国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2010-06-02 09:42

(連載)普天間問題の残した課題(2)

湯下 博之  杏林大学客員教授
 普天間問題についての今日の日米合意が、この問題をめぐる「迷走」状態を通じて明らかになった沖縄の負担軽減と日本の安全保障という重要な問題を解決するための転機となり得るためには、次の三つの課題と取り組み、成果を挙げることが必要である。

 第一の課題は、普天間基地移設そのものについて、今回の日米...▶続きはこちら
2010-06-02 09:37

(連載)アメリカから「外国人労働者受け入れ問題」について考える (3)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 例えば、『The New York Times』は、町内会に集まった外国人労働者の怒りの声として、「冷淡」、「非人道的」、「近視眼的」などの表現を用いた当事者の批判をそのまま報じており、日系ブラジル人居住地域にとつては、種々の訓練プログラムを宣伝して、外国人労働者を魅了しようとしてきただけに、ショ...▶続きはこちら
2010-06-02 07:43

鳩山「続投」こそが「国難」に他ならない

杉浦 正章  政治評論家
 なぜ首相・鳩山由紀夫の薄ら笑いが気持ちが悪いかというと、蝋人形のようだからだ。その蝋人形が、薄ら笑いに加えて、今度は親指を立てた。幹事長・小沢一郎らとの会談のあと「やった」と言わんばかりにである。会談の中身は漏れていないが、鳩山にしてみれば、何か得るものがあったのだろう。だから親指を立てたのだ。し...▶続きはこちら
2010-06-01 09:50

(連載)普天間問題の残した課題(1)

湯下 博之  杏林大学客員教授
 半年以上にわたって日米関係をゆさぶり、近隣の友邦諸国に懸念を抱かせ、日本の政治を対外的に身動きのできないものにするとともに、国内で政治に対する信頼感を喪失させた普天間基地移設問題に、日米合意という一つの大きな動きが出た。

 沖縄県民の人達の反応は硬化していて、日米合意内容の実現は容易でないと...▶続きはこちら
2010-06-01 09:35

(連載)アメリカから「外国人労働者受け入れ問題」について考える (2)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 単一民族の伝統を維持させながら、他国との交流も積極的な姿勢で臨み、更に日本の経済の活性化も図る手段としては、両方とも日本で働く意志のある結婚しているカップルに限定することも考えられる。夫か妻のいずれかが「不熟練労働者」であった場合、必要に応じ、職業訓練の機会を与えることは、まさに人道的配慮のある外...▶続きはこちら
2010-05-31 08:53

(連載)アメリカから「外国人労働者受け入れ問題」について考える (1)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 日本フォーラムでは少子高齢化問題の対策として、経済的及び人道的理由による外国人労働者の受け入れ問題について討議されているようである。4月26日開催の「第33政策提言『外国人受入れの展望と課題』第3回政策委員会メモ」は、日本の外国人労働者受け入れ問題について改めて考る機会となった。アメリカ在住日本人...▶続きはこちら
2010-05-28 16:21

なぜ抑止力の議論をもっとしないんですか?

荒木 福則  無職
 おいおい、今の日本で行われている論議はなんなんだ。鳩山首相が「勉強してわかった」という抑止力とは何なんだ。なぜ確かめ、究明しないのだ。「なんとなく危なそう」だから、ここは無能な首相のせいにして、基地は沖縄に落ち着けばよい、と考えているのか。

 テレビで楽しそうに鳩山首相の無能を責めたりするこ...▶続きはこちら
2010-05-28 07:45

「馬鹿」「無能」ぶりを露呈した鳩山の全国知事会招集

杉浦正章  政治評論家
 こんな全国知事会がかってあっただろうか。4割が欠席して「無言の抗議」の意志を示し、終わったあとに罵詈雑言が飛び交う。首相・鳩山由紀夫の招集した知事会は、鳩山の暗愚さの再確認だけが際立ち、完全な失敗に終わった。行政機構の仕組みを理解していないまま、知事会で知事を説得しようというパフォーマンスを思いつ...▶続きはこちら
2010-05-25 15:27

(連載)タイの政治の今後(2)

茂田 宏  元在イスラエル大使
 アビシット首相は4月10日の治安部隊とデモ隊との衝突後辞職を望んだが、タイの旧支配層がそれを許さなかったと聞いた。その真偽は確かめようもないが、4月10日の衝突では25名もの死者が出ており、1960年の安保騒動で樺美智子さんがなくなった際のショックを思い出すと、首相辞任があったとしてもおかしくない...▶続きはこちら
2010-05-25 07:41

参院選は、民主惨敗、みんなの党躍進か

杉浦 正章  政治評論家
 ごうごうたる世論の責任追及論にもかかわらず、5月24日の民主党内は、まさに寂として声なしだった。「退陣要求」どころか、渡部恒三にいたっては「鳩山君に内閣をさらに継続して続けてもらわざるをえない。私の口から『鳩山君、退陣すべきだ』とは間違っても言わない」と、いつの間にか政権を支えはじめた。ツートップ...▶続きはこちら
2010-05-24 20:09

(連載)タイの政治の今後(1)

茂田 宏  元在イスラエル大使
 3月12日から始まったタイの反政府デモは、5月19日に治安部隊の攻撃を受けたデモ隊側が投降し、21日にアビシット首相が国民に向けたテレビ演説で「バンコックと各県の秩序を取り戻した」と宣言し、「国民和解のための措置を今後とる」と述べたことで、一応収拾された。タイ保健省は「5月14日から5月20日まで...▶続きはこちら
2010-05-20 09:53

(連載)オバマ大統領のクリーン・エネルギー開発政策について(4)

島 M.ゆうこ  エッセイスト
 『バイオ・サイエンス』誌によると、風原動機システムの環境問題はあまり懸念されていないが、大規模な土地を必要とするほか、空中の鳥が衝突したり、タービンに小さな鳥などが巻き込まれる可能性もある。太陽から放出される熱又は電気を生み出すソーラー・システムは、2050年までに大規模な電力資源になることが予測...▶続きはこちら
2010-05-20 07:28

空白で失われた「悪夢」の9ヶ月間

杉浦 正章  政治評論家
 歴代政権がガラス細工のように作り上げてきた普天間の辺野古移設問題を、首相・鳩山由紀夫は自らたたき壊しておいて、挙げ句の果てはそれをセメダインで貼り付け、「これが“決着”」と差しだそうと言うわけだ。辺野古埋め立ての日米合意に事実上戻るわけであるから、米国の了解も取り付けやすいだろう。米国の反対さえな...▶続きはこちら
2010-05-19 10:13

(連載)普天間基地移設問題に思う(2)

水野 勝康  社会保険労務士
 鳩山政権は、従来日米両政府が苦労を重ねて合意に達したものまで、たたき壊してしまった。民主党内だけでなく、連立を組む社会民主党が「あくまでも県外・国外移設でなければまかりならん」と言い続けている以上、議論が一周して現行案に戻れば、閣内不統一で総辞職ものである。連日の沖縄関係の報道を見ていると、県外・...▶続きはこちら
2010-05-19 09:36

(連載)オバマ大統領のクリーン・エネルギー開発政策について(3)

島 M.ゆうこ  エッセイスト
 アメリカでは、ジミー・カーター及びジョージ・H・ W・ブッシユの両元大統領が「原油は、国家安全保障に関わる重大問題である」と宣言している。1977年からに第39代大統領に就任したカーターは、当時ソ連がアフガニスタンを侵略した際、「アメリカへの原油の流入を妨げた」として、ソ連を非難している。カーター...▶続きはこちら
2010-05-18 08:58

(連載)オバマ大統領のクリーン・エネルギー開発政策について(2)

島 M.ゆうこ  エッセイスト
 我々の食生活も、燃料資源問題に無関係ではない。近年、特に豊かな国では肉の需要が高くなっている現状がある。肉の消費が増えれば増えるほど、家畜に与える穀物の需要が上がるため、穀物を原料とする食品の値段も上がる結果になる。もちろん、アメリカが最も肉製品を多く消費する国であるが、近年では日本や中国でも肉の...▶続きはこちら
2010-05-17 22:34

(連載)普天間基地移設問題に思う(1)

水野 勝康  社会保険労務士
 ラテン語に「pacta sunt servanda」という言葉がある。日本語に訳すと、「合意は守られるべし」という意味になる。ローマ法に由来する近代西欧法の基礎的な考え方のひとつで、私は千葉大学の田中宏治先生が大阪大学におられた頃、講義をはじめるにあたりこの言葉を教わった記憶がある。合意は守られな...▶続きはこちら
2010-05-17 07:33

「鳩山・一郎降ろし」はなぜ機能しないか

杉浦 正章  政治評論家
 日本の政治が「異常なる政権継続」の場面に立ち至った。紛れもなく資質のなさが露呈した首相・鳩山由紀夫はまさに「右往左往」の状態だが、聞くところによると、「千万人といえども吾往かん」の心境だそうだ。「政治とカネ」で居座る民主党幹事長・小沢一郎は「正義が行われない政治」の象徴となっているが、全く意に介し...▶続きはこちら
2010-05-17 02:21

(連載) オバマ大統領のクリーン・エネルギー開発政策について(1)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 オバマ大統領は2008年の選挙運動中、「海底原油掘削は、短期間でガソリンの値段を下げたり、国民の生活を潤すような効果はない。従って、清浄な環境づくりに向けたクリーン・エネルギーの開発を推進する努力をする」と述べている。しかし、今年3月30日の演説では「海底原油掘削を拡大する」と宣言した。4月20日...▶続きはこちら
2010-05-15 11:00

「日米対話:非伝統的安全保障における日米協力の推進」に参加して

田中 聡一郎  地域政策総合研究所専任研究員
  
 昨5月14日に東京の国際文化会館で、グローバル・フォーラムと米国の National Bureau of Asian Research (NBAR) の共催する国際シンポジウム「日米対話:非伝統的安全保障における日米協力の推進ー―海賊対策をめぐって」が開催され、私も参加することができた。
...▶続きはこちら
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