国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
ホーム  新規投稿 
検索 
お問合わせ 
2010-01-19 09:31

(連載)日米安保改定50周年、新たな日米関係を築く節目に(2)

若林 秀樹  元参議院議員
 そして今、日米両国は、自由と民主主義、市場経済、法の支配、人間の尊厳及び人権といった普遍的価値観を共有した先進国であり、だからこそ成熟した同盟関係を一層強化し、世界における共通する脅威に対処すべきであるという説明がよくなされる。つまり日米は、戦争では戦ったけれど、価値観は一緒で似たもの同士だから、...▶続きはこちら
2010-01-18 19:19

(連載)日米安保改定50周年、新たな日米関係を築く節目に(1)

若林 秀樹  元参議院議員
 日米同盟の根幹となっている日米安全保障条約が1960年1月19日に締結されて50周年を迎える。当然のことながら、日米政府は2010年を日米関係強化に向けた節目の年にしたいと思っているが、普天間基地移設問題をはじめ鳩山政権の一連の言動に米国が不信感を抱き、日米の政府間に大きな溝が生じている。

...▶続きはこちら
2010-01-15 07:50

鳩山の倫理観欠如は度し難い

杉浦 正章  政治評論家
 幹事長時代は「政治家の鑑」、首相の現在は「二度と出てこない政治家」などと、小沢擁護どころか、礼賛・賛美の鳩山発言が続いている。その内容は驚くべき倫理観の欠如を物語っており、国家の指導者としての資質を問われると言わざるを得ない。そして検察のリークや内部告発の証言は、ことごとく「政治家の鑑」という認識...▶続きはこちら
2010-01-14 19:19

インド洋での日本の給油活動の終結が意味するもの

茂田 宏  元在イスラエル大使
 「不朽の自由作戦」の海上阻止活動に従事する諸国の海軍艦船に日本が行ってきた給油その他の活動は、1月15日に終結する。このためのテロ特措法が失効するからである。この活動に従事した自衛官に敬意を表明する。1月11日付け産経新聞は、「複数の政府関係者が、中国海軍が代わりに補給活動を引き継ぐことを検討して...▶続きはこちら
2010-01-12 07:51

検察対小沢は、ついに全面戦争に突入へ

杉浦 正章  政治評論家
 空地を見つけたのは元秘書の大久保隆規ということになっているが、筆者はそうとは思わない。土地は自宅から700メートルの民主党幹事長・小沢一郎の散歩コースにある。自らが見つけて買いたくなり、疑惑の発端を作ったに違いない。数々の隠蔽工作が荒っぽく、小沢は墓穴を掘りつつあるようにみえる。検察は年末の首相・...▶続きはこちら
2010-01-11 10:47

(連載)バーナンキ米Fed議長の海外貯蓄過剰論(2)

池尾 愛子  早稲田大学教授
 (3)「今回の危機の処理からわかったこと」も幾つかあった。2008年3月に経営危機に陥った米投資銀行ベア・スターンズが救済された件について、相当数の経済学者から「道徳的陥穽」(moral hazard)の問題が発生する可能性を危惧して、批判の声が激しく上がっており、9月15日のリーマン・ブラザーズ...▶続きはこちら
2010-01-10 17:19

(連載)バーナンキ米Fed議長の海外貯蓄過剰論(1)

池尾 愛子  早稲田大学教授
 1月2-5日に、アメリカ社会科学連合(ASSA)の年次大会がジョージア州アトランタで開催された。ASSAには、アメリカ経済学会(AEA)、アメリカ・ファイナンス学会(AFA)、社会経済学会(ASA)など54の経済系学会が集まっている。最も注目を引いたのは、3日のベン・バーナンキ連邦準備制度理事会(...▶続きはこちら
2010-01-08 18:57

日韓結ぶ一つの神話

岩國 哲人  前 衆議院議員
 過去の歴史的ないきさつはどうあれ、隣の国と仲良くつきあっていくことは大事なことであり、誰も反対する人はいません。しかし仲良くつきあうには、お互いに理解しあい、お互いの立場を尊重しあう「やさしい気づかい」が必要です。日本と韓国、日本と中国の間には、このような「やさしさ」が今ひとつ足りないような気がし...▶続きはこちら
2010-01-08 10:19

普天間基地移設問題について想う

大河原 良雄  グローバル・フォーラム代表世話人
 暮れから新年にかけて年末年始の幾つかの会合で、知人・友人と挨拶を交わす機会があったが、一人の例外なく「日米関係は大丈夫だろうか」「このままでは折角築き上げてきた同盟関係にヒビが入って仕舞うのではないか」と、鳩山内閣の対米外交姿勢について強い憂慮の念を示していた。昨年8月ニューヨークタイムズが報じた...▶続きはこちら
2010-01-06 13:50

(連載)2010年は日本の将来を考える節目(2)

若林 秀樹  元参議院議員
 昨年末に鳩山首相は「憲法改正に向けた議論を進めるべき」と述べて波紋を呼んだ。しかし国会では、憲法調査会の下で、2005年に憲法改正に向けた報告書がすでに提出されている。民主党も幅広い憲法改正に向けた「憲法提言」を発表した。私もその中で、人権を中心とした第3章「『人間の尊厳』と共同の責務の確立を目指...▶続きはこちら
2010-01-06 07:43

「小沢圧力」に“とん走”の図:藤井辞任

杉浦 正章  政治評論家
 体調不良も全くないとは言えまいが、本筋は別にある。財務相・藤井裕久はガソリン税率維持で幹事長・小沢一郎との葛藤に破れ、嫌気がさしたのだ。さらに自らが中心となったマニフェスト路線の転換と矛盾露呈で、通常国会審議にとても耐えられないと直感したに違いない。辞任の本質は「疲れた」ことを理由に“とん走”をは...▶続きはこちら
2010-01-05 20:13

(連載)2010年は日本の将来を考える節目(1)

若林 秀樹  元参議院議員
 2010年の今年、日本経済の規模は中国に抜かれ世界第3位となり、1968年から42年振りに2位の座から転落する見込みだ。2009年に転落した可能性も否定できない。この転落は以前から予測されていたことであり、「単に名目上の国際比較で順位が下がるだけで、国民生活にはあまり意味がない」と言うのは簡単だが...▶続きはこちら
2010-01-01 12:18

新年のご挨拶

伊藤 憲一  グローバル・フォーラム執行世話人
 政策掲示板「議論百出」の全国の愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、この政策掲示板も、2006年4月3日のスタートから数えて、4度目の正月を迎えることになりました。この間に愛読者、そして投稿者の皆様のネットワークは着実な広がりを見せ、毎日数万人の皆様からアクセスを受けております。
...▶続きはこちら
2009-12-26 10:10

(連載)普天間基地問題と外交(2)

湯下 博之  杏林大学客員教授
 第四に、政権交代と外交の一貫性についてである。政権が交代すれば政策の変更はあるし、政権が交代しなくても、事情の変化等により政策の変更が必要になることはあるが、政策の変更に際して、関係者に十分説明して、支持を得ることが大切である。特に外交においては、政権というよりは国が基礎をなし、国と国との関係でも...▶続きはこちら
2009-12-26 00:26

政府の審議会と官僚の役割

池尾 愛子  早稲田大学教授
 日本では、今年2009年9月に政治主導を唱える新政権が誕生してから、しばらくの間、政府の審議会が全面的にストップしていた。審議会で政策が議論されれば、官僚主導となり、官僚の果たす役割が余りに大きくなりすぎるのではないか、という危惧があったようである。しかし、根拠がはっきりしない。「日本国際フォーラ...▶続きはこちら
2009-12-25 18:16

(連載)普天間基地問題と外交(1)

湯下 博之  杏林大学客員教授
 普天間基地の移設問題をめぐって日米関係が大きく揺れている。日米同盟と言われる緊密な日米関係の根底をくつがえしかねないような深刻な問題となっており、国民として、政府のお手並み拝見といった他人事では済まされない問題となっている。この問題をめぐる動きを見ていると、外交というものについて、種々考えさせられ...▶続きはこちら
2009-12-25 08:09

鳩山偽装献金は野党にとって“掌中の玉”

杉浦 正章  政治評論家
 「私服を肥やす」とは「私利をはかる」ことであり、首相・鳩山由紀夫のいう「私腹を肥やしていない」は用語上の基本認識が間違っている。母親からのカネを違法な政治資金として種々の政界工作に使い、首相となったのだから、見事に「私利をはかった」ことになる。親族のカネだからと言う悪質性の否定は、最初から論理破た...▶続きはこちら
2009-12-24 22:16

問題なのは、むしろ自民党だ!

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 鳩山さんの支持率も、オバマ同様50%を割り込んだようだ。こちらの方は指導力に対する疑念が理由だと言う。指導力を即断即決、真っ向う竹割りのような鮮やかなものだと観念すれば、まことに鳩山さんほど、周りをじりじりさせるスタイルはなく、指導力不足、いや欠如と言われても仕方あるまい。

 他方、鳩山さん...▶続きはこちら
2009-12-22 21:13

鳩山首相の迷走で日米関係は危機的状況

石川 純一  フリージャーナリスト
  膨大なご祝儀報道とともに登場したオバマ米民主党政権と鳩山由紀夫民主党政権。共にこのところ旗色が悪い。オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説は、「希代の名演説」だそうだが、ただそれだけ。演説で政治はできまい。鳩山首相はというと、就任当初の持ち上げ報道とは裏腹に、右へ左へと迷走を続け、腰の定まらないこ...▶続きはこちら
2009-12-21 07:37

渡部発言に「反小沢」党内政局の萌芽

杉浦 正章  政治評論家
 「おれがバンバン言うときが来る」と述べながらも、鳩山政権人事で完全に干されて、ほぞをかんでいた元衆院副議長・渡部恒三が、民主党幹事長・小沢一郎と正面切った“対決姿勢”を示し始めた。小沢批判の発言だけでなく、小沢と距離のある党幹部・閣僚との会談など、“反小沢”とも受け取れる動きも見せ始めた。政界水戸...▶続きはこちら
  • «最初
  • «前
  • 186
  • 187
  • 188
  • 189
  • 190
  • 次»
  • 最後»
総論稿数:4869本
グローバル・フォーラム