジアの近代と企業家
池尾 愛子
早稲田大学教授
文化交渉学という学問領域において、歴史的資料に基づく国際共同研究の成果『東アジアの近代と企業家:ダイナミックな経済発展のキーパーソン』が昨2023年8月に日本語で公刊されている。編集は金明洙(キムミョンス)と于臣(ウシン)で、韓国人、中国人、西洋人、日本人を含む計8人の歴史家が協力している。研究対...
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2024-01-23 18:07
‘偽確定情報’の悪意の流布のみが‘デマ’では
倉西 雅子
政治学者
近年、生成AIの登場もあって、‘偽情報’のリスクが声高に叫ばれるようになりました。かの世界経済フォーラムも、2024年版の報告書では、短期的なリスクとして「誤報と偽情報」を挙げています。同フォーラムの場合には、自らに対する批判を‘偽情報’としてかわしたい思惑が透けて見えるのですが、コロナ・ワクチン...
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2024-01-19 15:36
海図なき世界:日本外交はいかに備えるか
鈴木 美勝
日本国際フォーラム上席研究員
世界的な選挙イヤーの2024年、最大の注目点は11月5日の米大統領選挙だ。前回同様、民主党バイデン(大統領)対共和党トランプ(前大統領)の再戦になる公算が大きく、トランプが超大国の最高権力を再び握れば、アメリカ内外に激震が走る。海図なき世界の到来─日本外交はどう対応すべきか。第1期政権でトランプの...
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2024-01-18 11:46
公開の安全と商業の自由とテロリスト攻撃
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
イエメンといっても、日本人のほとんどはその場所がよくわかっていない。また自分の生活に関係があるというような感覚を持っている人も少ないのではないか。そして、イエメンで起きていることが、実は日本の生活に大きな影響を及ぼしているということもあまりわかっていない。「物価が高騰している」などということを言い...
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