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2020-03-25 00:52
最近の習近平指導部への試論補足
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 はじめに
先日、最近の習近平指導部の動向で公安部、応急管理部に関する拙稿を投稿したが不十分な内容であったと思う。あらためて最近の情勢を補足して紹介したい。
2 中国流の情報公開
3月13日、中国メディアは、1月末に中国共産党が設置した「中央疫状対応工作指導小組」の会議開催状...
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2020-03-23 12:50
今こそ一段階レベルアップした真の「見識外交」を
渡邊 啓貴
GFJ有識者世話人/帝京大学教授
筆者は国際関係論を専門としており、最近では価値の交流を含む広義の文化外交に取り組んでいる。以下は、その立場からの提案である。新型コロナウイルスが欧米で猛威を振るっているが、コロナウイルス騒ぎは今やグローバル・イシューだ。日本ではこの騒動は落ち着いている感じだが、こんな時こそ世界をおもんぱかってグロ...
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2020-03-23 03:41
最近の習近平指導部への試論
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 はじめに
3月18日、習近平中国共産党総書記(兼中央軍事委員会主席)は政治局局常務委員会会議を主宰し、現在の新型肺炎に関する対応を訴えると同時に、自国の社会発展活動にも努力するように訴えた。最近の動向について紹介したい。
2 テロ対策との協調
会議前の3月13日、中国の趙克...
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2020-03-21 10:07
(連載2)緊急事態宣言と民主主義の強化はセットで
倉西 雅子
政治学者
感染者数の増加が止まらない状況を受けて最初に緊急事態を宣言したのは、中国からの訪日客も多く、かつ、ビジネスでも関連が強い北海道でした。もっとも、地方自治法には行政の長に緊急事態の発令権は明記されていませんし、同宣言は、県民に対して週末の外出を控えるように呼び掛けたに過ぎません。北海道のケースは協力...
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2020-03-20 22:07
(連載1)緊急事態宣言と民主主義の強化はセットで
倉西 雅子
政治学者
新型コロナウイルスの感染拡大は、政府の判断ミスと不手際が重なったこともあり、日本国の防疫体制の脆さを露呈することとなりました。有事に際しての生物兵器の使用もあり得る時代ですので、法整備が急がれるところなのですが、その一つとして進められているのが首相による緊急事態宣言の発令です。
フラ...
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2020-03-18 15:51
(連載2)急激に収縮する「信用」
真田 幸光
大学教員
ところで、リーマンショックは、「民間セクターの負債過多」が引き起こした事態と言えます。そして、リーマンショックと言う金融危機を改善しようと、各国政府が財政出動を伴う景気対策を打ち、日本を含む先進国の財政は更に傷みましたが、何とか、世界経済は回復しました。こうして考えると、今は、「公的セクターの負債...
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2020-03-17 17:51
(連載1)急激に収縮する「信用」
真田 幸光
大学教員
新型コロナウイルスの悪影響は甚大です。そして、私はその根源として、「不信感というウイルスが世界の人々の心に伝染、蝕んでいる」と見ています。言うまでもなく、私たち人間社会は「信用」によって成り立っています。しかし、疑心暗鬼が続く社会にあっては不安、不信が先行します。平時には、「信用創造」と言う手段に...
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2020-03-15 15:56
新型コロナウイルス対策に向けて
池尾 愛子
早稲田大学教授
今年も訪中の予定があるので、中国情報を注視していた。年初、外務省海外安全ホームページから、「1月9日、世界保健機関(WHO)は、中国当局が武漢で入院中の肺炎患者から新型コロナウイルスが特定されたとの予備的な確定を行ったことを発表しました」とのニュースと注意喚起の知らせが登録者に向けて配信された。新...
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2020-03-13 13:15
スピード調整が必要なグローバリゼーション
岡本 裕明
海外事業経営者
世界経済のグローバリゼーションが行きつくところはどこなのでしょうか?物品、人、マネーが国境を超え、自由に動くのは理想的に聞こえますが、実際には津波のように押し寄せるといった能力を超える過激なケースも多々あり、そのスピードに耐え切れなくなり様々な弊害が出てきたのは皆さまご承知のとおりであります。グロ...
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2020-03-12 22:23
中国の危機感、日本の危機感
真田 幸光
大学教員
私は、中国本土・習近平指導部がこの三月に予定されている全人代を延期することはまずないであろうと考えていました。何故ならば、全人代は中国共産党の威厳・DIGNITYの象徴中の象徴であり、これを開催しないということは、自ら、威厳・威信の低下を認めたことにも等しく、そうしたことをするはずはない、と考えて...
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2020-03-12 02:26
COVID-19に関する中国軍の対応再論
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 はじめに
3月10日、中国の習近平中国共産党総書記・中央軍事委員会主席(兼国家主席)は、湖北省武漢市を初めて視察した。視察には中央疫情対応工作指導小組の王コ寧副組長(政治局常務委員兼書記処書記)、丁薛祥組員(政治局委員兼弁公庁主任)とともに、中央軍事委員会の張又侠副主席(兼政治局委員)が随...
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2020-03-11 19:53
(連載2)'パンデミック'の責任はWHOにもあるのでは
倉西 雅子
政治学者
以上に述べた感染症の特性と防疫の観点からすれば、WHOによる‘パンデミック宣言’とは、放置すればパンデミックとなる‘可能性’があると判断された時点で発せられるべきでした。新型コロナウイルスについては、既に昨年12月の時点において中国はそのリスクを把握していたはずですので、WHO加盟国である中国から...
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2020-03-10 15:07
(連載1)'パンデミック'の責任はWHOにもあるのでは
倉西 雅子
政治学者
中国で新型コロナウイルスが蔓延し始めた当初、WHOは、‘未だにパンデミックの状態ではない’としていました。初期段階にあっては同ウイルスの世界規模での感染拡大は見られず、確かにパンデミックを称するにはその要件を満たしているとは言い難い状況にありました。しかしながら、全世界で10万人に迫る感染者数が報...
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2020-03-07 22:50
黒川氏は検事総長を辞退し法の規範を守れ
中村 仁
元全国紙記者
安倍政権は、お気に入りの東京高検長の黒川氏を今夏、検事総長に据えたいとみられています。「そのために検察官の定年規定を突如、変える」「国家公務員法と検察庁法の解釈も突然、変える」「その法的手続きも法相が口頭で決済したと答弁」となり、国会が騒然となりました。不透明な公文書管理、官邸に服従しすぎる官僚が...
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2020-03-05 16:56
(連載2)日英通商交渉はペルシャ絨毯商人のやり方で
緒方 林太郎
元衆議院議員
【最も大事な「土俵作り」】
いずれにせよ、英EU交渉が纏まらないと妥結出来ません(なので、最短でも英EU、日英同時妥結)。そして、繰り返しになりますが、日英両国にとって「同時妥結」のメリットは大きいです。となると、日本がこれから交渉を進めるに際して、とても重要なのが「スケジュール書き」になりま...
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2020-03-04 19:11
(連載1)日英通商交渉はペルシャ絨毯商人のやり方で
緒方 林太郎
元衆議院議員
日英貿易交渉では、「どういう自由化をするか(関税交渉)」が重要なのかは言うまでもありませんが、それと同じか、それ以上に重要なのが「合意された自由化はどう適用されるのか」の方だと思います。つまり、ある品目の関税は撤廃したけど、英国が作った当該品目が関税撤廃の対象にならない、という可能性は大いにあり得...
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2020-03-03 06:01
COVID-19に関する中国軍の対応等
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
1 はじめに
3月2日午後、中国の習近平中国共産党総書記・中央軍事委員会主席(兼国家主席)は、北京市内の軍事医学研究院、清華大学医学院の視察を行った。習総書記の北京市視察は2月10日以来2回目であり、軍事医療施設への視察は初めてのことであった。そして、同視察には丁薛祥党中央弁公主任、蔡奇北京市...
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2020-03-02 11:04
フランスの社会不安の根源
真田 幸光
大学教員
私は、今年も密かに、「欧州情勢」には不安を背景とした関心を持っています。英国の欧州連合離脱問題も、昨年末、その方向性に一段落がつき、EU加盟国が28カ国から27カ国になっても、「メルクロン体制」の造語に象徴される、「独仏連携」によって、EUは正常な運営が続く、よって、「通貨・ユーロ」に対する不安も...
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2020-02-28 14:32
(連載2)投票行動でしか日米の「法の正義」は取り戻せない
中村 仁
元全国紙記者
検察庁法の解釈を変え、国家公務員法の定年延長の規定と横並びにするとの説明です。それならば、もっと事前に法の解釈の変更を決めておくべきでした。「法の正義」に反しても、「政権支持率が落ちなければ問題ない」と、考えているに違いありません。
安倍政権の支持率は多少、変動があっても40、50%...
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2020-02-27 16:42
(連載1)投票行動でしか日米の「法の正義」は取り戻せない
中村 仁
元全国紙記者
「法の正義」「法の支配」が揺らいでいます。その震源地はトランプ米大統領です。いわばトランプ症候群です。中国、ロシアには期待できなくても、民主主義国では「法の支配」が社会の基本的な原理であるはずなのに、そうではなくなりました。日本もトランプ症候群に陥っています。
重大なのは、トランプ米...
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