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2011-11-10 07:05
TPP参加には、対中・対露けん制の側面も
杉浦 正章
政治評論家
民主党の環太平洋経済連携協定(TPP)に関するプロジェクトチーム(PT)の避けて通れない“儀式”が終わり、首相・野田佳彦が交渉参加を本日10日決断する。PTの結論は「『時期尚早・表明すべきではない』『表明すべき』との賛否両論があったが、前者の立場に立つ発言が多かった。政府には慎重に判断することを提...
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2011-11-09 09:39
(連載)野田政権は「ガイアツ」でTPP反対論を封ずるのか(2)
尾形 宣夫
ジャーナリスト
同時に注目したいのは、政局を慎重に見極めてきた首相が、消費税増税という”刺激的な話”を、国内を跳び越して国際会議の場で言った意味である。内政の慎重さとは真逆の〝積極的〟な発言が何を意図するのか十分見極めが必要だろう。首相はG20首脳会議の席で「健全な経済成長のためには財政再建は不可欠だ」と強調して...
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2011-11-08 09:50
(連載)野田政権は「ガイアツ」でTPP反対論を封ずるのか(1)
尾形 宣夫
ジャーナリスト
首相就任から2カ月余りの野田政権にとって、今週の国会は政権運営の今後を占う重要な場面が次々と表れるだろう。首相が最優先の課題だと再三言っている大震災復旧・復興は、政権にとって「1丁目1番地」。そのための増税、さらには先日の仏・カンヌでのG20首脳会議で国際公約した消費税増税、そして環太平洋パートナ...
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2011-11-07 09:57
ギリシャのNO!-古代ギリシャは未だに世界の中心!?
川上 高司
拓殖大学教授
この数日間で2つの「NO!」が叫ばれた。一つは、アメリカの「NO!」だが、いま一つは、ギリシャという古代帝国が叫んだ「NO!」で、こちらは世界を動揺させ揺さぶった。これこそ「世界の中心でNO!と叫ぶ」そのものであった。
「“今そこにある危機”の原因たるギリシャをいかに救うか」という点で、...
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2011-11-07 06:54
限界に達した野田の安全運転路線
杉浦 正章
政治評論家
物事には程度というものがある。首相・野田佳彦の「安全運転」路線なるものも、まさに「過ぎたるは猶(なお)及ばざるがごとし」であろう。安全重視のあまりに国内で発言しなかった、消費税増税という超重要政治決断を国際舞台で表明、国際公約を先行させてしまってはいけない。税金を払うのは各国首脳でなく、日本の国民...
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2011-11-05 11:11
だれもソ連崩壊を予測できなかった?
山本 勇一
元大学教師
飯島一孝氏の10月31日付け本欄への投稿「ソ連崩壊を予測できなかった日本のロシア・東欧専門家」によれば、過日、そのような結論の研究報告会が開催されたそうである。確かに、自己反省やそのための自己批判は、必要であり、かつ評価されるべきであるが、それが実は姿を変えた自己防衛や自己正当化であれば、問題の根...
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2011-11-04 19:04
小話から読み取るメドベージェフ大統領不出馬の理由
飯島 一孝
ジャーナリスト
このほどロシアで、国内IT産業関係者が一堂に会する「インターネット週間フォーラム」が開かれた。その休憩時間中に、参加者の間で広まったアネクドート(小話)が話題になっている。プーチン首相がメドベージェフ大統領に、来春の大統領選への立候補を許さなかったのは、メドベージェフ氏がインターネットに時間をかけ...
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2011-11-02 09:54
TPP VS 日米FTA
緒方 林太郎
衆議院議員(民主党)
最近、党内会合で「TPPはダメだが日米FTAであれば良い」みたいな議論が出てきています。何となくそうなのかな、と思われる方も多いと思います。しかし、これが全く違うのです。先日の党内のプロジェクト・チームで、私は強くこの点を力説しました。発言した時は参加した議員から特段の反応もなかったので「うーん、...
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2011-11-01 10:07
政治家は国民に対する義務を果たせ
湯下 博之
元駐フィリピン大使
臨時国会が開かれ、野田首相の所信表明演説が行われた。その中で首相は「今、私たち政治家の覚悟と器量が問われています」と述べたが、正にそのとおりである。東日本大震災を通じて、多数の日本国民の優れた特性が示された反面、政治の貧困が今さらのように浮き彫りになっている。
野田首相が掲げた政策は、臨...
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2011-11-01 06:50
野田、TPP参加へじわり包囲網
杉浦 正章
政治評論家
首相・野田佳彦の本会議答弁を聞けば前向きと受け取らないわけにはいくまい。ぐらりと環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に傾いたとみる。野田は「一般論として、交渉の中で国益を最大限追求することは当然のことであり、国益に合致するよう全力を尽くして交渉に臨むべきだ」と述べたのだ。たとえ「一般論」と前置き...
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2011-10-31 10:38
ソ連崩壊を予測できなかった日本のロシア・東欧専門家
飯島 一孝
ジャーナリスト
1991年のソ連崩壊から20年目の今年、これに関する様々な催しが行われているが、ロシア・東欧の研究者が一堂に会した研究会が10月22、23の両日、埼玉県川越市の東京国際大学で開かれた。ロシア・東欧学会が中心になり、初日は「ソ連崩壊20年とその後の世界」をテーマに2つのセッションが行われ、歴史的な体...
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2011-10-28 10:05
(連載)「プーチン復帰で平和条約問題前進」という幻想(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
2000年9月、森首相とプーチン大統領の合意で、平和条約問題の解決に寄与するためとして「日露フォーラム」が創設された。驚くべきことに、翌年のその第1回会議に日露問題専門家として政府がロシアに送り込んだのは、2島論者として長年政府、外務省と対立していた和田春樹東大教授(当時)であった。さらに、プーチ...
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2011-10-27 11:15
(連載)「プーチン復帰で平和条約問題前進」という幻想(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
「プーチンが大統領に復帰したら、平和条約交渉が前進する」という楽観論がわが国の一部に生まれているが、幻想である。メドベージェフが大統領になったとき、「リベラルな人物だから日本に対して柔軟な態度をとるだろう」との幻想を、日本の専門家や外務省幹部の一部も抱いた。しかし現実には、メドベージェフは北方領土...
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2011-10-27 07:05
TPPが農業再生に直結することを理解せよ
杉浦 正章
政治評論家
環太平洋経済連携協定(TPP)参加問題のすべては、農業人口の“超高齢化”の危機に尽きる。放置すれば、数年を経ずして日本の農業は滅びるのだ。端的に言えば、座して死を待つのか、TPPで打って出て、崩壊する農業を税金で守る国力を維持するのか、の選択なのだ。捨てておけば農業・工業抱き合い心中の構図となる。...
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2011-10-26 10:22
見えない野田政権の外交・安保観
尾形 宣夫
ジャーナリスト
パネッタ米国防長官の来日で、普天間移設問題の迷走が一段と明らかになった。長官と会談した野田首相はじめ玄葉外相、一川防衛相は、いずれも日米同盟の深化を確認し、普天間飛行場を名護市辺野古に移設するための環境影響の評価書を年内に県へ提出する考えを伝え、米側にも普天間移設とパッケージになっている在沖縄米海...
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2011-10-26 02:29
六辻彰二様から教えられたこと
宮崎 厚
ベンチャー企業顧問
10月23~25日にかけて当政策掲示板に連載された六辻彰二様のご投稿「(連載)「アラブの春」「ロンドン暴動」「ウォール街占拠」の異同(1~3)」を読んで、とくに「ハンナ・アレントによれば『青年マルクスがフランス革命から学んだのは、貧困は第一級の政治的力になりうるということであった」というくだりを読...
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2011-10-25 17:38
国際経済学協会 第16回北京大会に出席して(再論)
池尾 愛子
早稲田大学教授
7月29日付け本欄に「北京で開催された国際経済学協会第16回世界大会に出席して」と題する投稿をしたが、そのときから少し時間は経ったものの、当時から懸念として残っていること、関連して気になることが幾つかあり、それらはこの政策掲示板「議論百出」で共有してよいことでもあるように思われるので、そうした事柄...
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2011-10-25 09:40
(連載)「アラブの春」「ロンドン暴動」「ウォール街占拠」の異同(3)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
二大政党制が定着している国では、政権交代によるドラスティックな方針転換が、制度上は可能です。とはいえ、現実には大企業や組織力のある労働組合など、特定の社会勢力の発言力は、政権交代があっても容易に衰退することはありません。政権が交代しても大きな変化がないなかで、議会制民主主義そのものに対する不満が鬱...
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2011-10-24 10:46
カダフィ氏の死亡とプーチンの再登場
大沼 瑞穂
東京財団研究員・政策プロデューサー
一人の独裁者がまた民衆の手によって葬られました。しかし、リビアの新国家づくりの将来は決して明るいものではありません。エジプトでは、ムバラク政権が倒された後も、混沌状態は続き、軍部と民衆の対立は深まっています。リビアでもすでに、国民評議会内の不和が外に聞こえ、漏れている状態です。ヨーロッパは、ギリシ...
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2011-10-24 09:35
(連載)「アラブの春」「ロンドン暴動」「ウォール街占拠」の異同(2)
六辻 彰二
横浜市立大学講師
ただし、そういうフラストレーションを晴らすこと自体が目的であったため、政府や社会に対して建設的な異議申し立てを行うというより、露骨な略奪という犯罪行為に向かったと捉えられます。一方で、そういう行為が社会の多数派の支持を得られるはずもなく、また暴動の参加者も、既存の社会そのものの転換を図ったとはいえ...
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