国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2012-01-30 06:53

維新の会へ“ただ乗り”狙う「後期高齢新党」

杉浦 正章  政治評論家
 新党というとわくわく感が多少なりとも生ずるものだが、「いや~な感じ」が先行するのはなぜだろうか。ちょっと考えてみれば分かることだ。老獪(ろうかい)政治家による、“あやかり商法”が根底にあるからだ。「石原新党」は、自らの人気・力量に自信のない後期高齢政治家たちによる「大阪維新の会」への「薩摩守忠則」...▶続きはこちら
2012-01-29 00:35

「議事録なし」という民主党政権の恥ずべき無能ぶり

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 政治が現状を憂いて、国民に苦しみを分かち合おうと呼びかけるのは間違いではない。だが、その政治に「信」や「真(まこと)」がなかったらどうだろう。あるいは、政治が当たり前に果たすべき責任・義務を放棄したら、国民は救われない。そういった政治の実体が野田政権の下で明らかになった。いわゆる、政府の大震災対応...▶続きはこちら
2012-01-28 01:04

(連載)オバマ大統領の一般教書演説に思う(3)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 大統領は最後に新たな国防構想について語り、米国軍の強さと団結力の素晴らしさは世界に誇れるものであることを力説した。9年ぶりに初めて、米国はイラクでの戦いを終え、20年間で始めて、オサマ・ビンラディンがもはや米国を恐怖に陥れることはなく、タリバンは崩壊し、アフガニスタンからの兵も帰国の途上につきつつ...▶続きはこちら
2012-01-27 00:37

(連載)「愚直」転じて「正攻法」に出た野田政権(2)

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 首相が国民の心情に訴えたもう一つの言葉は、最後の「むすびに」にある。そこでは次のように述べている。
 「私は、大好きな日本を守りたいのです。この美しいふるさとを未来に引き継いでいきたいのです。私は真に日本のためになることを、どこまでも粘り強く訴え続けます。今年は日本の正念場です。試練を乗り越えた...▶続きはこちら
2012-01-27 00:34

(連載)オバマ大統領の一般教書演説に思う(2)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 政府の取り締まりを強化する立案として、大規模の金融不正を取り締まるため、及び投資者を保護するため、不正を行った金融業界を処罰するための法を制定し、住宅危機に陥った原因と無謀な貸付調査を拡大するため、財政犯罪部隊(Financial Crimes Unit)も設立する計画を発表した。米国は自国の経済...▶続きはこちら
2012-01-26 19:08

(連載)「愚直」転じて「正攻法」に出た野田政権(1)

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 政権の正念場となる通常国会が開会、各党の代表質問も始まった。野田政権の迷走は誰の目にもはっきりしているだけに、少しも油断できない国会となりそうだ。本年度の第4次補正予算案、新年度予算案審議は、まるで雲をつかむような感じで展開するだろう。野田政権は、意地でも「社会保障と税の一体改革」を成案としようと...▶続きはこちら
2012-01-26 12:29

(連載)オバマ大統領の一般教書演説に思う(1)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 今年も昨夜午後6時(1月24日当地時間)から始まったオバマ大統領の一般教書演説をテレビで聴く機会があった。昨年1月8日、暗殺の犠牲者として、アリゾナのツーサンで頭を撃たれ、奇跡的に一命をとりとめ、現在リハビリ中の女性下院議員ゲイブリオ・ギフォードは、更なる療養のため、23日に議員の退陣を発表したば...▶続きはこちら
2012-01-26 00:04

(連載)オバマ政権の「アジア回帰」戦略への疑問(3)

河村 洋  ニュー・グローバル・アメリカ代表
 オバマ戦略への国際的な反応にも言及したい。オバマ氏が中東とヨーロッパから兵力を削減したことで両地域に懸念が広がっているが、オーストラリアはアジア回帰を歓迎している。費用対効果が高く、小規模で迅速で柔軟な軍事力という考えは、特に目新しいものではない。ドナルド・ラムズフェルド元国防長官が主導したように...▶続きはこちら
2012-01-25 07:02

野党演説を引用したのは、腹をくくった証拠

杉浦 正章  政治評論家
 首相・野田佳彦の施政方針演説の焦点は「何故かつての野党党首の演説を引用したか」に尽きる。どうも野田は解散・総選挙に向けて腹をくくったように見える。なぜなら前代未聞の引用は、対野党的には逆効果であり、まさに“けんか”を売ったことになるからだ。野党は代表質問で過去の野田発言の虚飾を突き、国会は泥仕合の...▶続きはこちら
2012-01-25 00:22

(連載)オバマ政権の「アジア回帰」戦略への疑問(2)

河村 洋  ニュー・グローバル・アメリカ代表
 こうした議論を踏まえたうえで、まず国防予算について述べたい。昨年の8月に通過した予算管理法案と11月の超党派拡大委員会での合意形成の不首尾によって、レオン・パネッタ国防長官には政策的に大きな制約が科されることになった。アメリカは全世界で中国、ロシア、イラン、北朝鮮、イスラム過激派テロなどの多様な脅...▶続きはこちら
2012-01-24 15:01

(連載)オバマ政権の「アジア回帰」戦略への疑問(1)

河村 洋  ニュー・グローバル・アメリカ代表
 オバマ政権は、軍事力の規模を削減する一方で、アメリカの国防政策の重点を中東からアジアに移すと表明した。これは全く馬鹿げている。確かに中国の脅威は急速に増大している。しかし、中国の拡張主義は東方ばかりでなく西方にも向かっている。アメリカがイラクとアフガニスタンから撤退してしまえば、中国はイランとパキ...▶続きはこちら
2012-01-23 11:34

パラレル・ヒストリー研究は既に始まっている

池尾 愛子  早稲田大学教授
 パラレル・ヒストリー研究は既に始まっている。英文論集『近世日本の経済思想』(Economic Thought in Early Modern Japan, Brill)が、ベティーナ・グラムリッヒ・岡とグレゴリー・スミッツの編集で、ドイツ、アメリカ、チェコ、日本の日本研究者の寄稿により、2010年...▶続きはこちら
2012-01-23 00:39

(連載)首相の強気発言の真意は?(2)

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 ではなぜ、野田政権はやみくもに攻勢に出たのだろうか。そのヒントの一つに今週初め(1月16日)の民主党大会がある。党大会で野田首相が言ったことを思い出してもらいたい。眼帯をつけた首相は壇上から、消費税増税法案の成立後に衆院の解散・総選挙を実施する考えを重ねて強調、さらに野党が抵抗して「法案をつぶした...▶続きはこちら
2012-01-22 13:21

(連載)首相の強気発言の真意は?(1)

尾形 宣夫  ジャーナリスト
 記録的な異常乾燥のせいでもなかろうが、野田政権の迷走が際立ってきた。政権自体が乾ききっていて、適度な湿りが必要になっているようだ。 首相によれば内閣改造で「最善、最強の布陣」ができ、懸案の「社会保障と税の一体改革」は元幹事長の岡田氏が副総理を引き受けてくれたから、後は強気で対野党折衝に臨めば相手も...▶続きはこちら
2012-01-22 00:07

(連載)米国における憲法改正要求の動き(2)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 多数反対派では、基本的に「法人は市民ではない」ため「選挙に影響を与えるような可能性のある献金をすべきではない」とする意見や、「多額の政治資金を寄付できない一般の国民は、結果的に疎外される政治体制になる」というのが目立った意見です。法人がある特定の政治家に無制限の政治資金を提供できる状況は、「法人に...▶続きはこちら
2012-01-21 08:05

(連載)米国における憲法改正要求の動き(1)

島 M. ゆうこ  エッセイスト
 2010年1月21日、Citizens United v. Federal Election Commission の裁判で、米国最高裁は、米国憲法修正第一条に基づき「政府は、法人及び組合による政治献金限度額を定めることは出来ない」とした判決を下しました。その後2年が経過した今日、米国各地で、この...▶続きはこちら
2012-01-20 06:55

大平の消費税政局と酷似してきた

杉浦 正章  政治評論家
 消費税がきっかけとなった政局は、過去にもあった。1979年の「40日抗争」をはさんでの自民党内抗争だ。筆者は官邸キャップとしてつぶさに見たが、最近は当時の首相・大平正芳と首相・野田佳彦がダブって見えてくる。酷似点は「政治生命を賭けて」消費税をやろうとしていることだ。そして内閣不信任案に同調しかねな...▶続きはこちら
2012-01-17 09:39

(連載)金正日総書記死亡の報に接して思うこと(2)

六辻 彰二  横浜市立大学講師
 軍にとっても、現在の体制の維持は大前提です。そのなかで、できるだけ発言力を大きくしようとし、さらに集団指導体制の下、金正恩や金敬姫らはある程度、軍の要望を呑まざるを得ない状況が生まれると考えられます。その意味では、一年、あるいは半年以内に、ミサイル実験が再び行われたり、あるいは昨年の延坪島砲撃事件...▶続きはこちら
2012-01-17 06:53

野田発言は“小泉流”刺客擁立の脅しだ

杉浦 正章  政治評論家
 独眼竜正宗のような切れ味鋭い1月16日の首相・野田佳彦の解散発言について、新聞は消費税法案での野党に対するけん制ととらえているが、果たしてそうか。折から仙台伊達藩では「新党きずな」に参加した候補に「刺客候補」を立てる話が進んでいる。むしろ野田発言は「小泉郵政解散」を意識した、小沢一郎へのけん制だろ...▶続きはこちら
2012-01-16 10:16

ユーロ危機の行方

池尾 愛子  早稲田大学教授
 昨2011年の秋、学生から「ユーロ圏の金融危機についての論文を教えてほしい」「ヨーロッパの金融・経済問題について説明してほしい」という要望が出た。そこで、欧州政策研究センター(Center for European Policy Studies、CEPS)のウェブサイトに掲載されている諸論文を紹介...▶続きはこちら
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