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2026-06-15 00:00
(連載1)太陽光発電の動向
真田 幸光
大学教員
SDG’sの流れの中、「太陽光発電」に対する関心の高さも続いています。しかし、その太陽光発電には、パネル設置に伴う自然破壊や老朽化した太陽光パネルの後処理の問題などが指摘され始め、当初、世界で注目されていたほど、太陽光発電は素晴らしいものではないとの見方も出てきています。
こうした中、お隣の国・韓国でも、「考えていたよりも量がずっと多い。数年後には対処出来なくなりそうである。」との韓国の太陽電池廃棄パネルリサイクル業者のコメントが注目され始めています。同社の年間処理能力は約4,000トンでありますが、最近は廃棄パネルが流入が増え、保管スペースが限界に達しており、「2024年の搬入量は前年対比1.5倍であったが、昨年は第1四半期だけで2024年通年の搬入量を上回り、通年の搬入量は8倍に急増した。」と語っています。
2000年代初めに設置された第1世代の太陽電池パネルの寿命が尽き、廃棄パネルの処理が社会的課題として既に今の韓国では浮上し始めているのであります。問題は廃棄パネルの発生量が既に韓国政府の予想を大きく上回っており、今後発生量が右肩上がりに増加、4年後にはサッカーコート300面、9年後には2,000面分に相当する廃棄パネルで溢れると予想されると危機感が示されています。対処不可能になる時期が急速に近づいていることに対する危惧が韓国国内では急激に高まっているのであります。
気候エネルギー環境部は昨年9月、パク・サンウン国会議員(国民の力)に提出した資料で、2025年の太陽電池廃棄パネル発生量を1,223トンと予測しましたが、これは韓国環境公団の予測値に基づくものであり、現実とは異なっていたことになります。最近環境公団がチョ・ジヨン国会議員(国民の力)に提出した資料によると、昨年の廃棄パネル発生量は2,547トンで政府予測の2倍となっています。2010年代半ば以降の太陽電池普及スピードと技術発展に伴う早期交換を過小評価した結果とされています。リサイクル業者に運び込まれたものの処理されずに積み上げられた廃棄パネルの在庫量は2024年の203トンから昨年は674トンへと1年間で3倍以上に増加したのであります。(つづく)
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