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2010-09-24 15:00
在沖米海兵隊のグアム移転凍結の意味を考える
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
米国防総省が9月21日に、沖縄に駐留する米海兵隊約8000人をグアムに移転する計画について、環境影響評価書最終版(FEIS)を踏まえた事業計画を決定し、発表した。同計画書には、隊員や施設整備作業員らの急激な流入に伴うインフラ不足を招かないよう、海兵隊の移転のペースを遅らせる「適応性のある計画管理」...
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2010-09-24 13:20
(連載)コーラン焼き討ちで尖鋭化するオバマ・ディバイド(2)
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
オバマ・ディバイドは外交政策でも強まっている。メディアの中にはオバマ氏のプラハ演説とカイロ演説をブッシュ氏のカウボーイ外交からの決別として歓迎する者もあるが、保守派の論客達は「アメリカが国際社会で果たしてきた指導的地位を謝罪するかのようだ」として両演説を批判している。APECシンガポール首脳会議で...
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2010-09-24 11:21
(連載)尖閣問題処理の3本の柱(1)
湯下 博之
元駐フィリピン大使
尖閣諸島の領海内で起きた海上保安庁の巡視船と中国漁船の接触事件は、中国の国内事情を反映してか、急速に問題がふくらんでしまい、両国首脳レベルを含む各分野の両国間交流にも支障を来たす状況になってしまった。誠に遺憾なことであり、このようなことが繰り返されることは断じて防がなくてはならないし、今回の事件の...
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2010-09-23 20:59
(連載)コーラン焼き討ちで尖鋭化するオバマ・ディバイド(1)
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
9・11テロ攻撃から9周年の記念日は、コーラン焼き討ちの騒ぎにみまわれた。それはバラク・オバマ大統領がグランド・ゼロ付近にモスク建設の計画を許可したことへの抗議である。確かに9・11攻撃によってアメリカ国民の間での反イスラム感情が高まったので、国民全体が惨事のトラウマからいまだ覚めやらぬ時期に、物...
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2010-09-23 12:42
(連載)中国天津での国際シンポジウムに出席して(2)
池尾 愛子
早稲田大学教授
私の発表テーマは、昨年に続いて金融問題となった。今年のテーマは「1997年東アジア通貨危機と2008年アメリカ金融危機の比較」で、今年最初に届いた会議案内にあった論点一覧から拾い上げたものであった。IMFの介入、非介入という大きな相違がある一方で、金融機関が流動性不足に陥って危機が広がっていく様子...
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2010-09-22 15:22
(連載)中国天津での国際シンポジウムに出席して(1)
池尾 愛子
早稲田大学教授
「東アジア・モデルと地域発展:世界金融危機における再思考」と題するテーマの国際シンポジウムが、9月10-12日に南開大学日本研究院主催・国際交流基金後援により天津市内で開催された。同研究院主催の会議には昨年9月にも出席したので多少なりとも心に余裕はあったが、発表者の顔ぶれは大きく変わり、昨年の会議...
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2010-09-22 07:39
「日本を試す中国」への譲歩は無用だ
杉浦 正章
政治評論家
さすがに老練な外交官の言葉は違う。元米国務副長官・アーミテージの「中国は(領有権問題で)どこまで許されるのか試そうとしている」との発言が、この問題を的確に言い当てている。逆に都知事・石原慎太郎の「やくざがやっていることと同じ」との感情的非難は、事態を増幅させるだけで、何の役にもたたない。この政治家...
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2010-09-21 10:28
(連載)アフガン下院議会選始まる(2)
石川 純一
フリージャーナリスト
カルザイ大統領は、このアフガン支援国会議で、アフガン政府にはびこる汚職が国際社会からの信用を失っている大きな要因になっていることから、汚職追及機関の権限強化や司法手続きの迅速化を行う考えを示して理解を求めた。
クリントン米国務長官はこれに対し、米軍の2011年夏からの撤退開始時期に言及した...
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2010-09-20 13:54
(連載)アフガン下院議会選始まる(1)
石川 純一
フリージャーナリスト
カルザイ政権の安定度を占う同国総選挙(下院議会選挙)の投票が9月18日、全国約6000カ所の投票所で始まった。総選挙に反対する反政府武装勢力タリバンが国民に投票ボイコットを呼び掛ける中で、当局は選挙関連施設や政府庁舎への襲撃を防止するための厳戒態勢を敷いた。カルザイ大統領は投票日前日の17日、「自...
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2010-09-17 12:17
9・11テロから9年:夜明けは近い
石川 純一
フリージャーナリスト
また9月11日が巡ってきた。米同時多発テロを目のあたりにして「これは戦争だ」とブッシュ米前大統領が絶叫してから9年が経過したことになる。2001年9月11日に発生した米同時多発テロは、その後、米軍のアフガン報復空爆、タリバン・アフガン政権崩壊を経て03年3月のイラク戦争開戦につながる。そしてイラク...
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2010-09-16 07:41
野党に抱きつかざるを得ない民主党政権の状況
杉浦 正章
政治評論家
9月16日で民主党政権発足1年になるが、この間日本の政治はどう変わったか。代表選挙での小沢敗退は、フランス革命での革命直後の過激派一掃を想起させる。現実遊離のマニフェスト至上主義派が敗北したといえる。首相・菅直人の現実路線が定着する流れとなった。内政は経済政策という名の社会政策が進み、外交は対米関...
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2010-09-14 09:56
(連載)米国のアジア回帰を歓迎する (2)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
クリントン米国務長官は、続けて、アジア太平洋地域には紛争を解決したり有効に信頼醸成に寄与するような国際的機構が存在しないことを指摘するとともに、そのような地域的枠組みを構築することを謳っている。具体的には、東アジア・サミットをそのようなものとして位置付けるという。また、ジャカルタにASEAN大使館...
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2010-09-13 10:22
(連載)米国のアジア回帰を歓迎する (1)
高峰 康修
岡崎研究所特別研究員
9月8日に米国のクリントン国務長官が、ワシントンにある著名なシンクタンクである外交評議会(CFR)において、今後の米国の外交方針全般を論じる長大な講演を行なった。この演説は極めて重要かつ歓迎すべきものである。
しかし、残念ながら、日本国内でのとり上げられ方は余りにも軽い。報道で最も目立った...
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2010-09-13 07:44
巨大党内野党の誕生で「脱小沢」は至難
杉浦 正章
政治評論家
かねてから思っていたことだが、小沢は民主党代表選挙に負けても、目的を果たすことはできる。その目的とは、首相・菅直人に「脱小沢」を修正させることだ。なぜなら小沢の獲得する議員票が菅と伯仲するということは、小沢支持勢力が巨大な「党内野党」としての誇示されることに他ならないからだ。菅が人事や党運営で無視...
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2010-09-11 10:47
(連載)金正日の中国訪問と中朝関係(2)
茂田 宏
元在イスラエル大使
中国側の発表のよれば、胡錦濤は「中国は、過去30年間ゆるぎなく経済開発という中心的課題に固執し、すべての面で社会主義近代化を推し進め、人民の生活を確保・改善するために改革・開放を進めてきた。経済開発は自分に頼ることを要求するが、外部世界との協力なしには達成しえない。これは国の発展を加速化するために...
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2010-09-10 13:05
(連載)金正日の中国訪問と中朝関係(1)
茂田 宏
元在イスラエル大使
金正日は8月26日―8月30日、胡錦涛の招待で中国を非公式に訪問した。訪問期間中、8月27日、吉林省長春で中朝首脳会談が行われた。会談前後、金正日は吉林省と黒龍江省の故金正日の足跡の残る場所と企業などの経済関連施設をいくつも訪問した。金正日は5月にも訪中しており、3ヵ月後の2度目の訪中は異例である...
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2010-09-08 07:28
菅、サポーター票軸に逆転優勢の目
杉浦 正章
政治評論家
後半戦に突入した民主党代表選挙の動向は、国会議員票で小沢一郎が僅差でリードするものの、地方議員と党員・サポーター票で菅が優勢な状況にある。問題は菅が国会議員票の劣勢を補える票を地方議員、党員・サポーター票で獲得できるかどうかにかかっている、という構図だ。もし国会議員が現状のままの僅差で推移すれば、...
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2010-09-06 19:36
小沢対菅における安保政策の立場の逆転
大沼 瑞穂
東京財団研究員兼政策プロデューサー
最近の小沢さんと菅さんの議論を聞いていて、気がついた面白い傾向があります。管さんは市民活動家として活動され、その思想的なバックグラウンドもいわゆる「左寄り」とされてきました。一方、小沢さんは自民党の保守政治家として改憲論を堂々と述べる、どちらかという「右寄り」の政治家と見られてきました。9月3日付...
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2010-09-06 18:50
イラク戦争のまっとうな「評価」には、なお時間が必要だ!
石川 純一
フリージャーナリスト
米軍のイラクでの戦闘任務が終了した。オバマ米大統領は8月31日夜、全米向けテレビ演説を行い、2003年から7年半に及んだイラクでの戦闘任務が終了したことを正式に宣言した。2001年9月11日の米同時多発テロから始まる21世紀初頭を象徴する対テロ戦争の1つ、イラク戦争は、米軍将兵4000人以上という...
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2010-09-05 23:37
ブレア新著から「イラク戦争は間違っていたのか」を問う
河村 洋
ニュー・グローバル・アメリカ代表
イギリスのトニー・ブレア元首相は、バラク・オバマ大統領がイラク戦争の終結を宣言したその日に、“A Journey”と題する新著を刊行した。これは偶然だろうか?いずれにせよ、オバマ氏が「ページをめくる」と宣言したのと同じ日に、ブレア氏の新著が店頭に並んだ。大統領選挙には反戦候補として登場したオバマ氏...
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