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2021-07-31 21:48
北朝鮮と米国について
真田 幸光
大学教員
米韓首脳会談に於いて、韓国の文大統領の「米国寄り」姿勢が比較的明確に示されたことによって、中国本土の韓国に対する目に見えぬ圧力が高まる中、「朝鮮半島の非核化」を基本的に受け入れる姿勢を示した文政権に対して、北朝鮮の韓国に対する不信感も高まっているようです。そして、こうした中韓と北朝鮮の動きを意識し...
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2021-07-31 17:39
デジタル改革(DX)による持続可能で公正な競争環境の構築:日欧協力の可能性と
福田 耕治
早稲田大学教授/GFJ有識者メンバー
1.はじめに
2019年12月欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長は、「欧州グリーンディ―ル」と「デジタル化」を両輪とするEUの新成長戦略を発表した 。これは2050年までにEU域内温室効果ガスの排出をゼロにする「気候中立(カーボン・ニュートラル)」を実現するため、持続可能な循環型経済(サ...
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2021-07-31 12:29
欧州グリーン・ディールと次世代の若者
中西 優美子
一橋大学大学院法学研究科教授
2021年7月14日に欧州委員会は、欧州グリーン・ディールの実施を強化する(delivering)ための12施策からなる包括的提案を公表した。その中でも、2035年にハイブリッド車を含むガソリン車などの新車販売の事実上の禁止や環境規制の緩い国からの輸入品に課税する「国境炭素調整メカニズム(CBAM...
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2021-07-29 13:21
(連載2)軍艦島’移管決議案’を看過してはならぬ
倉西 雅子
政治学者
産業革命の発祥地であるイギリスに至っては、成人男性の6割が炭鉱夫であった時代もあったそうですが、アイルランド出身の炭鉱夫も少なくなかったようです。そして、近代という時代が植民地主義の時代であったことを考慮しますと、イギリス国内のみならず、西欧列強の植民地における炭鉱にあっても、採掘方法はどこも同じ...
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2021-07-28 20:56
(連載1)軍艦島’移管決議案’を看過してはならぬ
倉西 雅子
政治学者
長崎県の軍艦島は、ユネスコの世界遺産の登録に名乗りを挙げて以来、日韓における歴史認識論争の一角を占めるようになりました。2015年に一先ずは世界遺産に登録されたものの、今般、ユネスコの世界遺産委員会にあって朝鮮人労働者に関する表示が不十分とする’移管決議案’が採択される見通しとなり、再度、政治問題...
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2021-07-26 20:48
「力の論理」の中国と向き合う方法
加藤 成一
外交評論家(元弁護士)
オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が2016年7月12日に南シナ海全域に主権を有するとの中国の主張を退ける判決を下してから5年が経過した。判決から5年に当たり、中国外務省の報道官は7月12日の会見で、「この判決は違法であり無効であり紙くずに過ぎない。」と判決(「国際法」)を認めない姿勢を強調した。そ...
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2021-07-24 21:31
衆議院比例代表定年制問題は典型的な世代間戦争
船田 元
GFJ政治家世話人/衆議院議員
衆議院議員選挙が近づくと必ずと言っていいほど、候補者の定年延長論が再燃する。自民党は小泉純一郎総裁の時から、73歳以上は比例代表選挙に立候補出来ないと定めてきた。73歳以上は小選挙区に出られても、比例代表との重複は出来ず、復活当選というセーフティネットは無くなる。
私も現在67歳なの...
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2021-07-23 07:09
(連載2)現代中国の盲点三論:最近の「中国脅威論」の虚実
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
同記事の「キモ」(要点)は、有力なシナリオとして、米軍介入前48時間(2日間)の内に①サイバー攻撃による台湾当局・軍、電力などの重要インフラのシステムに侵入、これらシステムを麻痺・混乱させ偽情報を流して台湾住民を混乱させる、②ミサイルや無人機、特殊部隊の破壊工作で総統府や国防部など台湾の中枢、基地...
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2021-07-22 13:29
(連載1)現代中国の盲点三論:最近の「中国脅威論」の虚実
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
7月21日、中国共産党の習近平総書記・中央軍事委員会主席は河南省など各地で豪雨による洪水被害が発生した状況に対し「人民大衆の生命財産安全を守ることを常に最上位に置け」と各級指導幹部に発破をかけ、被災者の救助や避難を適切に行うよう重要指示を漸く出した。ほぼ1週間前の13日、国家洪水対処総指揮(総司令...
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2021-07-21 19:59
(連載2)朝鮮半島情勢、嵐の前の静けさか
岡本 裕明
海外事業経営者
しかし、北朝鮮にとって来年の韓国大統領選挙の行方次第では大幅な政策転換を図らねばならないことになるかもしれません。韓国大統領選の投開票日は3月9日で就任が5月10日となります。文大統領は立候補できないので誰かに交代するわけですが、現時点で与党を中心に候補者乱立状態となっていることから、9月には候補...
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2021-07-20 21:51
(連載1)朝鮮半島情勢、嵐の前の静けさか
岡本 裕明
海外事業経営者
朝鮮半島からのニュースはやや落ち着いているように見えます。嵐の前の静けさなのでしょうか。金正恩総書記が一部報道によれば10キロ以上痩せたのではないか、とされ、事実、むくんでいた感じがすっきりした感じに見えます。これを朝鮮中央テレビが「おやつれになった」と報じ、話題になりました。一方、朝鮮日報は「金...
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2021-07-16 20:25
(連載2)4度目の緊急事態宣言は必要だったのか
中村 仁
元全国紙記者
宣言に格上げしてしまった以上、「東京大空襲の警報下での大運動会」という光景になります。またもや飲食店での酒類提供の中止です。居酒屋で1人で酒を飲むことまで禁止する必要はあるのかどうか。本質的な問題は、そうまでして東京五輪を開催すべきなのか。人間が決める五輪はいつでも開ける。コロナウイルスの感染拡大...
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2021-07-15 21:04
(連載1)4度目の緊急事態宣言は必要だったのか
中村 仁
元全国紙記者
東京都に4度目の緊急事態宣言が発令される中で、東京五輪がまもなく開催される予定です。まるで東京大空襲の空襲警報が鳴っている最中に、大運動会を強行開催する光景です。蔓延防止等重点措置をとっていれば、新型コロナ感染が東京五輪を直撃することは防げるという菅政権の思惑が外れました。東京の緊急事態宣言下とい...
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2021-07-14 21:32
(連載2)イランの反米大統領当選で世界情勢は悪化する
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
候補者が7人に絞られた点で、今回当選したライシ氏の勝利がほぼ確実となったために、イラン国内では大統領選挙にもかかわらず白けたムードになってしまった。それは過去最低の投票率という形で現れた。そして無風のままライシ大統領が選出されたのは既報のとおりだ。
アメリカはバイデン大統領に代わり、...
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2021-07-13 21:46
(連載1)イランの反米大統領当選で世界情勢は悪化する
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
先月のイランの大統領選挙において、日本ではほとんど注目されていないが、本来はホルムズ海峡を通る日本のタンカーのほとんどが影響する、つまり日本の石油やアルコールそのほか化学原料の90%に近い内容が通る海峡において、その沿岸国が日本やアメリカに対して対抗するか、それとも友好的な状況になるかということな...
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2021-07-11 21:02
英首相、ロックダウン解除予定を発表
中港 拓
北米欧州豪NZ情報分析者/海外事業経営者
ボリス・ジョンソン英首相は、7月5日、コロナウイルスに関するイングランドでの法的制限(ロックダウン)を19日に解除する予定であることを発表し、質疑応答も行った。英国Chief Scientific Adviser及びイングランドChief Medical Officerが同席し、質疑応答も含めて補...
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2021-07-08 12:41
(連載2)日露平和条約交渉の視角と死角:北方領土問題とソ連崩壊
梶浦 篤
研究者
4.大西洋憲章とソ連崩壊
ソ連が崩壊した原因は、米国に対して対等な経済力を持ち得なかったにもかかわらず、対等な軍事力を持とうとして、経済力が落込んだということも事実である。しかし、さらに見逃してはならないことは、相対的に見て、「道義の力」でソ連が米国に及ばなかったということである。「正義は力」を...
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2021-07-08 10:27
(連載2)日露平和条約交渉の視角と死角:法律・歴史・経済・信頼・時間
梶浦 篤
研究者
4.信頼——求められるのは日本ではなくロシアの方
ロシアはよく日本に向かって、領土問題が解決されないのは信頼関係が足りないからだと言う。これに対して日本は、信頼関係を強化するためには、やはり経済援助だとみなして、それを益々進めようとする。それが逆効果であるばかりか、理不尽でもあることは、先に記...
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2021-07-08 00:25
(連載2)日露平和条約交渉の視角と死角:「引分け」とは「北方四島÷2」ではな
梶浦 篤
研究者
5.ソ連・ロシアの対日政策
柔道に即して言うならば、ソ連の対日参戦は、「反則」である。「一本」とうのは、日露戦争のような、一対一で正々堂々と戦った勝者にのみ、認められるものである。そもそも「礼に始まり礼に終る」というのが、柔道の基本であるはずだ。これまでに「火事場泥棒」とか「盗人猛々しい」などと...
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2021-07-07 22:38
(連載1)日露平和条約交渉の視角と死角:北方領土問題とソ連崩壊
梶浦 篤
研究者
日露平和条約交渉を視角を変えてみてみると、思わぬ死角のあることに気付かされる。そこで、北方領土とソ連崩壊の因果関係を見ていくことにする。
1.大西洋憲章を守らなかったソ連――ソ連圏に根付いた「親米・反ソ」
「ソ連は北方領土を返還しなかったから崩壊した」と言ったら、大げさに聞こえるだろ...
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