国際対話

日インド太平洋対話

「自由で開かれたインド太平洋構想と海洋秩序」

日インド太平洋対話:自由で開かれたインド太平洋構想と海洋秩序(2019年)

グローバル・フォーラム(GFJ)は、明治大学国際関係研究所、明治大学国際連携機構、パスファインダー財団、『ラウトリッジ・シンク・アジア』および公益財団法人日本国際フォーラム(JFIR)との共催により、2019年1月21日(月)に東京で、日インド太平洋対話「自由で開かれたインド太平洋構想と海洋秩序」を開催しました。

近年国際社会、特に世界の人口の半数を擁するインド太平洋地域においては、中国の「一帯一路」構想による積極的な海洋進出によって海洋をめぐる国家間の緊張が高まっています。こうした中でわが国は、安倍首相による「自由で開かれたインド太平洋」構想のもと、どの国も除外することなく協力し、「国際公共財」たる海洋秩序の維持・強化を進めようとしているところです。2018年10月の日中首脳会談では、「競争から協調へ」との概念とともに両国首脳による第三国市場協力などが確認されました。これらは「自由で開かれたインド太平洋」構想と「一帯一路」構想における協調のスタートとして注目を集めていますが、今後、インド太平洋地域において安定した海洋秩序を構築できるかどうかは、国際社会における重大な課題です。

このような問題意識を踏まえ、今回の対話では、米国、スリランカ、インドより、元海兵隊で米海軍省戦略広報部長などの要職を歴任してきたケリー・ガーシャネック台湾国立政治大学客員研究員(米国)、スリランカ元海軍大将のジャヤンナ・コロンバゲ・パスファインダー財団所長(スリランカ)、著名な安全保障研究者であるジャガンナス・パンダ防衛研究分析研究所研究員(インド)等のインド太平洋地域の専門家と、伊藤剛グローバルフォーラム有識者世話人(明治大学教授)、番匠幸一郎元陸将等の日本側の専門家が、縦横に議論を交わしました。

【日本側パネリスト】

【開会挨拶】 伊藤  剛 GFJ有識者世話人/明治大学国際関係研究所長・教授
【開会挨拶】 渡辺  繭 GFJ執行世話人/JFIR副理事長
【議  長】 鈴木 健人 明治大学情報コミュニケーション学部教授
【報  告】 佐藤 考一 桜美林大学教授
【報  告】 渡辺 紫乃 上智大学教授
【基調講演】 番匠幸一郎 元陸将
【報  告】 山田 吉彦 東海大学教授
【報  告】 畠山 京子 関西外国語大学准教授

プログラム記載順

【海外側パネリスト】

【報  告】 ジャヤナス・コロンバゲ パスファインダー財団所長/元スリランカ海軍大将(スリランカ)
【報  告】 ケリー・ガーシャネック 台湾国立政治大学客員研究員/元米海軍省戦略広報部長(米国)
【報  告】 ジャガンナス・パンダ 防衛研究分析研究所研究員/『ラウトリッジ・シンク・アジア』編集長(インド)

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会議資料

 本対話では、登壇したパネリストが報告中に使用する会議資料が出席者に配布されました。




会議資料は、PDF形式で公開しております。下記ボタンからご覧下さい。

報告書




報告書全文は、PDF形式にて下記ボタンからご覧になることができます。

メモ

本対話では、当日の議論をまとめたメモが作成されております。




全文は、PDF形式にて公開しておりますので下記ボタンからご覧下さい。

その他

 その他の資料は、現在掲載されておりません。