国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2010-01-06 13:50

(連載)2010年は日本の将来を考える節目(2)

若林 秀樹  元参議院議員
 昨年末に鳩山首相は「憲法改正に向けた議論を進めるべき」と述べて波紋を呼んだ。しかし国会では、憲法調査会の下で、2005年に憲法改正に向けた報告書がすでに提出されている。民主党も幅広い憲法改正に向けた「憲法提言」を発表した。私もその中で、人権を中心とした第3章「『人間の尊厳』と共同の責務の確立を目指...▶続きはこちら
2010-01-06 07:43

「小沢圧力」に“とん走”の図:藤井辞任

杉浦 正章  政治評論家
 体調不良も全くないとは言えまいが、本筋は別にある。財務相・藤井裕久はガソリン税率維持で幹事長・小沢一郎との葛藤に破れ、嫌気がさしたのだ。さらに自らが中心となったマニフェスト路線の転換と矛盾露呈で、通常国会審議にとても耐えられないと直感したに違いない。辞任の本質は「疲れた」ことを理由に“とん走”をは...▶続きはこちら
2010-01-05 20:13

(連載)2010年は日本の将来を考える節目(1)

若林 秀樹  元参議院議員
 2010年の今年、日本経済の規模は中国に抜かれ世界第3位となり、1968年から42年振りに2位の座から転落する見込みだ。2009年に転落した可能性も否定できない。この転落は以前から予測されていたことであり、「単に名目上の国際比較で順位が下がるだけで、国民生活にはあまり意味がない」と言うのは簡単だが...▶続きはこちら
2010-01-01 12:18

新年のご挨拶

伊藤 憲一  グローバル・フォーラム執行世話人
 政策掲示板「議論百出」の全国の愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、この政策掲示板も、2006年4月3日のスタートから数えて、4度目の正月を迎えることになりました。この間に愛読者、そして投稿者の皆様のネットワークは着実な広がりを見せ、毎日数万人の皆様からアクセスを受けております。
...▶続きはこちら
2009-12-26 10:10

(連載)普天間基地問題と外交(2)

湯下 博之  杏林大学客員教授
 第四に、政権交代と外交の一貫性についてである。政権が交代すれば政策の変更はあるし、政権が交代しなくても、事情の変化等により政策の変更が必要になることはあるが、政策の変更に際して、関係者に十分説明して、支持を得ることが大切である。特に外交においては、政権というよりは国が基礎をなし、国と国との関係でも...▶続きはこちら
2009-12-26 00:26

政府の審議会と官僚の役割

池尾 愛子  早稲田大学教授
 日本では、今年2009年9月に政治主導を唱える新政権が誕生してから、しばらくの間、政府の審議会が全面的にストップしていた。審議会で政策が議論されれば、官僚主導となり、官僚の果たす役割が余りに大きくなりすぎるのではないか、という危惧があったようである。しかし、根拠がはっきりしない。「日本国際フォーラ...▶続きはこちら
2009-12-25 18:16

(連載)普天間基地問題と外交(1)

湯下 博之  杏林大学客員教授
 普天間基地の移設問題をめぐって日米関係が大きく揺れている。日米同盟と言われる緊密な日米関係の根底をくつがえしかねないような深刻な問題となっており、国民として、政府のお手並み拝見といった他人事では済まされない問題となっている。この問題をめぐる動きを見ていると、外交というものについて、種々考えさせられ...▶続きはこちら
2009-12-25 08:09

鳩山偽装献金は野党にとって“掌中の玉”

杉浦 正章  政治評論家
 「私服を肥やす」とは「私利をはかる」ことであり、首相・鳩山由紀夫のいう「私腹を肥やしていない」は用語上の基本認識が間違っている。母親からのカネを違法な政治資金として種々の政界工作に使い、首相となったのだから、見事に「私利をはかった」ことになる。親族のカネだからと言う悪質性の否定は、最初から論理破た...▶続きはこちら
2009-12-24 22:16

問題なのは、むしろ自民党だ!

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 鳩山さんの支持率も、オバマ同様50%を割り込んだようだ。こちらの方は指導力に対する疑念が理由だと言う。指導力を即断即決、真っ向う竹割りのような鮮やかなものだと観念すれば、まことに鳩山さんほど、周りをじりじりさせるスタイルはなく、指導力不足、いや欠如と言われても仕方あるまい。

 他方、鳩山さん...▶続きはこちら
2009-12-22 21:13

鳩山首相の迷走で日米関係は危機的状況

石川 純一  フリージャーナリスト
  膨大なご祝儀報道とともに登場したオバマ米民主党政権と鳩山由紀夫民主党政権。共にこのところ旗色が悪い。オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説は、「希代の名演説」だそうだが、ただそれだけ。演説で政治はできまい。鳩山首相はというと、就任当初の持ち上げ報道とは裏腹に、右へ左へと迷走を続け、腰の定まらないこ...▶続きはこちら
2009-12-21 07:37

渡部発言に「反小沢」党内政局の萌芽

杉浦 正章  政治評論家
 「おれがバンバン言うときが来る」と述べながらも、鳩山政権人事で完全に干されて、ほぞをかんでいた元衆院副議長・渡部恒三が、民主党幹事長・小沢一郎と正面切った“対決姿勢”を示し始めた。小沢批判の発言だけでなく、小沢と距離のある党幹部・閣僚との会談など、“反小沢”とも受け取れる動きも見せ始めた。政界水戸...▶続きはこちら
2009-12-20 14:22

「沖縄新話」への期待

岩國 哲人  前 衆議院議員
 法政大学、沖縄大学、札幌学院大学、高知工科大学の四大学共催による「『まちづくりスト』育成による地域活性化」シンポジウムが12月5日、沖縄県那覇市で開催された。依頼された私の記念講演は「『沖縄新話』への期待と提案」。元出雲市長として、封建的・保守的と呼ばれた地方都市で市民や議会と共にどのように「出雲...▶続きはこちら
2009-12-19 09:44

(連載)人口動態で見る日米関係の将来像(2)

若林 秀樹  元参議院議員
 人口動態は、押し寄せてくる「津波」のように、一度動き出したら避けることのできない予測であり、これが今後の日米関係に大きく影響することは必至である。日本は人類史上経験のない程の少子高齢化・人口減少時代に入り、21世紀半ばまでに人口は1億人(マイナス約25百万人、20%減)を切る。逆に米国は、先進国の...▶続きはこちら
2009-12-18 21:22

(連載)人口動態で見る日米関係の将来像(1)

若林 秀樹  元参議院議員
 先日会ったワシントンの専門家は、「今日の日米は、全くのミラー・イメージ(鏡像:鏡に映し出された相似形)である」と言っていたのが、非常に印象的で、妙に納得してしまった。つまり日米は、国としては共に世界トップの経済大国でありながら、お互いにかつてのような経済の力強さは失われつつある。未だに金融危機の影...▶続きはこちら
2009-12-17 19:42

アフリカの貧困を解決する鍵は農業援助

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 アフリカの貧困という時、多くの人々が想起するのは、内戦に伴って無数に乱立する難民キャンプであり、間歇的に発生する飢餓であり、あるいはその両方だろう。餓死寸前の幼い子供の写真を一度ならず目にしている人は多いと思う。その両者共に現在のアフリカの問題状況を端的に物語っていることに間違いはない。しかし、問...▶続きはこちら
2009-12-16 20:13

米ロ戦略兵器削減条約(1991)の失効

茂田 宏  元在イスラエル大使
 1991年の戦略兵器削減条約(START)は本年12月5日に失効した。米ロは後継条約を締結するために交渉してきたし、今も鋭意交渉中である。オバマ大統領がノーベル平和賞受賞のために欧州に行く機会をとらえて、後継条約の署名式をアイスランドのレイキャビック(1986年のレーガン・ゴルバチョフ会談の場所)...▶続きはこちら
2009-12-16 07:45

虎の尾を踏んでしまった鳩山対米外交

杉浦正章  政治評論家
 ワシントンの流行語が「日本疲れ」(読売新聞)だとすれば、東京ではさしずめ「鳩山疲れ」だ。普天間移転問題をめぐって、無能・無策の首相・鳩山由紀夫に振り回されて、ついに首相主導の日米同盟関係の亀裂まで招きつつある。鳩山は「交渉、交渉」と言うが、米国に“離縁状”を突きつけておいて何の交渉をしようというの...▶続きはこちら
2009-12-14 18:39

崩壊の瀬戸際にある「ドバイの夢」

石川 純一  
 「ドバイ発金融不安」の文字が新聞紙面を賑わしている。4年にわたり土地ブームに浮かれていたドバイ首長国(ドバイ)が10月28日、同国初のイスラム債を起債し、19億3000万ドル(約1752億円)を調達したことが、事の発端。ドバイの配布した資料によると、同国はドル建ての5年物固定金利イスラム債12億5...▶続きはこちら
2009-12-11 07:50

非核3原則法制化は日米安保体制崩壊への道

杉浦 正章  政治評論家
 日米核密約を裏付ける文書が次々に発見されて、外務省有識者委員会が1月に出す結論は、密約の存在を肯定することは火を見るより明らかとなった。問題は首相・鳩山由紀夫が外交・安保路線で反米・反安保の路線を取る社民党と歩調を合わせ、「非核3原則法制化」へ一挙に動くことが予想されることだ。朝日新聞など一部マス...▶続きはこちら
2009-12-10 09:34

(連載)日米関係を決める米中関係の深まり(2)

若林 秀樹  元参議院議員
 例えばカーター大統領は、1977年、人権外交を掲げて登場し、中国に対して厳しい姿勢で臨んだが、翌年には、米中国交正常化を発表した。1980年代、親台湾派として登場したレーガン大統領はやがて中国との対立を避け、台湾への武器売却の自制へと舵を切っていった。1989年に起きた天安門事件では、流石に米中関...▶続きはこちら
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