国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2010-02-09 14:21

「地球のドクター」以上の役割がある

河村 洋  ニュー・グローバル・アメリカ代表
 2月4日の本欄「議論百出」への「『金・環・食』と日本の進むべき道」と題する投稿のなかで、岩国哲人氏は「日本が世界の警察にも、軍隊にもならず、『地球のドクター』としてその優れた環境技術と資金力で、かけがえの無い地球の環境を守ることに専念すれば、世界中の国々が日本を評価し、それが日本にとって最高の安全...▶続きはこちら
2010-02-08 19:44

(連載)「日・黒海地域対話」に出席して思ったこと(2)

河村 洋  ニュー・グローバル・アメリカ代表
 イランについては、グラスルーツの民主化支援に日本も寄与すべきであろう。現在のシーア派神権政治は、パーレビ王政の啓蒙近代化路線を否定して成立している。しかも核開発問題を抱えるイランの現体制は、核兵器に敏感な日本にとって見過ごせない脅威である。何よりもイランの現体制が、暗黒時代への逆戻りを標榜している...▶続きはこちら
2010-02-07 22:54

(連載)「日・黒海地域対話」に出席して思ったこと(1)

河村 洋  ニュー・グローバル・アメリカ代表
 去る1月27日にグローバル・フォーラムが主催する第3回「日本・黒海地域対話」に出席し、各国から参加した第一線の政策形成者達の議論から大いに刺激を受けた。その中でも黒海地域での日本の役割ということになると、外務省の海部篤欧州局中・東欧課長が橋本龍太郎首相(当時)による1997年の「新シルクロード演説...▶続きはこちら
2010-02-07 15:27

アメリカの企業倫理と「強欲」批判

池尾 愛子  早稲田大学教授
 アメリカ経済学会(AEA)の2010年アトランタ大会では、ヨーロッパの金融経済に関するセッションが幾つか組織されたことを、本掲示板にて1月10-11日に紹介した。「金融危機の唯一の震源地はアメリカであったとは言い難い」として、ユーロ圏の住宅価格などの時系列データを提示して、「ドイツでは統一バブル、...▶続きはこちら
2010-02-05 07:32

「小沢批判」高まる新聞論調

杉浦 正章  政治評論家
 さすがにマスコミには、「限りなくクロ」に近い幹事長・小沢一郎を擁護する論調は一切ない。全国紙各紙は、社説と署名入り記事で、小沢とこれをかばう首相・鳩山由紀夫の批判を展開している。かつて佐川急便事件で検察が金丸信を在宅起訴にとどめ、世論のごうごうたる批判が生じたケースと酷似している。署名記事では、朝...▶続きはこちら
2010-02-04 18:50

「金・環・食」と日本の進むべき道

岩國 哲人  前 衆議院議員
 この国の名は「にほん」か「にっぽん」か?嘗て予算委員会で小坂文部大臣に質問したが、両方正しいという答弁だった。世界中で2つの国名を持つ奇妙な国は、日本だけである。次に憲法はあるか?憲法というものは、主権を持った国民が自ら制定するものである。それが世界の常識である。現在の日本には米国から与えられた憲...▶続きはこちら
2010-02-04 09:33

(連載)日米同盟の矛盾に挑戦(2)

若林 秀樹  元参議院議員
 2番目は「核密約」等に関わる長年の矛盾点である。日米同盟によって米国の世界戦略に巻き込まれるような可能性を排除する仕組みは、日本にとって必要であるが、「核密約」の存在等により、鳩山政権は苦しい対応を迫られている。日本の意志に反したアメリカの行動を支援するか否かは、主権国家である日本の判断すべき問題...▶続きはこちら
2010-02-03 20:59

(連載)日米同盟の矛盾に挑戦(1)

若林 秀樹  元参議院議員
 1月19日、安保改定の署名から50年を迎え、日米両国は、外務・防衛担当の閣僚による「共同声明」を発表した。その声明には日米同盟を礼賛する美辞麗句が並んでいるが、いくら読み返しても、両国政府のこの声明に込める熱意が一向に伝わってこない。それだけ日米同盟は成熟した関係にあるという見方が出来ないわけでは...▶続きはこちら
2010-02-02 07:53

進退窮まり「ポスト小沢」がうごめく

杉浦 正章  政治評論家
 政治家の記者会見は、時には言葉でなく、ボディーランゲージを読まなければならない。2月1日の幹事長・小沢一郎の会見は、いつもと様子ががらりと変わった。珍しく声が震えて張りがなく、普段の傲慢な態度はどこかに消えた。何故だろうか。おそらく検察による2度目の事情聴取が相当核心を突いたものになった証拠だ。調...▶続きはこちら
2010-01-30 10:47

日本を長寿社会の世界的なモデルにしよう

湯下 博之  杏林大学客員教授
 少子高齢化が問題とされるようになって久しい。しかし、現在行われている対策では問題は解決しない。日本では少子化対策に脚光が当てられているが、仮りに出生率が少々高まっても、更に安心して子供が産める世の中になっても、高齢者が増大することに変わりはなく、現行の諸制度のままでは、年金その他の諸問題は解決しな...▶続きはこちら
2010-01-30 09:55

(連載)対外交流事業の仕分け結果は、国益を害した(2)

田島 高志  国際教養大学客員教授
 人物招聘事業は、途上国を中心に海外諸国の有力者や将来を嘱望される若手を日本に短期間招待し、日本の政治、経済、社会及び日本人を理解して帰ってもらう事業で、対象や目的別にオピニオンリーダー招聘、21世紀パートナーシップ促進招聘等々に分かれている。欧米諸国もこのような事業は日本より何倍も大きな予算を使っ...▶続きはこちら
2010-01-29 16:53

(連載)対外交流事業の仕分け結果は、国益を害した(1)

田島 高志  国際教養大学客員教授
 新内閣の行政刷新会議による事業の「仕分け」は、大きな反響を呼び、無駄な予算を削る試みとの観点から肯定的な世論の支持が多かったように見受けられる。しかし、あらためてその内容や経緯を調べてみると、実際には、民主党のマニフェストを守るための財源確保を目的に、無駄ではなく有用な事業であっても、無理やり理由...▶続きはこちら
2010-01-28 20:57

ウクライナの抱える問題と日本の協力

植村 進  京都産業大学名誉教授
 5年前に約1年間、私はキエフ大学の客員教授としてキエフの一般のアパートに住んでいた。そのときにたまたまキエフの一大学教授から聞いた話であるが、ウクライナはすばらしい国であるが、解決しなければならない問題も抱えている、とのことであった。彼によると、それは、(1)こどもたちの退廃、(2)生態系、(3)...▶続きはこちら
2010-01-28 07:41

小沢「黒人差別」発言が日米関係に影

杉浦 正章  政治評論家
 政治家発言の言葉尻を大げさに捉えるのは嫌いだが、「オバマさんという黒人を選んでまで」と言ったのは、根底にやはり抜きがたい人種的偏見があるのだろう。民主党幹事長・小沢一郎の失言は、米AP通信などが直ちにキャリーして世界中に伝わった。米国では上院議員のより遠回しな失言でも、野党から辞任要求が出ている。...▶続きはこちら
2010-01-27 06:46

(連載)ハイチ大地震に見る日米中の対応の違い(2)

若林 秀樹   元参議院議員
 一方、どうしても比較してしまうのは、発生後33時間で現地に救助隊を到着させた中国である。米国以外では「世界の中で一番に最初に到着した中国の救援隊」という紹介で、その映像が全米をカバーするTVネットワークで放映された(実際にはアイスランド等が早かったようだが、映ったが勝ち)。アメリカ人のみならず、こ...▶続きはこちら
2010-01-26 22:05

(連載)ハイチ大地震に見る日米中の対応の違い(1)

若林 秀樹  元参議院議員
 6千人以上が犠牲になった阪神大震災から1月17日で丸15年を迎えた。あの時の教訓はどこに生かされているのであろう。その4日前の13日の早朝、中央アメリカの島国、ハイチ共和国は大地震に見舞われ、現時点で死者は5万人から10万人に達すると言われている。常に繰り返される自然災害は、非力な人間に対して容赦...▶続きはこちら
2010-01-25 07:55

小沢の進退の終着駅は“辞任”

杉浦 正章  政治評論家
 「進むも地獄退くも地獄」の言葉は今の民主党幹事長・小沢一郎のためにあるようなものだ。本人は懸命に前進しようとしているが、楚の武将・項羽の自刃直前の「騅(すい=愛馬の名)逝かず騅の逝かざる如何にすべき」になりつつある。検察が立件への自信を持たぬまま事情聴取をするわけがない。ここで検察が負ければ報復人...▶続きはこちら
2010-01-25 00:00

残念だった予算委員会の論戦

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 21日に行なわれた予算委員会の質疑応答が22日の多くの朝刊トップを飾っていたのはご承知の通りだ。NHKが中継していたが、ウィークデイの午後1時から5時という話だから、関係者でもなければのんびり眺めている訳にもゆかない時間帯だ。さいわいヒマなのを良いことに聞いていたのだが、話題のほとんどは首相と小沢...▶続きはこちら
2010-01-21 17:49

イラクの沈静化の兆しとアフガンの再流動化

石川 純一  フリージャーナリスト
 私は昨年末、2003年3月に開始されたイラク戦争の米軍将兵戦死者が、09年12月22日の段階で4370人に達したという記事を書いた。が、新年早々、イラク駐留米軍のオディエルノ司令官は、駐留米軍将兵に昨年12月は戦死者が出なかったことを公表した。開戦以来、月間の敵対的軍事行動による死者数が零になった...▶続きはこちら
2010-01-20 07:41

小沢「同志」に盲目の“友愛”:鳩山国会答弁

杉浦 正章  政治評論家
 「同志」とは「似たもの同士」のことか。攻守様変わりの国会論戦を聞いて、首相・鳩山由紀夫の抜き差しならぬ民主党幹事長・小沢一郎との一蓮托生路線を感じた。鳩山にとっては捜査当局より「同志」が大切であり、それゆえに総選挙における民意の支持は小沢疑惑まで含まれると曲解し、検察当局に「公正な捜査」を求める。...▶続きはこちら
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