国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2014-01-08 13:50

(連載2)米国のイラン政策への疑問点

河村 洋  外交評論家
 さらにイランのホセイン・デフガン国防相がイラン軍はレーザー技術により長距離ミサイルの精度を向上させたと公表したのは、ウィーン交渉が始まった12月9日であった。アメリカ国防総省はイランのミサイル精度が急速に高まっていることに危機感を強めている。そうしたミサイルは湾岸王政諸国やイスラエルに大きな脅威と...▶続きはこちら
2014-01-07 18:04

(連載1)米国のイラン政策への疑問点

河村 洋  外交評論家
 穏健派のロウハニ政権の就任はメディアと専門家筋から非常に好意的に受け止められ、中にはイランとのデタントを期待する向きもある。アメリカ政界とも個人的に緊密なつながりを持つモハマド・ザリフ氏が外相に起用されたことで、そうした歓迎ムードは強まっている。イラン経済が制裁の痛手を受けたために欧米との雪解けに...▶続きはこちら
2014-01-07 13:34

(連載2)プーチン大統領の訪日で北方領土解決の突破口が開けるか

飯島 一孝  ジャーナリスト
 問題は、双方で受け入れられる現実的な解決案を提示出来るかどうかだ。つまり、日本側が主張している歯舞、色丹、国後、択捉の4島返還と、日ソ共同宣言に基づく歯舞、色丹の2島返還の間で、どうやって妥協点を見い出すかだ。これまでに日本側からは3島返還案、面積等分案(最大の島・択捉島の南部に国境線を引く)、2...▶続きはこちら
2014-01-06 22:39

(連載)プーチン大統領の訪日で北方領土解決の突破口が開けるか(1)

飯島 一孝  ジャーナリスト
 今年はプーチン大統領が訪日する年。長年の懸案である北方領土問題の解決に向け、日露首脳会談で何らかの突破口が開けるのでは、との期待が高まりつつある。安倍晋三首相は父・安倍晋太郎氏が果たせなかった領土問題解決をどのように実現しようとしているのか。一方、プーチン大統領はどうやって「引き分け」に持っていこ...▶続きはこちら
2014-01-01 01:30

新年明けましておめでとうございます

伊藤 憲一  グローバル・フォーラム執行世話人
 新年明けましておめでとうございます。
 
 e-論壇「議論百出」の全国および全世界の愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、このe-論壇も、2006年4月7日のスタートから数えて、8度目の正月を迎えることになりました。この間に愛読者、そして投稿者の皆様のネットワークは着実な広がり...▶続きはこちら
2013-12-26 07:42

新辺野古基地は中国の極東戦略にくさび

杉浦 正章  政治評論家
 普天間基地の辺野古への移転実現は、極東における日米安保体制の維持発展への礎石となるものであろう。12月25日の首相・安倍晋三と沖縄県知事・仲井真弘多の実質合意は、普天間をめぐって日米間に亀裂が生ずることを期待する中国など周辺諸国の思惑が見事に外れたことを意味する。その意味で「新辺野古基地」は、中国...▶続きはこちら
2013-12-25 17:52

ガザの洪水被災者を無視するリベラル・ホークのダブルスタンダード

川上 高司  拓殖大学教授
 フィリピンは猛烈な台風に見舞われたが世界各国からの迅速な支援が先を争うように届いた。自然災害後の人道支援は各国にとってひとつの外交手段となっているかのようである。アメリカはつねにいち早く海兵隊を送り人道的支援にはぬかりがない。だが、同じように自然災害に見舞われながら国際社会から見向きもされず人道支...▶続きはこちら
2013-12-22 02:49

プーチン大統領の自信と自賛

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン大統領は19日、恒例となった大記者会見をモスクワ市内で開き、内外の記者約1300人を相手に丁々発止とやりあった。今回が9回目ということもあり、攻める相手には反撃し、本音を聞き出そうとする質問ははぐらかした。随所で過去の実績を自慢するなど、自信たっぷりな会見となった。記者団の一番の関心は、プ...▶続きはこちら
2013-12-20 10:17

(連載)皇室外交(2)

緒方 林太郎  前衆議院議員
 ちょっと日本の感覚からすると分かりにくいかもしれませんが、特に中東の王族の感覚からすると、首相というものは「その時の政治情勢で偶然その場にいる人」といった見方に近いです。皇室の一員が訪問されるのと、首相や大臣の訪問、どちらをより歓待してくれるかといえば、それは間違いなく皇室です。欧米でも似たような...▶続きはこちら
2013-12-19 12:23

(連載)皇室外交(1)

緒方 林太郎  前衆議院議員
 マンデラ元南アフリカ大統領の葬儀に、皇太子殿下と福田元総理が参列されました。出席者のランクとしては万全の対応だと思います。各国首脳の参列が聞こえてきた中、これ以外の対応はあり得ないのです。重要度の高い国であれば、皇太子殿下と総理経験者(又は外相)というのが失礼のない対応と位置付けられます。

...▶続きはこちら
2013-12-14 15:07

イラク戦争に学ぶーリークがもたらした教訓

川上 高司  拓殖大学教授
 アサド大統領が8月21日化学兵器を使用したーこの情報を基にオバマ大統領はシリアへの軍事攻撃を決定した。だが、その情報は根拠のないものだった。オバマ政権が都合の良い情報だけを集めて結論づけたものだった。こんな衝撃的なレポートが、アメリカの著名なジャーナリストであるセイモア・ハーシュによって発表された...▶続きはこちら
2013-12-12 06:51

安倍は再稼働大幅遅延を傍観するな

杉浦 正章  政治評論家
 12月11日の市場で電力株が下げ幅を広げた。理由は、一部報道で原発再稼働が大幅に遅延することが明らかになったからである。大幅遅延の原因は、政府、原子力規制委員会、電力会社三つどもえの責任回避がある。首相・安倍晋三が躊躇し、規制委が権威主義を振り回し、肝心の電力会社は規制委への資料の提出で不備が続出...▶続きはこちら
2013-12-10 10:23

(連載)防空識別圏へのミラーアタック(2)

緒方 林太郎  前衆議院議員
 もう少し分かりやすく言うと、日本は自国の主張との関係で100点満点が中間線ですが、中国は100点満点でなくても、中間線よりも日本側に出て解決を図ることが出来るかもしれないというのが今の状況です。これはダメです。衡平な解決を図ろうとする場合、どうしても双方の主張の真ん中を取るようになりますから、真ん...▶続きはこちら
2013-12-09 15:33

(連載)防空識別圏へのミラーアタック(1)

緒方 林太郎  前衆議院議員
 中国の設定した防空識別圏については、色々な外交上の問題が生じています。昔から防空識別圏の問題というのは存在していて、例えば、かつて与那国島の一部が台湾の防空識別圏に入っていたといった話もありました。ところで、私は(斜め45度くらいの)ミラーアタックでこの防空識別圏に対して、日本もある措置を講ずれば...▶続きはこちら
2013-12-08 11:59

プーチン大統領の不支持率、初めて30%を超す

飯島 一孝  ジャーナリスト
 プーチン大統領の不支持率が、2000年に大統領に就任して以来、初めて30%を越したことが世論調査機関レバダ・センターの最新の調査結果から分かった。昨年5月の大統領復帰以来、国民の間で長期政権への不安感が広がり、その結果、支持率の長期低落傾向が続いているとみられる。3日付けのロシア経済紙ベードモスチ...▶続きはこちら
2013-12-06 06:22

「極東冷戦」が秘密法案強行を加速

杉浦 正章  政治評論家
 参院において特定秘密法案が採決段階に突入し、今国会での成立が確実視されるに至った。12月4日スタートした国家安全保障会議(NSC)の基盤となるべき法案であり、中曽根内閣でスパイ防止法案が廃案になって以来、約30年ぶりの秘密保護体制の確立となる。最近、首相・安倍晋三は側近らに敬愛する祖父・岸信介によ...▶続きはこちら
2013-12-04 10:53

(連載)同盟国間の盗聴は裏切りか(2)

袴田 茂樹  日本国際フォーラム評議員
 チャーチルだけでなく、かつて世界の政治家は、国家の安全保障のために、情報機関が機密情報を収集するのは当たり前と考えていた。情報収集のターゲットとして、大統領や首相に関わる情報が最重要というのも、常識である。政治のトップに立つ者は、当然それに対する防御も十全に行い、国家の責任者が他に漏れては困る事柄...▶続きはこちら
2013-12-03 12:35

(連載)同盟国間の盗聴は裏切りか(1)

袴田 茂樹  日本国際フォーラム評議員
 ドイツやフランスで、米国の機関による盗聴問題が表面化し、欧米間が政治的にギクシャクしている、と報じられている。同盟国でありながらこのような行為をするのは、信頼関係を崩すものだとして、首相や大統領がテレビなどで公然と米国を批判するようになり、欧米関係が冷却化しているのだ。この報道を見て、私は欧米の政...▶続きはこちら
2013-12-03 06:49

大音量のデモは民主政治破壊の元凶だ

杉浦 正章  政治評論家
 問題は、狂ったように大音量のスピーカーで国会審議を妨害し、首相官邸の執務の邪魔をし、議員会館での仕事を出来なくすることが、憲法にのっとった集会の自由と合致するかだ。朝日が扇動して、野党がこれにまる乗りした石破発言問題は、たしかに言い過ぎの側面はあるが、事の本質は、国民全体から見れば、少数のデモで国...▶続きはこちら
2013-11-28 20:05

ウクライナのEU協定署名中止の真相は

飯島 一孝  ジャーナリスト
 ウクライナ政府は21日、将来のEU(欧州連合)加盟への第一歩である「連合協定」への署名中止を発表したが、その理由をめぐって様々な情報が飛び交っている。現地での報道を元に真相に迫ってみた。22日のインタファクス通信は「ウクライナのEUへの統合を経済が邪魔している」との見出しで、ウクライナの経済状態が...▶続きはこちら
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