国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-09-11 17:31

(連載1)天皇実録、安倍首相は熟読を

中村  仁  元全国紙記者
 昭和天皇の87年の生涯を記録した「昭和天皇実録」が公表されました。新聞、雑誌に載った要約や解説を読んで、安倍首相にこそ実録を熟読してもらいたいと思いました。熟読すれば、天皇の平和への願い、戦争指導者への怒りが心の奥底に伝わり、首相自身の靖国神社への参拝が天皇の祈りをいかにふみにじるものであるかが、...▶続きはこちら
2014-09-11 16:47

安倍外交の看板政策「2+2」は重要政策ではないのか

若林 洋介  自営業
 今回の内閣改造で不可解だったのは、小野寺防衛大臣が留任しなかったことである。外務・防衛の両大臣は、安倍内閣の外交・安保の看板政策でもあった「2プラス2」の重要メンバーだったはず。日米、日ロ、日豪、日仏など「2プラス2」の枠組みを作ったばかりだった。小野寺防衛大臣としても、ヘーゲル国防長官との信頼関...▶続きはこちら
2014-09-11 16:24

(連載1)天津発展区訪問

池尾 愛子  早稲田大学教授
 9月5日、エネルギー政策や環境対策の研究のために、天津の発展(開発)区を訪問した。この日の天候は晴天であったが、うっすらとスモッグがかかっていて、のどに痛みが感じられた。1年前よりはましになったという。石炭を燃やしていた古い小型発電所が操業を停止していたり、車にはバックナンバー規制がかけられたりし...▶続きはこちら
2014-09-10 10:38

(連載2)仏の対ロ強襲揚陸艦引渡延期に思う

緒方林太郎  前衆議院議員
 なお、現時点で、中国への売却についてはル・ドリアン防衛相は「現在、欧州には対中武器禁輸が存在している。我々はそれを完全に尊重している。解除は議題に上がっていない。」と言っていますので、新たな売り先としての中国という選択肢はなさそうです。

 実はこの件、日本外交にも難しい課題を突き付けていると...▶続きはこちら
2014-09-10 07:26

安倍は増税延期で政局運営の自由度を確保せよ

杉浦 正章  政治評論家
 新内閣が発足して安倍内閣支持率が高い。読売では何と64%で13ポイントも上昇している。しかしひしめく重要政策を脳裏に浮かべた場合、これが満月だと気づく。これから欠けてゆく可能性が高いのだ。とりわけ年末に消費再増税実施の判断をした場合には、長期政権路線を直撃する可能性が大きい。8%への引き上げは国民...▶続きはこちら
2014-09-10 00:16

3年ぶりの中国訪問

池尾 愛子  早稲田大学教授
 9月4日、3年ぶりに中国を訪問した。北京空港に着いたのが昼過ぎだったので、迎えに来てくれた人が買ってくれたマクドナルドのハンバーガーを、目的地の天津に向かう車の中で一緒に食べた。中国でハンバーガーを食べるのは初めてだが、ハンバーグの部分が白っぽいので鶏挽肉が入っているのではないかと思う。3-4年前...▶続きはこちら
2014-09-09 19:24

(連載1)仏の対ロ強襲揚陸艦引渡延期に思う

緒方林太郎  前衆議院議員
 フランス政府が、ウクライナ情勢にかんがみて、強襲揚陸艦ミストラルのロシアへの引渡しの延期を表明しました。強く反対していたイギリス、バルト三国、アメリカ等はこれを評価するコメントを出しています。

 さすがに現下の状況において、引渡しは困難と判断したのでしょう。ただ、正確には「引き渡すための条件...▶続きはこちら
2014-09-08 05:49

世界にまん延の慰安婦「誤報」をどう洗浄するか

杉浦 正章  政治評論家
 従軍慰安婦強制連行で朝日新聞が世界中にばらまいた「誤報の汚染」を如何に洗浄・消毒するかは気の遠くなるような時間とエネルギーを必要としそうだ。官房長官・菅義偉が国際社会への誤解解消に取り組む姿勢を鮮明にさせたのは極めて重要な一歩であろう。朝日は自ら責任を取ろうとしないばかりか、誤報の取り消しを世界的...▶続きはこちら
2014-09-05 11:14

(連載2)難所を迎えた安倍改造政権

中村  仁  元全国紙記者
 政権が難所にさしかかっているというのは、次の期限を明示しないで、消費増税を延期できないからです。2年先なのか、3年先なのですか。3年先だと、日本は財政再建を二の次にしているといわれます。先送りしたら、その間の社会保障財源はどうするのでしょうか、国債ですか、社会保障費の思い切った削減ですか。どういう...▶続きはこちら
2014-09-04 22:12

寄稿の掲載拒否、朝日新聞の乱心

中村  仁  元全国紙記者
 慰安婦報道の検証問題で、朝日新聞がすっかり、おかしくなってしまったようです。落ち着いて、落ち着いて。冷静な判断能力を早く取り戻さなければなりません。ジャーナリストの池上彰氏(NHK出身)が朝日新聞に連載している新聞論評の掲載を、拒否されたことに腹をたて、以後、連載を打ち切ることを申し入れました。こ...▶続きはこちら
2014-09-04 18:53

(連載1)難所を迎えた安倍改造政権

中村  仁  元全国紙記者
 安倍改造内閣が発足しました。高い支持率、高い株価という順風を背に受け、勢いづいていた安倍政権はいよいよ難所にさしかかりましたね。不協和音の封じ込め、人気を落とさない工夫に、かなり気を使ったところをみると、首相自身が政権の先行きに危機感を持っているのでしょう。今朝の読売新聞を見て、「おやっ」と思いま...▶続きはこちら
2014-09-03 17:47

NATOにおける米欧間の国防支出の格差

河村  洋  外交評論家
 9月4日から5日に開催されるNATOウェールズ首脳会議を前に8月29日付けの『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙は重大な図表を掲載した。ほとんどの国がNATOに加盟しているEUとアメリカの経済の規模はほぼ同じであるが、ヨーロッパ諸国はアメリカと比べて国防支出がはるかに少ない。ウェールズ首脳会議で...▶続きはこちら
2014-09-03 06:42

安倍は谷垣と消費税で“握って”いる

杉浦 正章  政治評論家
 浅薄なマスコミが「谷垣幹事長人事で消費増税が10%に引き上げられる」と報じている。浅薄でないマスコミは、あえてそこまで踏み込んでいない。果たして「前回以上に引き上げに慎重」(経済再生相・甘利明)である首相・安倍晋三が、再増税に前向きな谷垣禎一を、クギを刺さないまま幹事長に任命するだろうか。まずあり...▶続きはこちら
2014-09-02 10:43

(連載2)辺野古移設強行と沖縄知事選

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 11月の沖縄知事選は「辺野古移設の是非」が最大の争点になる。知事選に備えて政府は移設作業をどんどん進め、既成事実を作り上げようとしているようにも見える。「辺野古移設はベスト」と県民との約束をひっくり返した現職で3選を目指す仲井真弘多知事に対する批判はやむどころか、広がる一方だ。安倍首相が見返りに用...▶続きはこちら
2014-09-01 11:29

(連載1)辺野古移設強行と沖縄知事選

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 普天間飛行場を名護市辺野古に移設する作業は、海上保安庁船艇の厳重な警戒の下で本格化している。去る7月20日未明、移設反対派の虚を突くように始まった移設作業は、米海兵隊基地キャンプ・シュワブへの資材搬入からはや1カ月半だ。移設予定地を囲むように浮標(ブイ)と浮具(フロート)が敷設され、その内側で海底...▶続きはこちら
2014-09-01 11:06

世界の平和への願い

川上 高司  拓殖大学教授
 8月初め、イスラエルとハマスはエジプトの仲介で72時間の人道的停戦に合意した。ガザ地区ではすでに2000人に近い犠牲者が出ており、しかもそのほとんどが子どもという事実に国際社会は強くイスラエルを非難している。逃げ場のないガザの人々は国連が運営する学校など避難所に身を寄せていたが、イスラエル軍はこの...▶続きはこちら
2014-08-29 06:23

消費増税延期の判断は早いほうがいい

杉浦 正章  政治評論家
 歴代政権で消費増税をした二人の首相の末路はあわれだが、首相・安倍晋三だけはなんと50%前後の高い支持率を維持している。しかし10%への再引き上げでこの支持率が維持できるかというと、無理だ。出来ないだろう。政治論から言えば、1政権で2度の消費増税などという選択はあり得ないのだ。支持率の高さは何と言っ...▶続きはこちら
2014-08-28 16:06

日本の近代化、再考

池尾 愛子  早稲田大学教授
 9月上旬、3年ぶりに中国を訪問することになっている。中国の大学で開催される国際シンポジウムに参加するためである。共通テーマは「日本の近代化」で、私の場合、現在研究中の天野為之(1861―1938)を論文テーマにしてよい、ということになったので、参加することにした。天野を追っていくと、明治維新以上に...▶続きはこちら
2014-08-27 11:26

鄧小平「文集」が示す、尖閣「棚上げ論」への幻想の愚かさ

高峰 康修  岡崎研究所特別研究員
 今年の8月22日は、鄧小平の生誕110年記念であった。これを記念し、中国共産党は、同氏の1949~1974年の発言や文章を収集、編纂した「文集」を、国営の人民出版社から出版させた。その中には、鄧小平の尖閣に対する発言も収録されており、その一部が、本邦マスコミでも紹介されている(例えば、読売新聞8月...▶続きはこちら
2014-08-27 11:07

(連載2)温暖化抑制で豪雨災害防げ

中村  仁  元全国紙記者
 自然災害の専門家は、一歩、距離を置いて、今回の災害を見つめています。読売の23日の特集で「土砂災害の起きるような場所に、家がたくさん張り付いていた。都市部の住宅密集地が山の近くまで広がっていた」、「気候変動の影響もあって、局所的、集中的に豪雨になる。都市部も無縁ではない。地下街、地下鉄は冠水する危...▶続きはこちら
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