国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2023-08-23 13:47

移民受け入れ側の権利とは?

倉西 雅子 政治学者
 グローバリストが推進してきた移民政策は、権利保護の対象を移民に限るとする不平等で片務的な原則によって支えられてきました。言い換えますと、移民偏重の同原則が、受け入れ国側を公然と‘差別’していたと言っても過言ではありません(差別と逆差別は表裏一体・・・)。移民する側は、それが個人的な要求であっても自...▶続きはこちら
2023-08-21 11:51

終戦とは何だったのでしょうか?

岡本 裕明 海外事業経営者
 8月15日は日本人にとって当たり前すぎる終戦記念日ですが、それは日本の話で韓国や北朝鮮を除き、諸外国では9月2日とするケースが主流です。この違いは端的に言ってしまえば、天皇が玉音放送を通じて戦争を止めると国内外向けに述べたものの、諸外国はそれを聞いてはいるものの契約社会における明白な文書の締結が完...▶続きはこちら
2023-08-02 10:04

反乱したプリゴジンの命運は?

舛添 要一 国際政治学者
 ロシアの民間軍事会社ワグネルの「反乱」は、わずか1日で終わったが、その後、指導者プリゴジンはどうなっているのか。結論から言えば、もう御用済みで、いつ殺害されても不思議ではない。プーチンに刃向かえばそうなる。プーチンは、統治の手法の多くをスターリンに学んだ。政敵の粛清についてもそうである。KGB出身...▶続きはこちら
2023-08-02 09:32

米国の次世代ステルス戦略爆撃機

真田 幸光 大学教員
 私は、現実との折り合いをつける為にも、一定程度の軍拡は必要であると考えていますが、「行き過ぎた軍拡競争」の罠にはまると、「国防品輸出でもしない限り、国家財政を痛める」一方、「その軍拡競争に必ずしも勝てるとは限らない。即ち、最終的には、国力と言う体力勝負になり、その結果、やはり国力の強い国が勝ち残る...▶続きはこちら
2023-07-28 12:15

断絶化、孤立化が進む中国と国際社会の関係

岡本 裕明 海外事業経営者
 中国がより一層、不人気な国になりつつあります。政治的にも経済的にも主要国との関係が離反しており、西側諸国は時間をかけながらその影響からうまく逃れつつある、そんな様子がうかがえます。第3期目に入った習近平国家体制は明らかに見劣りします。声も聞こえず、国内はもがく、そんな様子を感じます。最近の中国をも...▶続きはこちら
2023-07-20 10:09

動きだした鬼門の対中外交

鈴木 美勝 日本国際フォーラム上席研究員
◆米国務長官からの電話 
 6月17日深夜、霞が関・外務大臣の執務室に電話がかかった。相手は米国務長官ブリンケン。バイデン政権の閣僚として初めて訪中するための専用機上からだった。普通なら訪問前に事務レベルを通じて日程が通報されるぐらいだが、極めて珍しいケースだ。外相・林芳正は地方での日程をこなして...▶続きはこちら
2023-07-18 16:53

バイデン再選に危険信号

赤峰 和彦 自営業
 2024年大統領選挙に向けバイデンvsトランプの再戦が注目視されているアメリカ。そんな中、6月22日にバイデン大統領に対する弾劾決議案が提出されました。弾劾決議案の採決強行は回避されましたが、ローレン・ボーバート議員が「特権決議」として提出した弾劾決議案を国土安全保障委員会と司法委員会に送ることを...▶続きはこちら
2023-07-14 17:28

鎮静化するアメリカのインフレと日銀の深謀遠慮

岡本 裕明 海外事業経営者
  アメリカの6月度消費者物価指数が発表され、総合は前年同月比3.0%(前月4.0%)、コアは4.8%(同5.3%)と物価の沈静化傾向がより鮮明となりました。これはアナリストの事前予想を上回る改善ぶりだったため、市場では歓迎され、株式や金市場は賑わっています。アメリカFOMCは先月の定例会合で利上げ...▶続きはこちら
2023-07-14 15:34

港湾にサイバー攻撃を受ける衝撃でなぜ国が防御しないのか

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 日本で一番取り扱い荷物が多い名古屋港において、その集荷搬出入を管理しているシステムがハッキングされた。このことによって5日と6日の名古屋港はほぼストップしてしまっている。名古屋港は五大港のうち東京港、横浜港、大阪港、神戸港がそれぞれ単独の行政区域内で構成されるのに対し、名古屋港は複数の自治体に跨り...▶続きはこちら
2023-07-07 17:16

アファーマティブ・アクションが偽善であるもう一つ理由

倉西 雅子 政治学者
 フランスの首都パリでは、先月末よりアルジェリア系移民2世の少年が警察官に射殺された出来事をきっかけとして、放火や略奪を伴う暴動が発生しています。この事件、2013年にアメリカのフロリダ州で起きたトレイボン・マーティン射殺事件に端を発したBLM運動とも状況が類似しており、リベラル系の過激な活動団体が...▶続きはこちら
2023-07-06 09:55

人種優遇政策の問題点とは-論理的誤り

倉西 雅子 政治学者
 今月6月29日、アメリカの連邦最高裁判所は、大学の入学選考に際して特定の人種を優遇するアファーマティブ・アクション政策を違憲とする判断を下しています。本日は、何故、同政策が違憲とされたのか、あるいは、同政策は真に‘正しい’のか、という問題について、SDGsでも使用されている‘平等と公平の違いを説明...▶続きはこちら
2023-07-05 12:16

形骸化するのか、法の下の平等

岡本 裕明 海外事業経営者
 法の下の平等は当然でありますが、実態は必ずしもそうではないし、意図的にそうしようとすれば弊害も出てくる非常に難しい問題に我々は直面しているようです。アメリカの6月末の最高裁で大学が入学選考で黒人やヒスパニックを「特別考慮」することは違憲であると判断しました。特別考慮とは平たく言えば入学しやすくする...▶続きはこちら
2023-06-28 11:00

ジョージ・ソロスの後継者

赤峰 和彦 自営業
 ジョージ・ソロス氏(92)といえば、天才投資家として知られ「イングランド銀行を潰した男」(The Man Who Broke the Bank of England) の異名を取ります。ハンガリーブダペスト生まれのハンガリー系ユダヤ人で、ウォーレン・バフェット、ジム・ロジャーズとともに世界三大投資...▶続きはこちら
2023-06-22 10:28

ベラルーシ核配備がウクライナ核武装を実現する?

倉西 雅子 政治学者
 今月の6月15日、ロシアとウクライナとの間で戦術核配備に関する協定書が調印されました。ベラルーシは、地理的にはロシアともウクライナとも国境を接してはいるものの、紛争当事国ではありません。ロシア側の言い分とは、NATO側が反転攻勢を狙ってウクライナへの軍事支援を強化している以上、自らの陣営も攻守両面...▶続きはこちら
2023-06-20 11:01

注目される玉城沖縄知事の中国訪問

岡本 裕明 海外事業経営者
 玉城デニー沖縄知事が7月3-6日に中国訪問します。この訪問は河野洋平元衆議院議長を団長とする「日本国際貿易促進協会」の団員の一人としての参加であり、玉城氏は何度もこの訪問団には参加しているのでそれ自体は珍しくありません。ただ、今月初めに習近平氏が福建省を訪れた際に沖縄と明時代の中国との話に振れたこ...▶続きはこちら
2023-06-20 10:15

中国が沖縄を占領するための理論を作りだした裏側

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 私は、現代に横たわる陰謀を見ながら、その内容をどのようにして、ニュースなどから端緒を見つけることができるかということを考えている。実際に、陰謀は様々な所で行われており、その内容をいかに考えてゆくのかということをしっかりと見ていなければならない。全く表面に出ない陰謀などもあるが、実際は、ニュースなど...▶続きはこちら
2023-06-11 17:25

組織論からみた独裁の致命的欠陥

倉西 雅子 政治学者
 共産主義に基づく一党独裁体制のみならず、古今東西を問わず、人類史には独裁体制というものが散見されてきました。その殆どに悪評が付きまとっており、‘独裁は素晴らしい’あるいは、‘独裁者、万歳!’という声も殆ど聞こえてきません。古代アテネに至っては、独裁者(僭主)を忌み嫌い、その出現を未然に防止するため...▶続きはこちら
2023-06-07 10:07

賃金と物価

岡本 裕明 海外事業経営者
 賃金と物価には明白な相関関係があります。つまり賃金が上がれば物価も上がる、物価が上がれば賃金も上がる、ですが、鶏と卵の話のようにどちらが先かと言われればこれは単純な話ではないかもしれません。賃金が上がり物価が上がる場合は健全な上昇、物価が上がって賃金が上がるのはより不健全に近い、というのが感覚的な...▶続きはこちら
2023-06-02 10:31

再び近くて近い国に

船田 元 GFJ政治家世話人/衆議院議員
 日本のお隣の国韓国とは過去10年近くにわたり、歴史認識問題、取り分け従軍慰安婦や徴用工など、戦後処理に関わる問題で拗れてしまった。共に民主党だった文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は在任中、これらの問題を積極的に取り上げて、日本側に強く当たるケースが続いていたことも、その一因である。しかし昨年の尹錫...▶続きはこちら
2023-06-01 16:14

グローバル・サウスと日本:新たな共走戦略に向けて

高畑 洋平 日本国際フォーラム上席研究員/GFJ世話人事務局長
 2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、未だ収束の目途が立たず、ウクライナ側も反転攻勢に乗り出すなど、戦況は予断を許さない状況となっている。ウクライナ情勢をめぐって国際社会の分断が深まる中、いわゆる「グローバル・サウス(Global South)」と呼ばれる国々への注目...▶続きはこちら
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グローバル・フォーラム