国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2012-01-16 10:15

(連載)金正日総書記死亡の報に接して思うこと(1)

六辻 彰二  横浜市立大学講師
 金正日総書記がついに死亡しました。この数年来、体調不良が伝えられていたので、ある意味では驚くことでないのかもしれませんが、それでも唐突の感は否めません。昨年9月に出版された『世界の独裁者』(幻冬舎)で取り上げた20人のうち、カダフィに次いでの死亡です。果たして、これで北朝鮮がどうなるのか。TVをみ...▶続きはこちら
2012-01-15 01:30

(連載)波乱含みの今年の日本と米中露の関係!(2)

飯島 一孝  ジャーナリスト
 とはいえ、中国は昨年、GNP世界第2位に躍り出て、大国主義的なナショナリズムが高揚しているので、日本周辺で何が起きるかわかりません。とくに尖閣諸島や南沙諸島周辺で領土をめぐる紛争が起きる恐れは十分にあります。日本は2010年のようなトラブルを起こさないよう、早めの対応が必要です。この面では米国とだ...▶続きはこちら
2012-01-14 15:10

パラレル・ヒストリー開始

池尾 愛子  早稲田大学教授
 2010年4月30日に本欄で紹介した国際会議(テーマは「計量経済学史」)の成果が、平易な英語で書かれた論文集としてようやく昨2011末に公刊された。現在では、データを自分で収集するか、既存のデータベースを利用するかして、コンピュータ上で統計的処理をすることが、計量経済学という専門分野以外でも定着し...▶続きはこちら
2012-01-14 14:14

(連載)波乱含みの今年の日本と米中露の関係!(1)

飯島 一孝  ジャーナリスト
 日本を取り巻く国際関係は今年どう動くでしょうか。今年は日本周辺の大国である米国、中国、ロシアとも指導者の交代があり、大きく揺れ動く可能性があります。しかも、北朝鮮の指導者交代も始まっているので、変数が大きく、予測は難しいと思います。でも、難しければ難しいほどやりがいがあるというものです。当たらずと...▶続きはこちら
2012-01-12 06:53

小沢裁判、深まった「疑惑の心証」

杉浦 正章  政治評論家
 民主党元代表・小沢一郎の弁護団は、2日間にわたる被告人質問について「証言がぶれなかった」と無罪への手応えを感じているようだが、何を聞かれても「記憶にない」「秘書がやった」を繰り返させておいて、「ぶれなかった」もないものだろう。焦点は事件への小沢の関与を浮かび上がらせることが出来たか、裁判官に「疑惑...▶続きはこちら
2012-01-11 09:56

(連載)北朝鮮を存続させている国際構造を見よ(2)

酒井 信彦  日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
 そして今から20年前、ソ連の衛星国であった東欧諸国が民主化され、ソ連自体も崩壊して15の国家に分裂し、共産主義の支配が終焉した。それに伴って東アジアにおけるソ連の衛星国であったモンゴルは、民主化を遂げた。しかし同じ東アジアでも、冷戦体制の崩壊と言いながら、北朝鮮は共産主義支配が続き、民主化できなか...▶続きはこちら
2012-01-10 10:04

(連載)北朝鮮を存続させている国際構造を見よ(1)

酒井 信彦  日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
 北朝鮮の金正日総書記が、12月17日に急死し、それが19日に公表された。たちまち日本でも大騒ぎになって、マスコミは新聞もテレビも大報道に明け暮れている。しかし私には、それほどの大事件とも思われない。そもそも金正日は、国民の命を軽んずる我がまま男かも知れないが、強力な独裁者なのであろうか。その父親・...▶続きはこちら
2012-01-07 00:03

(連載)日米両国で注目される今年の課題(2)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 米国にはOWS運動と同じような主張を掲げて戦っている非営利団体が多数存在します。その一つである『People For the American Way』 (PFAW)は現在、米国最高裁の判事クレアランス・トーマスについて、「20年間、妻の収入を故意に公表していなかった」との理由で、1978年に制定...▶続きはこちら
2012-01-06 08:06

(連載)日米両国で注目される今年の課題(1)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 世界は様々な混迷をひきずったまま2012年の幕を明けました。ヨーロッパ経済は莫大な負債と赤字により益々困窮化し、「新たな景気後退の波が押し寄せる」と専門家は予測しています。多くのヨーロッパ諸国の政府は大幅な出費の削減を打ち出しているようです。負債問題に加えて、日本や米国も同じく昨年から山積している...▶続きはこちら
2012-01-06 06:50

「小沢新党」では展望は開けない

杉浦 正章  政治評論家
 最近の小沢一郎の政治行動をみると、「解散・総選挙恐怖症」の一語に尽きる。小沢にとっての総選挙は小沢グループの総崩れに他ならないからだ。しかし政局の流れは通常国会中の解散にあり、いくら小沢がもがいても抗し切れないものであろう。大震災以来10か月も放っておいた地元岩手を正月早々回ったのも、早期解散を意...▶続きはこちら
2012-01-01 10:38

新年明けましておめでとうございます

伊藤 憲一  グローバル・フォーラム執行世話人
 政策掲示板「議論百出」の全国および全世界の愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、この政策掲示板も、2006年4月1日のスタートから数えて、6度目の正月を迎えることになりました。この間に愛読者、そして投稿者の皆様のネットワークは着実な広がりを見せ、毎日数万人の皆様からアクセスを受けて...▶続きはこちら
2011-12-31 00:40

(連載)国連の場から見た世界情勢(2)

兒玉 和夫  国連日本政府代表部次席常駐代表
 第四に、チュニジア、エジプト、リビア、イエメン、シリアにおいて生起しつつある政治革命への国連安保理の関与についてです。関与の度合いは、個別事案ごとに様々でしたが、基本的には、「国民の民意を反映した政治体制」への動きを一貫して支持し続けたという意味で、国連は、恐らく歴史の審判を受ける際には、正しいと...▶続きはこちら
2011-12-30 14:34

(連載)国連の場から見た世界情勢(1)

兒玉 和夫  国連日本政府代表部次席常駐代表
 2011年という年は、日本のみならず世界にとっても格別の意味をもつ年となったと思います。恐らく、この20年間というタイム・スパンで見れば、冷戦の終了という世界史的意義ある1989年に劣らない意義ある1年であったのではないか。中東・北アフリカ地域に生起した「アラブの春」という民主主義革命は、チュニジ...▶続きはこちら
2011-12-27 09:42

(連載)領海の無害通航権について考える(2)

緒方 林太郎  衆議院議員(民主党)
 更に調べてみると、アルバニア、アルジェリア、アンディグア、バルバドス、カーボ・ヴェルデ、コンゴ、グレナダ、モルディブ、ミャンマー、オマーン、パキスタン、フィリピン、ルーマニア、セント・ヴィンセント、セイシェル、ソマリア、スリランカ、スーダン、シリア、ベトナムは事前許可制、バングラデシュ、クロアチア...▶続きはこちら
2011-12-26 14:09

TPP交渉をめぐる議論について思うこと

池尾 愛子  早稲田大学教授
 この秋学期の授業の際に学生から出てきた要望の中に、「TPPについて説明してほしい」というのがあった。TPPはもちろん「環太平洋経済連携協定」のことで、本掲示板や姉妹団体の掲示版でも既に何度か取り上げられている。学生のことは公の場では余り書きたくないが、彼らの一部では、貿易のメリットとデメリットは何...▶続きはこちら
2011-12-26 09:50

(連載)領海の無害通航権について考える(1)

緒方 林太郎  衆議院議員(民主党)
 昔から「領海の無害通航権」について書いています。大学時代、六法も条約集も持たないいい加減な法学部生だった身なのですが、外務省条約課に配属されたのが運の尽きでして、すっかり国連海洋法条約を学ばされてしまいました。その流れです。国連海洋法条約第17条では、領海の通過には無害通航権が認められています。こ...▶続きはこちら
2011-12-23 00:31

(連載)危機管理能力の無さを露呈した野田政権(3)

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 わが国の安全保障と切り離せないこの事態に日本がどう向き合わなければならないかは、火を見るよりも明らかだろう。東アジア情勢の急変も予測しなければならないのだから、安全保障会議は的確な事態の把握に努めるのが当然だ。にもかかわらず、安保会議はわずか10分で終わった。メンバーが顔をそろえて首相の指示を聞い...▶続きはこちら
2011-12-22 09:32

(連載)危機管理能力の無さを露呈した野田政権(2)

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 まず問題となるのは、北朝鮮メディアの「特別放送」予告が、前述のような官房長官の「何を発表するのか分からない」に表れたように、政権内で少しも「何かがあるのでは?」と予感するものがなかったことである。「空白の2時間」だったと言っていい。 加えて理解に苦しむのは、午後1時から開かれた安全保障会議である。...▶続きはこちら
2011-12-21 16:52

(連載)危機管理能力の無さを露呈した野田政権(1)

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 国民の生命・財産を守るための国家の危機管理に問われるものは、有事における政権の沈着冷静な判断と揺るがない覚悟であろう。そのために政権は、たゆまぬ日頃の研鑽(けんさん)に裏打ちされた政治哲学と実行力が求められる。12月17日に死去した北朝鮮の金正日総書記のニュースは、少なくとも現時点では誰もが予想で...▶続きはこちら
2011-12-19 16:36

ブラジル日系人の現実が予告する日本の未来

酒井 信彦  日本ナショナリズム研究所長・元東京大学教授
 産経新聞に「希望大国 ブラジル」と題する、ブラジルを取り上げたシリーズの記事がある。各部ごとに数回ずつ断続的に掲載されて来て、最近の第6部で終了するという。その第6部は11月29日から12月5日まで5回に渡り、標題に「日伯の懸け橋」とあるように、ブラジルの日系人についてである。その第1回目の内容は...▶続きはこちら
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