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2020-11-18 16:49
(連載1)バイデン政権成立で外交中枢に入る人たち
古村 治彦
愛知大学国際問題研究所客員研究員
ジョー・バイデン政権が成立するならば、外交政策分野では、バイデンが副大統領だったバラク・オバマ政権時代に参加していた人物たちが、主要最高幹部として登場するだろう。ジョー・バイデン陣営には、数多くの外交専門家たちがボランティアで様々なワーキング・グループに参加していることを紹介している。ここで作られ...
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2020-11-16 20:42
「フィンランド化」は死語か
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
昨年11月末に死去した故中曽根康弘元首相(享年101)の出身地である群馬県高崎市で県と市による合同葬が12日、営まれた。式典では山本一太知事が「外交で日本の地位を向上させた」とし「戦後日本を代表する名宰相」と式辞を述べたという。確かに国際政治学の泰斗H.キッシンジャー博士に学び、その弟子である桃井...
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2020-11-14 19:25
バイデン次期大統領最大の懸念は外交
岡本 裕明
海外事業経営者
トランプ大統領が2日連続でゴルフ場に「引きこもり」をしました。大統領は今、必死で4年間の大統領生活を回顧し、年明けからの自分の姿を想像し、自分の住処と残りの人生のプランを模索しているのでしょう。敗北宣言をしていない点からまだポジションに固執しているのではないか、とも指摘されていますが、私はこの2日...
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2020-11-13 17:39
(連載2)バイデン次期大統領と日本の外交戦略
鈴木 馨祐
GFJ政治家世話人/前外務副大臣
特に中国が影響力を強める中で、アメリカがグローバルな課題の解決や世界のルールメーカーとして積極関与する方向に向かうのか否かがマルチの分野での注目です。パリクラブへの復帰にバイデン次期大統領も言及しているようですが、これはアメリカとしても実質的にこれまでも州や民間ベースでは動いていた話で明確な方針転...
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2020-11-12 18:06
(連載1)バイデン次期大統領と日本の外交戦略
鈴木 馨祐
GFJ政治家世話人/前外務副大臣
アメリカ大統領選挙の結果、バイデン元副大統領が新大統領となることがほぼ決まりました。国内において分断をどう乗り越えるのか、あるいは、民主党内も穏健派から左派までかなり幅が大きいので、そこをどうまとめていくか、バイデン次期大統領にとってはこれからが正念場と言えそうですし、グローバルに経済が動く最近の...
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2020-11-11 00:04
「QUAD」概念への疑問
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
暫く論壇の行方を眺めていないと、いつの間にか知らない概念が打ち出され、さらに略語化されてしまい全く不分明な状態に置かれてしまう今日この頃である。それが「QUAD」(Quarter Dialogue)という概念である。そのまま英訳すれば「四鼎対話」(これも語義矛盾か)になるが、中身は日米豪印戦略対話...
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2020-11-10 16:07
東アジアの「党軍」たちについて
真田 幸光
大学教員
私は、東アジアの軍事的安全に関しては、「波高し」の状況になっていると見ています。米国の世界的なプレゼンスが様々な視点から低下する中、「トランプ大統領の世界各地からの米軍撤退政策姿勢」が更に、こうした不安定さを増長させたように思われます。そして、こうして起こる、「力の真空地帯」の間隙を縫って、「共産...
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2020-11-06 19:28
(連載2)日本学術会議問題はあまりに情報不足
倉西 雅子
政治学者
それでは、政府側は、どのような情報を国民に対して提供すべきなのでしょうか。政府側からの情報としましては、最も重要なのは、何と申しましても首相が同6名を任命しなかった理由となりましょう。この件に関して、菅首相は、旧帝大が45%を占める現状を理由とて挙げていますが、この理由では、何故、この6名のみが拒...
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2020-11-05 20:54
(連載1)日本学術会議問題はあまりに情報不足
倉西 雅子
政治学者
今般、菅義偉首相が、日本学術会議が推薦した6名の新会員の任命を拒否した一件は、野党側が格好の与党批判の材料と見なしており、国会でも徹底追及の構えを見せています。しかしながら、この問題、‘政府による任命拒否’という一点のみに議論が狭められた場合、不毛の論争になるのではないかと思うのです。
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2020-11-04 10:59
(連載2)スピーチライター不在の菅首相
中村 仁
元全国紙記者
安倍政権では「一億総活躍」だの、「全世代型社会保障」だの、「希望出生率1・8」だの、スローガンが乱発されました。実現が難しくなると、検証せずに、看板だけを掛けかえました。それを見てきた菅首相は、安倍氏との違いを際出せようと、腐心したに違いありません。その結果、「日本経済の構造を変えるには、小粒すぎ...
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2020-11-03 15:05
(連載1)スピーチライター不在の菅首相
中村 仁
元全国紙記者
菅新首相の所信表明演説がありました。私が「おやっ」と思ったのは「特定のスピーチライターを置かず、首相の関心の高いテーマを各省から集めて、官房副長官が作成した」という記事(読売)です。だから「個別政策を短い行数で並べる形になった。菅首相は一つ一つの仕事に真面目に取り組む姿勢を示すことが重要だと、周囲...
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2020-11-02 21:54
米大統領選間近で炙り出される真実
大井 幸子
国際金融アナリスト
10月27日にある本が出版され、話題になっている。高級誌ニューヨーカーの記者、Evan Osnos氏の新著 ”Joe Biden, The Life, the Run, and What Matters Now”である。本の中で、バイデン候補が2014年にオバマ政権内でウクライナ外交を担っていた時...
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2020-10-31 22:55
中国本土の高度人材獲得作戦について
真田 幸光
大学教員
米国が現在、事実上の制裁対象にしている中国本土のIT企業である華為(ファーウェイ)の成長の最大の要因は、「高度人材の引き抜きにある」と見られており、人材の引き抜きも含めて、「中国本土は知的財産を侵害している」との国際的な認識にもなるのでありましょう。さて、華為の子会社は、「天才少年」と言う名前のプ...
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2020-10-30 07:48
(連載2)蓮舫議員「失脚」の意味
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
では予算委員会筆頭理事の石井準一参院幹事長代理とはどんな人物であろうか。石井準一氏は、もともと浜田幸一氏の自宅に11年も住み込んでいた秘書で、その後1987年、29歳で千葉県議会議員選挙に出馬し、初当選した。以後、5期20年にわたり千葉県議を務め、2004年から自由民主党千葉県連総務会長。2007...
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2020-10-29 19:48
(連載1)蓮舫議員「失脚」の意味
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
共産主義というのは、単一の直線型のヒエラルヒーによって構成されている。上位の人間から徐々に下に向かって一直線上になっていて、上の権力者を排除しなければ、下の者は上がれない仕組みになっている。中国共産党などは良い例で、「共産党」でなければ出世できない。もちろん、共産党員ではない人であっても、企業人と...
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2020-10-27 21:39
バイデンファミリーの深い闇
大井 幸子
国際金融アナリスト
大統領選挙(11月3日)を控え、特大スキャンダルが出た。バイデン候補とその一族が長年にわたり外国政府から収賄を受け取っていたと、ニューヨークポスト(NYP)紙が10月14日に報じた。パソコン修理店からスキャンダルが発覚した経緯には不可思議な点が多い。ジュリアーニ元NY市長がこのスキャンダルを命がけ...
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2020-10-26 20:31
デジタル改革の光と陰
船田 元
GFJ政治家世話人/衆議院議員
未だに猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して、政府は60兆円に及ぶ補正予算を編成し、感染防止と経済再生策を、矢継ぎ早に打ち出した。その予算規模は大きかったものの、国民の不安や不満がなかなか解消されなかった。特別定額給付金や持続化給付金、家賃補助などでは、給付条件が厳しかっ...
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2020-10-23 16:46
E・トッド氏「トランプ再選も」は本当か
中村 仁
元全国紙記者
米大統領選で「民主党のバイデン氏の勝利は動かない」が米国メディア、日本メディア、識者の大半の予想です。これに対して、日本でも著名な仏学者が「トランプ再選の可能性が大いにある」と予言しました。歴史人口学者のエマニュエル・トッド氏です。ソ連の崩壊、英国のEU(欧州連合)離脱を予言し、さらに2016年の...
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2020-10-22 11:54
(連載2)日米豪印戦略対話と東アジア外交
岡本 裕明
海外事業経営者
日中関係ですが、双方、外交戦略の出方を見守っているように感じます。そもそもコロナ禍で外交バトルをしている余裕があまりありません。また、菅総理には安倍元首相のような思想的色付けもなく、中国には読みにくいというのが本音でしょう。安倍氏がデビュー後、靖国訪問で中韓を刺激して自身の立ち位置を明確にしたこと...
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2020-10-22 11:54
(連載2)米大統領選と対中感情の奇妙な不一致
倉西 雅子
政治学者
そして、莫大なチャイナ・マネーは、アメリカを全体主義に静かに染め上げてゆくことでしょう。経済のみならず、あらゆる面において中国はアメリカ国民を直接に脅かす存在となりつつあるのですから、今般の大統領選挙は、アメリカの未来を決する転換点ともなり得るのです。こうした状況からしますと、高率の対中感情と高率...
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