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2007-01-18 09:49
国際社会全体で取り組むべき水問題
松山 晶
大学生
12月20日付けで当政策掲示板「議論百出」に投稿された高橋一生氏の「水は平和構築の鍵である」という考察にはうなずけるものがある。しかし「安全な水」の利用における不平等が深刻な社会的・政治的摩擦を引き起こしていることも否めない。事態の打破に必要なのは、国際社会全体が水の安全保障に取り組むことだ。
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2007-01-15 19:57
安倍首相の欧州歴訪について
伊藤 英成
元衆議院議員
新年早々、安倍首相は英国、ドイツ、ベルギーおよびフランスの欧州4カ国を歴訪した。NATO訪問や欧州委員長との会談もあった。成果についてはいろいろ議論もあるが、私は次の点で評価したいし、今後の日本の対外関係に期待したい。
米国に先駆けて欧州を訪問し、欧州首脳との会談も含め、欧州重視の姿勢をし...
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2007-01-13 15:38
スーチー女史をどう評価するか
田島 高志
東洋英和女学院大学大学院客員教授、元大使
林田裕章氏の寄稿された「ミャンマーの暗いトンネル」を拝見した。その中で氏は「軍事政権はなぜアウン・サン・スー・チー女史の軟禁にこだわるのか」という疑問を提示しておられるので、その点についてコメントをさせて頂きたい。
普通に考えれば氏のような疑問を持たれるのは至極自然であろう。しかし、私は...
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2007-01-09 01:32
ロシアの問題は中国にも存在する
小笠原高雪
山梨学院大学教授
日本国際フォーラムの村上正泰主任研究員の1月8日付の投稿を興味深く拝見すると同時に、いくつかの感想を持ったので、今回はそのことについて記しておきたい。
村上氏は上記の投稿のなかで、石油・天然ガス開発事業の「サハリン2」をめぐる最近の動向に言及しつつ、「支配者が強権的手段を用いて権益を拡大し...
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2007-01-08 08:02
対露ビジネスには警戒心を持って臨むべき
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
伊藤憲一執行世話人が1月2日付の投稿「ポリトコフスカヤ、リトビネンコ連続暗殺事件に思う」で明快に指摘されているロシア国家の本質は、決して我々と無縁の世界の話ではない。石油・天然ガス開発事業の「サハリン2」をめぐって我々自身が直面する問題となっているのである。「サハリン2」はこれまでロイヤル・ダッチ...
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2007-01-05 00:10
久間初代防衛相の政権公約無視
伊奈 久喜
新聞記者
1月9日、防衛省が発足する。適切な例えかどうかはわからないが、非上場企業がようやく上場されたようなものだとすれば、社員の士気もあがるし、企業としての責任も重くなる。だが省になったからといって首相の指揮から独立したわけではない。自衛隊法第7条には「内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督...
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2007-01-04 09:42
連載投稿(2)石田梅岩や二宮尊徳に学ぶ
池尾 愛子
早稲田大学教授
ところで、日本で公正な取引や経済倫理のルーツをたどれば、江戸時代の商家の家訓や石田梅岩の石門心学、二宮尊徳の報徳思想に遡ることになる。石田梅岩(1685-1744)は、士農工商という職分制度の下で商人の営利活動を正当化する一方で、商人どうしの競争がはげしいなかでも誠心と公正な商売が大切であると諭し...
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2007-01-03 09:39
連載投稿(1)企業の社会的責任(CSR)
池尾 愛子
早稲田大学教授
貿易や海外直接投資など企業の国境を越える活動は、グローバル化推進因子である。民営であれ国営であれ企業が活動を継続していくためには、それぞれの地域社会や自然環境との調和を図り、社会的責任を意識した姿勢が要請されるはずである。つまり、その活動が各地域に及ぼす影響が大きいがゆえに、企業経営のリーダーたち...
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2007-01-02 22:12
ポリトコフスカヤ、リトビネンコ連続暗殺事件に思う
伊藤 憲一
グローバル・フォーラム執行世話人
最近のロシアをめぐって世界中の「多くのひと」が首をひねっている。反体制派ジャーナリストのポリトコフスカヤがモスクワの自宅で暗殺されたのにつづいて、同じく反体制派の元諜報機関員リトビネンコが亡命先の英国で毒殺されたからだ。これまでもプーチン体制を批判するたくさんの人たちが殺されてきたのだが(ジャーナ...
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2007-01-01 11:48
新年明けましておめでとうございます
伊藤 憲一
グローバル・フォーラム執行世話人
2007年を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。21世紀も7年目を迎えたわけですが、この7年の変化を思うとき、世界が急速に変化しつつあることを痛感します。曇りのない目で見てゆかないと、その変化の本質を見落とすことになりかねません。そもそも人類の歴史的時間の加速度的進行という事実があります。それ...
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2007-01-01 02:56
ミャンマーの暗いトンネル
林田裕章
日本国際フォーラム参与・主任研究員
「ミャンマー民主化の現状と課題」と題する田島高志氏の12月16日、18日付けの連載投稿を興味深く読ませていただいた。ご指摘の通り、ミャンマーは国土面積も広く、人口も5000万人を超え、かつ天然資源にも恵まれている。その国がもう長い間、政治的な閉塞状況に置かれている。1997年にアセアンに加盟はした...
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2006-12-31 07:03
連載投稿(3)中東諸国とFTAを結べ
太田 健一
大学生
ところで、中国問題より更に深刻で、我々日本人だけでなく、全世界を脅かす悪の枢軸国が日本の目と鼻の先に有る事を忘れてはならない。北朝鮮である。もう言うまでもないが、北朝鮮は日本人以外にも世界各国から、判っているだけでも8カ国から、何の罪もない人々を拉致し、苦しめている。最後には死んでいく被害者も数多...
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2006-12-30 10:01
連載投稿(2)対中包囲網を形成せよ
太田 健一
大学生
日本は、日米同盟を基本にして、台湾、シンガポール、インド、モンゴル、ネパールなどのアジア諸国とオーストラリアを含んだ巨大包囲網を作り、中国を封じ込めるべきである。それが、日本にとって、最低限の出費で、尚かつ同盟国の支持を得て、リスクを分担できる方法である。この戦略を実現し、成功するには2年以内のタ...
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2006-12-29 00:51
留学生奨励は双方向で
湯下 博之
杏林大学客員教授
世界、そして特に日本を含むアジア地域が大きく動いて行く中で、日本がその流れに取り残されたり、孤立したりすることなく、流れの中心にいて、流れを主導することは、21世紀の日本にとって、国の運命を決するほどの大切な課題である。日本がこの課題を成功裏にこなすためには、政治的にも経済的にもそれなりの力を持っ...
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2006-12-28 06:06
連載投稿(1)アジアのなかの日本
太田健一
大学生
「今世紀はアジアの時代だ」と言う言葉をよく聞くが、大半それは中国を意味している。そのことを我々日本人は知っているであろうか?最早世界の多くは関心対象を日本から中国に切り換えているのが、残念ながら真実である。日本はこのまま世界の注視から外され、この国の威厳を失い続けて良いのだろうか?我々国民が考えな...
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2006-12-27 12:02
イラク復興支援の国際的枠組みづくりの重要性
村田 晃嗣
同志社大学法学部教授
米中間選挙の敗北を受けて、ブッシュ政権は一層内向きにならざるをえない。外交問題といえば、イラク一色の観がある。案の定、再会された六者協議も成果を挙げなかった。イラク問題については、すでにベーカー元国務長官らが「イラク研究グループ」の報告書を提出している。イランやシリアとの外交交渉を模索するその内容...
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2006-12-26 23:31
元慰安婦の「償い事業」と「アジア女性基金」
西川 恵
ジャーナリスト
元慰安婦の「償い事業」に取り組んできた「アジア女性基金」(村山富市理事長)が2007年3月末で解散する。この12年間、韓国、フィリピン、オランダ、台湾の元慰安婦の女性計364人に「償い金」を支給し、医療・福祉支援を行ってきた。「償い金」は国民の募金(5億6500万円)から、医療・福祉支援は政府拠出...
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2006-12-25 09:50
防衛庁の省昇格に思う
佐島 直子
専修大学経済学部助教授
2006年12月15日、防衛庁の省移行と国際平和協力活動の本来任務化を内容とする防衛庁設置法の一部改正が、大多数の賛成で成立、2007年1月9日に、「防衛庁」は「防衛省」へ移行する。緊張の高まる北東アジアにあって、様々に役割を拡張する自衛隊は、より主体的で、迅速な組織体への移行をめざしているように...
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2006-12-25 06:36
イラク戦争の教訓について考える
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
米国の中間選挙における共和党の敗北や、ベーカー元国務長官とハミルトン元下院議員を共同議長とする「イラク研究グループ」による報告書の発表を受けて、米国の今後のイラク政策のあり方に注目が集まっている。79項目にものぼるイラク研究グループの報告書は、イランやシリアなどとの対話を行い、外交的な圧力をイラク...
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2006-12-20 11:12
「水」と「平和」の結びつき
高橋 一生
国際基督教大学教授
「水と紛争」というテーマがこの10年脚光をあびている。筆者もその議論に参加してきた。しかし、実態を検証すればするほど「水」と「紛争」との関係はあまり密ではなく、逆に「水」と「平和」の親和性が高いことがわかってきた。「平和」という語を使うことの気恥ずかしさはあるが、現実に、「水」と「平和」という結び...
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