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2006-05-18 00:16
連載投稿(2)日本の友はだれか
太田健一
大学生
世界の中で日本が誇れる同盟国は、アメリカしかない。国連問題に関してもアメリカのジョン・ボルトン国連大使は、日本の安保理入りを大いに支持してくれた。ボルトン大使だけではない、先月私が参加したアメリカの最も有力なシンクタンクAEI (American Enterprise Institute)主催のイ...
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2006-05-17 16:17
連載投稿(1)アジア冷戦と日本外交の課題
太田健一
大学生
日本は、今我が国始まって以来最大のピンチにある。かの有名な英国元宰相ウィンストン・チャーチルは、第二次世界大戦後こう語った。「西には、アメリカという巨大な虎がいて、東にはソ連という巨大な熊がいる、そして真ん中にイギリスという愚かなロバがいる」と。日本は外交上全く同じ状況にあると思う。ただし日本の場...
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2006-05-15 15:55
不気味な中国の文化外交
佐藤晶子
会社員
中国は、急速な経済成長を遂げるだけでなく、軍事費も19年連続の二桁増を続け、地域や世界を不安な気持ちにさせています。そのような背景のなかで観察すると、私には今日の加速する中国の文化外交も不気味なものに見えてきます。特に中国は国家プロジェクトとして中国語および中国文化の世界的普及に本格的に着手してい...
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2006-05-14 01:52
ASEAN諸国の現実感覚
小笠原高雪
山梨学院大学教授
「ASEAN諸国の国家理性を過小評価してはならない」という私の発言に対し、田村久雄氏が2006年5月5日付の当掲示板への投稿において同感の意を示してくださったことに感謝する。田村氏は「バランス・オブ・パワー感覚、換言すれば国際政治の現実感覚」について語っておられるが、これは大切なポイントであると思...
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2006-05-12 13:44
石油調達先多様化のためにも黒海地域との関係を強化せよ
根津有希央
大学院生
このサイトで「黒海地域」という言葉を聞くまで「黒海地域」という言葉を聞いたことはありませんでした。「黒海」という海のことは知っておりましたが、日本にとって馴染のない海だと思っていました。それが、「日・黒海地域対話」の報告書を拝見し、決して無関係な地域ではないことを認識しました。無関係でないどころか...
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2006-05-10 09:52
「対話」は言葉だけではない
庭野吉郎
会社員
昨年の「日・ASEAN対話」に出席し、大きな感銘を受けたことがあるので、特記しておきたい。それは会議の冒頭に全員が起立して、2004年末のインド洋大津波の犠牲者に対する黙祷が行われたことである。私自身もそう思っていたのだが、ある国からの出席者が「このような哀悼の感情の共有は、お互いの間の共感や連帯...
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2006-05-08 12:54
なんでも交流で解決すると思うのは甘い
山本裕美
大学生
4月27日の投稿で新田浩司さんが、「それにしても領土問題や歴史認識問題などに根ざした(日韓)両国民間の相互反発は放置しておくと危険です。日韓の、特に若者間の相互交流をさらに促進しなければならないと思います」と述べていることについて、コメントします。たしかに、草の根レベルの交流の成果は無駄ではないが...
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2006-05-07 06:39
中日関係をよりよく発展させるために
高海寛
学者
阿部香織さんの4月28日つけのコメントの中に、私が数年前に日本のグローバル・フォーラムの会議で発表した論点について素晴らしいご意見を発表されました。深謝致します。
私は今でもその見方を持っています。つまり中日関係をよりよく発展させるために綺麗な空談議じゃなく実際の行動を取らなければなりま...
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2006-05-06 19:17
ミャンマーの人権問題を議論してほしい
森下義孝
会社員
私が「日・ASEAN対話」の報告書を読む限りでは、ミャンマーの人権問題は議論されなかったようですね。しかしならが、ミャンマーの人権問題は、今や世界的関心事項であるだけでなく、東アジア共同体構築にとっても「躓きの石」となりかねない重要な問題です。
ミャンマー政府がこの問題に対し次第に頑なな態...
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2006-05-06 07:23
台湾を暖かく見守り、かれらの悩みや希望に耳を傾けよう
杉浦 稔
自営業
「日台対話」の試みは、台湾の存在のユニークさゆえに他国、他地域との「対話」とは一味も二味も異なったデリケートさがあると思います。ところで、現在世界中で台湾と外交関係を有するのは僅かに20か国程で、それも太平洋や中米の小国が殆どです。更に、最近の報道ではヴァチカンも近く中国承認に動くと予想されていま...
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2006-05-05 21:54
ASEAN諸国の国家理性を過小評価してはならない
田村 久雄
会社員
4月21日付けの当掲示板への投稿で小笠原高雪教授は「(日本人の議論は)ASEAN諸国の国家理性を過小評価している」と指摘しておられる。私も同感である。
ASEAN諸国は、日本人の想像以上にバランス・オブ・パワー感覚、換言すれば国際政治の現実感覚に秀でている。タイを除く全てのASEAN諸国は...
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2006-05-05 19:40
「米国よ、お前もか!」と感じたのは、私だけだろうか
川口 均
弁護士
岡部啓介氏の「中国の招待外交にもっとも汚染されているのは、米国でも、アフリカでもなく、まさにこの日本であることを痛感します。あの日中友好7団体の訪中の姿はかつての朝貢外交の叩頭九拝の姿を想起させるものでした」に共感していたら、今朝(5月5日)の新聞は「米国が中南米歴訪予定の陳水扁台湾総統の米国通過...
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2006-05-05 19:39
文化的アイデンティティと相互理解
岩下菜穂
大学生
文化交流に関心のある大学生です。「日・ASEAN対話」報告書の中で、アセアン事務局のスンドラン・プシュパナータン氏が、「東アジア共同体づくりの3本柱は『経済』、『政治・安全保障』、『機能的協力』であるが、この3本柱の間を埋めるのが文化交流であり、忘れてはならない」と言っています。傾聴に値する発言だ...
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2006-05-04 19:37
日中友好7団体の訪中は朝貢外交の叩頭九拝
岡部啓介
研究職
「日台対話」のなかで坂本正弘教授が「最近、米国を訪れる機会がありましたが、中国祭をはじめ招待外交など、中国の極めて積極的な活動は、米国人の中国への関心を高めていますが、そのPRが激しすぎることに、逆に警戒心も強くなっています」と述べておられるのを、興味深く拝読しました。
確かに、中国の招待...
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2006-05-03 18:34
アジアの貧困・衛生問題に日本人は智恵を出せ
林 直子
NGO職員
私は現在NGOで働いている職員です。大学時代からアジアの貧困・衛生問題、特にストリート・チルドレンの問題に関心を持ってきました。今回の「日本・ASEAN対話」の報告書「東アジア共同体へのロードマップ」を読むと、「東アジア共同体」構想の実現にはいろいろな障害があることが分かります。
その場合...
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2006-05-01 20:57
日本もソフトパワー外交を強化すべし
山岸英明
会社員
戦後日本は、戦前日本の行なった皇民化教育のような負の文化政策への負い目からか、国内で「日本文化」の振興に消極的となっただけでなく、海外への「日本文化」の普及にも腰が引けていたと思います。しかし、この「日・ASEAN対話」で指摘されているとおり、21世紀は「ソフトパワー」の世紀であり、アジアとの関係...
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2006-04-30 11:13
アジアで起業を行うことを夢にしています
清水卓也
大学生
将来アジアで起業を行うことを夢にしている大学生です。起業については都内でいろいろなセミナーがありますので、参加しておりますが、グローバル・フォーラムの日米対話「アジアにおけるアントレプレナーシップ」は、単なるハウ・ツーものではなく、アジアにおける新しい潮流の背景まで踏み込んだ議論で、たいへん勉強に...
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2006-04-29 17:13
日本もソフトパワー外交を強化すべし
佐藤晶子
会社員
日・ASEAN対話「東アジア共同体へのロードマップ」の報告書を拝見しました。その中で、シンガポール国際問題研究所のハンク・リム研究部長が「今後25年くらいは、ソフト・パワーが経済力や軍事力等のハードパワーに代わり重要性を増してくる。具体的には映画、テレビ、ゲームといったメディアだ。これを大いに活用...
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2006-04-29 15:04
中台双方とバランスを取った「日本びいき」の議論を!
川浪 篤
大学生
大学で安全保障論を専攻しています。日本版「台湾関係法」制定の話などは、初めて耳にした議論で、大変関心を持ちました。ただ、実際に制定するためには中国との関係も考えなければならず、また域内外諸国との関係もありますので、日本の国益を総合的に判断すると、実現は容易ではないと思います。
中台双方とバ...
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2006-04-28 20:09
行動と結果を伴った日中友好を
阿部香織
大学生
「日中対話」のなかで、高海寛中国アジア・太平洋学会副会長は「両国の新しい世代の政治家、指導者は口頭だけではなく実際の行動を通じても、その友好関係の発展の重責を担っていくでしょう」と述べておられますが、これは周恩来が田中角栄に送った「言必信、行必果」という言葉と繋がると思いました。日中友好を口先だけ...
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