国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2012-03-15 08:55

米英両首脳によるアフガン撤退宣言

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 オバマ大統領は、イギリスの首相、ディビッド・キャメロン首相をホワイトハウスに招待し、両国同盟関係の強さと重要性を再確認する中で、両国の貿易拡大、雇用機会の強化、アフガニスタン撤退問題、シリア、イランの情勢について2国間協議を行ったと伝えられている。本日3月14日(当地時間)、短時間の合同記者会見を...▶続きはこちら
2012-03-15 06:55

亀は「鳴かない」、「泣く」のだ

杉浦 正章  政治評論家
 「亀鳴く」は俳句で春の季語だ。亀が鳴くようなのどかな季節を象徴している。拙句に「この昼は四天王寺の亀鳴けり」(毎日俳壇1席)がある。ところが政界の「亀」は無粋にも吠えまくっている。消費増税法案をめぐる国民新党代表・亀井静香の発言は、エスカレートの一途をたどり、いまや政権与党離脱の瀬戸際にまで到達し...▶続きはこちら
2012-03-15 00:16

(連載)原発の安全対策を急げ(1)

湯下 博之  元駐フィリピン大使
 東日本大震災から1年が経ち、3月11日には東京の国立劇場で政府主催の追悼式が行われた。式には心臓のバイパス手術後間もない天皇陛下が皇后陛下と共にご出席になり、深い感銘を与えるお言葉をお述べになった。

 大震災及び津波そしてそれに伴って生じた原発事故の犠牲者や被災者の方々には、あらためて心から...▶続きはこちら
2012-03-13 05:33

中国への国防費透明化要求はあまり意味がない

高峰 康修  日本国際フォーラム 客員主任研究員
 中国の国防費は、1989年以来、2010年を除いて毎年2ケタの伸びを続け、2012年の国防予算は、前年比11.2%増の6702億7400万元(約8.7兆円)に達することとなった。これはまた、胡錦涛政権下の10年で、中国の国防費が約4倍になったことを意味する。3月4日に2012年の中国の国防予算を発...▶続きはこちら
2012-03-12 06:50

水面下でささやかれる野田・小沢激突回避の動き

杉浦 正章  政治評論家
 民主党内に垣間見える“変化”をどうとらえるかだ。副総理・岡田克也ら野田サイドにも、元代表・小沢一郎の側にも、微妙なニュアンスの変化が生じているのだ。これは間違いなく裏で接触が続いていることを物語るとしか思えない。消費税増税法案の閣議決定を目前にして、そのまま激突の流れか、一転して首相・野田佳彦と小...▶続きはこちら
2012-03-10 01:08

(連載)オバマ新戦略は「超大国の自殺行為」?(3)

河村 洋  市民運動家
 2010年12月に日本国際フォーラムが主催した「外交円卓懇談会」で、私はインドネシア戦略国際問題研究所のリザール・スクマ所長に「インドネシアによる中東の民主化への貢献の可能性」について質問した。スクマ氏は「インドネシアはイスラム文明の周辺に位置するので中東には影響力がない」と答えた。私の質問は「ま...▶続きはこちら
2012-03-09 10:01

(連載)オバマ新戦略は「超大国の自殺行為」?(2)

河村 洋  市民運動家
 さらに、アジア経済は自分達だけで勝手に成長することはできない。アジアの繁栄は域外の天然資源供給と輸出市場に強く関わっている。アジアでの急速な工業化と都市化を支えているのは中東からの石油の輸入である。また中東はアジアからヨーロッパに向かうシーレーンでもある。ユーロ圏の金融危機によって、アジア諸国は自...▶続きはこちら
2012-03-08 18:03

(連載)オバマ新戦略は「超大国の自殺行為」?(1)

河村 洋  市民運動家
 オバマ政権は今年の年頭に国家安全保障の重点を中東からアジア太平洋地域に移すという新国防戦略を公表した。しかし、この「アジア回帰」として知られる新戦略が軍事支出の大幅な削減と表裏一体であることを忘れてはならない。中国の台頭とそれがもたらす予測不能な影響に鑑みて、アジア諸国民がオバマ新戦略を歓迎するこ...▶続きはこちら
2012-03-08 09:07

「階級意識」をむき出しにした米国の大統領選挙と税制改革問題

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 11月の大統領選挙キャペーンは「階級闘争」の様相に転じている。オバマ大統領が昨年9月から提起している税制改革の中で、赤字財政減少措置として、「100万ドル以上の収入のある金持ちは、少なくとも30%の税金を支払うべきだ」との増税案を発表したため、共和党の下院予算委員長であるポール・ライアン氏が「階級...▶続きはこちら
2012-03-07 08:24

(連載)北方領土交渉:日本政府はこの「チャンス」を生かせるか?(2)

飯島 一孝  ジャーナリスト
 日本政府は、このプーチン氏と再び切り結ばなければならないが、この問題が発生してからすでに66年も経っており、これ以上解決を遅らすわけにはいかないのも現実である。では、日本側としてどう対応すべきか。以下に3点を上げてみたい。第1に、日本にとってプーチン氏は最強だが、最良の交渉相手とも言える。領土交渉...▶続きはこちら
2012-03-07 06:56

野田・小沢会談でも“融和”は無理

杉浦 正章  政治評論家
 水と油どころか、水と重油を合わせても、混ざり合うわけがない。かき回しても、すぐに分離する。民主党内で首相・野田佳彦と元代表・小沢一郎の融和を求める声が3月7日相次いだが、会談しても合意は極めて困難だろう。「それが出来れば、世話はない」と官邸筋は漏らしているという。なぜなら、消費増税と解散という政局...▶続きはこちら
2012-03-06 08:43

(連載)北方領土交渉:日本政府はこの「チャンス」を生かせるか?(1)

飯島 一孝  ジャーナリスト
 ロシアの大統領選直前、日本など西側のメディアと会見したプーチン首相は、自分から北方領土問題を持ち出し、「最終的に解決することを強く望んでいる」と語った。一方で、日本側の譲歩を求めているが、プーチン氏がこれまでのしがらみを乗り越えて解決への強い意欲を示したことは間違いない。問題は、日本政府・外務省が...▶続きはこちら
2012-03-04 12:04

ドイツの太陽光発電全量買取廃止決定が促す「太陽光神話」再考

高峰 康修  日本国際フォーラム 客員主任研究員
 ドイツは、再生可能エネルギーによる電力の全量固定価格買い取り制度により再生可能エネルギーによる発電量を急速に増加させることに成功した、再生可能エネルギー利用促進の最先進国であると見做されてきた。そして、とりわけ、3.11後の我が国においては「ドイツを見習うべき」との議論が一部で高まっており、彼らが...▶続きはこちら
2012-03-03 19:12

グローバル・フォーラム「世界との対話」に出席して

池尾 愛子  早稲田大学教授
 3月2日に、グローバル・フォーラム、復旦大学(中国)、南洋理工大学(シンガポール)、日本国際フォーラムの共催により、「世界との対話:新興国の台頭とグローバル・ガバナンスの将来」が都内で開催された。対話は2つのセッションに分かれ、第1セッション「スマート・パワー時代におけるグローバル・ガバナンス」の...▶続きはこちら
2012-03-02 06:55

胸のすくような政治の舞台回し

杉浦 正章  政治評論家
 民主・自民の極秘党首会談は案の定賛否の声がごうごうと巻き起こったが、世の中目明き千人、盲千人だ。政局が見える者は理解し、見えない者は怒る。はたしてその実態はと言えば、久しぶりに胸のすくような政治の舞台回しが行われたということだろう。首相・野田佳彦も自民党総裁・谷垣禎一も否定しているが、全紙に報道さ...▶続きはこちら
2012-02-29 11:21

(連載)アダム・スミスが今の中国をみたら(2)

六辻 彰二  横浜市立大学講師
 ただし、中国政府はアダム・スミスの考え方の残りの部分を全く見落としているようにも思います。経済学者として後世に伝えられるアダム・スミスは、グラスゴー大学で倫理学教授、道徳哲学教授などを歴任しました。彼にとって経済は一つの領域に過ぎず、人間社会を貫徹する正義や道徳、規範といったものの延長線上にあるべ...▶続きはこちら
2012-02-28 10:00

(連載)アダム・スミスが今の中国をみたら(1)

六辻 彰二  横浜市立大学講師
 最近、論文を一本書き上げて提出しました。タイトルは「ガーナにおける中国の進出-その受容と警戒-」。西アフリカのガーナに中国が進出する様相と、それに対するガーナ側の反応を検討したものです。2000年代のアフリカには中国の進出が目立ちます。欧米諸国と異なり、援助や融資に人権保護などの政治的条件をつけず...▶続きはこちら
2012-02-28 06:56

野田訪沖に見る“アリバイ作り”の虚飾

杉浦 正章  政治評論家
 「辺野古への移転が唯一有効」とする首相・野田佳彦と、それを「無理」とする沖縄県知事・仲井間弘多との会談は、平行線をたどった。根底には、出来ないものを粉飾しようとする民主党政権の虚飾の体質がある。少なくとも野田は、自らの政権で普天間移設が実現するとは思っていまい。そうだとすれば、国内向けにも対米関係...▶続きはこちら
2012-02-26 22:52

グローバル・フォーラムの「日米中対話」に出席して

池尾 愛子  早稲田大学教授
 2月24日にグローバル・フォーラムの主催する「日米中対話:変容するアジア太平洋地域と日米中関係」という三角対話が都内で、日本国際フォーラム、カーネギー国際平和財団、中国社会科学院中国アジア太平洋学会の協賛を得て開催された。この対話は大きく2つのセッション分けられた。第1セッション「成長するアジアと...▶続きはこちら
2012-02-23 20:34

第6回「太平洋・島サミット」に期待する

高峰 康修  日本国際フォーラム 客員主任研究員
 今年の5月25・26日に、沖縄県名護市で、第6回「太平洋・島サミット(PALM6)」が開催される。「太平洋・島サミット」は、「太平洋島嶼国・地域が直面する様々な問題について、首脳レベルで率直に意見交換を行うことによって、緊密な協力関係を構築し、日本と太平洋島嶼国の絆を強化するために、1997年から...▶続きはこちら
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