国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2009-10-30 07:56

自民に“万年野党”化定着の構図 

杉浦正章  政治評論家
 衆院本会議質問を聞いて「これは駄目だ」と直感した。自民党の政権奪還は、はるか彼方に遠のいた。「再質問すればよいのに、根性がない」と民主党幹事長・小沢一郎が自民党総裁・谷垣禎一の代表質問を形容したことがすべてを物語っている。自民党は敵失が山積しているのに突けないし、突く気力も失せたように見える。次々...▶続きはこちら
2009-10-29 21:05

アフガンの大統領選挙やり直し

茂田 宏  元在イスラエル大使
 10月20日、アフガン選挙管理委員会は、8月20日に行われた大統領選挙において過半数の得票を得た候補がなかったので、11月7日にハミド・カルザイ候補とアブドラ・アブドラ候補との間での決選投票を行うと発表した。カルザイ候補もアブドラ・アブドラ候補も11月7日の決選投票実施を受け入れることを表明した。...▶続きはこちら
2009-10-28 10:35

(連載)国際化されるインターネット・ガバナンス(2)

内海 善雄  前国際電気通信連合事務総局長
 そもそもインターネットは、アメリカの軍事技術から発展したものであるが、全世界の人々が使用するようになった現在でも、アメリカの一非営利組織であるICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)が、インターネットを使用するため...▶続きはこちら
2009-10-27 19:35

(連載)国際化されるインターネット・ガバナンス(1)

内海 善雄  前国際電気通信連合事務総局長
 9月末に、ほとんど誰からも注目をされなかったニュースが一部の新聞等に小さく報じられた。「ICANN、米政府から独立で合意」というものである。実は、これは21世紀の情報社会の根幹にかかわる重大な出来事だ。

 今から5年前、2005年12月スペインのビブラオにおいて、ある南米の国の若い大統領夫人...▶続きはこちら
2009-10-26 18:22

鳩山政権の東アジア共同体構想と中国、米国の反応

大河原 良雄  グローバル・フォーラム代表世話人
 私が理事長を務める(財)世界平和研究所と北京の中国外交学会(楊文昌会長)の共催する第3回の日中友好シンポジウムが10月20日、21日に東京で開催され、前半の会合は非公開で催されたが、21日午後のシンポジウムは公開の会合であった。今回の会合は丁度1月前に鳩山内閣が誕生したばかりで新政権の対外、特に対...▶続きはこちら
2009-10-26 10:18

オバマ大統領へのノーベル平和賞授賞の胡散臭さ

石川 純一  フリージャーナリスト
 まさにサプライズ!2009年ノーベル平和賞受賞者はオバマ米大統領に決定。ノルウェーのノーベル賞委員会が9日発表。「国際的な外交を強化し、市民の間の協力を高めることに、特別な努力を傾けた」というのが授与理由。国際的非難の中でイラク戦争を開始したブッシュ前米政権の一方的外交を改め、対話と協調を基本とす...▶続きはこちら
2009-10-24 16:55

やはり情報公開しかない、最後の決め手

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 民主党が政権を取ってからというもの、毎日新鮮な話題が新聞紙面に踊る。われわれは永い間、こんなことさえ知らないで、知らされないでいたんだ、という思いもある。その意味では、毎日の新聞1面が楽しみで仕方がない。こんなことはおそらくオリンピックの金メダル報道以来ではなかろうか。今日の紙面だけでも、保育所が...▶続きはこちら
2009-10-23 20:58

すべて制度にはその前提がある

湯下 博之  杏林大学客員教授
 大学で法律を学んでいた頃、次のような話を聞いた記憶がある。刑法には「人を殺してはいけない」とも「人に傷害を与えてはいけない」とも書いていない。人を殺したり、人に傷害を与えた場合には、これこれの罰を加えると書いてあるだけである。刑法以外の法律を見ても、人を殺してはいけないとも、人に傷害を与えてはいけ...▶続きはこちら
2009-10-23 07:51

日米関係を脅かす「普天間危機」

杉浦正章  政治評論家
 普天間飛行場移設問題で日米関係が異常なる緊迫感につつまれている。米国防長官・ゲーツと首相・鳩山由紀夫、外相・岡田克也の会談は事実上の物別れだったことが、次第に鮮明化してきている。大統領来日までの決断を迫る米側と先延ばしをする日本側との対立は、激化の方向にある。米側からは警告とも取れる高官発言が相次...▶続きはこちら
2009-10-22 09:30

(連載)普天間基地問題に決断を下すべき時が来た(2)

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 インド洋沖給油活動の継続とこの普天間基地移設の問題は、同じレベルで議論すべきではない。テロ特措法に基づく給油活動は、もちろん日米同盟強化のための貢献ではあるが、有志国としてテロ対策にコミットする国際社会の一員としての活動でもある。したがって給油対象国は、米国に加え、イギリス、ドイツ、フランスなど8...▶続きはこちら
2009-10-21 21:17

(連載)普天間基地問題に決断を下すべき時が来た(1)

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 ゲーツ米国防長官が来日し、11月のオバマ大統領来日を控え、沖縄の米軍普天間基地の移設問題がヤマ場にさしかかっている。結論から言えば、苦渋の決断ではあるが、民主党は日米政府間で合意したキャンプ・シュワブ沿岸部移設計画を沖縄県知事が容認する沖合への移動(50メートル程度)の微調整で早急に決着を図るべき...▶続きはこちら
2009-10-20 07:46

出来上がった八ッ場ダム「前原包囲網」

杉浦正章  政治評論家
 1都5県の知事による八ッ場ダム建設中止反対声明で国土交通相・前原誠司包囲網が完成した。既に自民・公明両党党首は視察を終え、反対を表明しており、野党プラス知事の連携が出来上がったことになる。この流れは、臨時国会における前原追及に拍車をかけるだろう。これにたいして前原は「中止費用の方が高くなっても中止...▶続きはこちら
2009-10-19 20:00

政権交代のルールが必要だ

木下 博生  全国中小企業情報促進センター参与
 鳩山内閣が成立して1ヶ月が経過した。衆議院選挙によって、自民党の麻生政権の継続に「No」がつきつけられたということで、鳩山総理は、前政権時代の政策を見直そうとしている。例えば、今年度補正予算の一部執行停止とか沖縄の普天間基地移転に関する日米合意の見直しなどである。

 補正予算は、衆議院で自民...▶続きはこちら
2009-10-18 18:39

「平和の戦士」を顕彰することには意味がある

猪野塚 雅代  NPO職員
 中牧博さんの「ノーベル平和賞は、もともと『政治的』な存在である」という投稿を興味ぶかく読ませていただきました。ノーベル賞が公平・中立をめざすものではなく、ノルウェーという国の戦略的な価値発信であるという指摘には納得させられるものがありました。私としても、ノーベル平和賞にはそれなりの存在意義があると...▶続きはこちら
2009-10-17 21:57

ノーベル平和賞は、もともと「政治的」な存在である

中牧 博  団体役員
 さる10月9日、本年のノーベル平和賞がオバマ米大統領に授与されることが発表されました。平和賞をつかさどるノルウェー・ノーベル委員会はオバマ氏の「国際外交と諸国民の協力関係の強化のための比類なき努力」ならびに「核兵器なき世界の構想とその実現のための働きかけ」を授賞のおもな理由としています。北欧の小国...▶続きはこちら
2009-10-15 21:37

新政権の政権運営はとにかく新鮮で、透明だ

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 誰の言葉か忘れたが「政治は女を男に(うろ覚えで、反対だったかもしれない)変える以外のことは何でも出来る」というのがあった。ことほど左様に政治力というのは強大だ、ということだ。この何十年か、その強大な力が、およそ常識や並の平衡感覚を超えたところで利権作りの為に行使される以外、それを実感することはなか...▶続きはこちら
2009-10-15 07:41

じわり左傾化現実に:鳩山政権一か月

杉浦正章  政治評論家
 政権発足後1か月、民主党政権の本質が徐々に露呈され始めた。目立つのは左傾化路線。外交・内政共に旧社会党系議員など党内左派の長年の主張がじわりと浸透してきている。加えて社会党左派を継承している社民党の主張が、インド洋の給油中止でそのまま通るなど露骨な展開も見られる。民主党の有力支持母体には左翼的体質...▶続きはこちら
2009-10-14 17:21

「東京五輪再び」の夢破れる

石川 純一  フリージャーナリスト
 2016年五輪はリオデジャネイロに決定した。1964年以来2回目の開催を目指していた東京は過去最高のプレゼンを組むも及ばず。16年五輪の東京開催が決まっていたなら、筆者の生きている間に2回の五輪を拝めるかもしれなかったのだが、これでその可能性はほぼゼロとなった。1988年名古屋、08年大阪に続き、...▶続きはこちら
2009-10-14 09:34

(連載)アフガン問題と周辺諸国(2)

茂田 宏  元在イスラエル大使
 第4に、中央アジア諸国は、安定し、イスラム過激派に牛耳られないアフガンを望んでいる。国内の安定にアフガンでのタリバンの勝利は影響を与える。

 第5に、中国は一つには資源の供給先または輸送経路としてのアフガンに関心がある。カブールの南で、中国はアイナク銅鉱山を開発している。アフガンには、銅の...▶続きはこちら
2009-10-13 20:36

(連載)アフガン問題と周辺諸国(1)

茂田 宏  元在イスラエル大使
 アフガン戦争に今後どう対処するかが米国内で大きな論争になっている。オバマ大統領は近いうちに増派するか否かを決定をする予定である。右に関連し、米国内で、軍事戦略のほかに、外交戦略としてアフガン安定化への周辺諸国の協力を求めるべきであるとの議論が出てきている。具体的には、クリントン国務長官がアフガン周...▶続きはこちら
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