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2009-12-17 19:42
アフリカの貧困を解決する鍵は農業援助
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
アフリカの貧困という時、多くの人々が想起するのは、内戦に伴って無数に乱立する難民キャンプであり、間歇的に発生する飢餓であり、あるいはその両方だろう。餓死寸前の幼い子供の写真を一度ならず目にしている人は多いと思う。その両者共に現在のアフリカの問題状況を端的に物語っていることに間違いはない。しかし、問...
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2009-12-16 20:13
米ロ戦略兵器削減条約(1991)の失効
茂田 宏
元在イスラエル大使
1991年の戦略兵器削減条約(START)は本年12月5日に失効した。米ロは後継条約を締結するために交渉してきたし、今も鋭意交渉中である。オバマ大統領がノーベル平和賞受賞のために欧州に行く機会をとらえて、後継条約の署名式をアイスランドのレイキャビック(1986年のレーガン・ゴルバチョフ会談の場所)...
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2009-12-16 07:45
虎の尾を踏んでしまった鳩山対米外交
杉浦正章
政治評論家
ワシントンの流行語が「日本疲れ」(読売新聞)だとすれば、東京ではさしずめ「鳩山疲れ」だ。普天間移転問題をめぐって、無能・無策の首相・鳩山由紀夫に振り回されて、ついに首相主導の日米同盟関係の亀裂まで招きつつある。鳩山は「交渉、交渉」と言うが、米国に“離縁状”を突きつけておいて何の交渉をしようというの...
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2009-12-14 18:39
崩壊の瀬戸際にある「ドバイの夢」
石川 純一
「ドバイ発金融不安」の文字が新聞紙面を賑わしている。4年にわたり土地ブームに浮かれていたドバイ首長国(ドバイ)が10月28日、同国初のイスラム債を起債し、19億3000万ドル(約1752億円)を調達したことが、事の発端。ドバイの配布した資料によると、同国はドル建ての5年物固定金利イスラム債12億5...
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2009-12-11 07:50
非核3原則法制化は日米安保体制崩壊への道
杉浦 正章
政治評論家
日米核密約を裏付ける文書が次々に発見されて、外務省有識者委員会が1月に出す結論は、密約の存在を肯定することは火を見るより明らかとなった。問題は首相・鳩山由紀夫が外交・安保路線で反米・反安保の路線を取る社民党と歩調を合わせ、「非核3原則法制化」へ一挙に動くことが予想されることだ。朝日新聞など一部マス...
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2009-12-10 09:34
(連載)日米関係を決める米中関係の深まり(2)
若林 秀樹
元参議院議員
例えばカーター大統領は、1977年、人権外交を掲げて登場し、中国に対して厳しい姿勢で臨んだが、翌年には、米中国交正常化を発表した。1980年代、親台湾派として登場したレーガン大統領はやがて中国との対立を避け、台湾への武器売却の自制へと舵を切っていった。1989年に起きた天安門事件では、流石に米中関...
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2009-12-09 18:03
(連載)日米関係を決める米中関係の深まり(1)
若林 秀樹
元参議院議員
日本、中国等のアジア歴訪を終え帰国したオバマ大統領は、間髪を入れずに今度はホワイトハウスにて、訪問できなかったインドのシン首相を政権初の国賓として向かえ、米印首脳会談を行った。アジアの同盟国である日本と韓国、そして新興国として影響力を増している中国やインド等との距離感を適切に測り、それぞれの国に配...
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2009-12-08 07:57
お坊ちゃん・鳩山には荷が重すぎる
杉浦正章
政治評論家
やり手爺さん(亀井静香)が門前で大声を上げれば、蹴鞠(けまり)をしていた公家の坊ちゃん(鳩山由紀夫)が「おじゃる、おじゃる」でなく「おっしゃる、おっしゃる」とうろたえる。口から生まれた井戸端やり手婆さん(福島みずほ)が「出て行くわよ」とすごめば、「お引き留め申し上げる」とすがりつく。オロオロするば...
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2009-12-07 09:51
(連載)ロシア鉄道爆破事件に思う(2)
大富 亮
チェチェンニュース発行人
今回、どんな理由で「テロ」が必要とされたのかは、ウマーロフなり、ロシア政府、情報機関なりの都合なので、私にはわからない。おそらくこれからも真相はあきらかにならないのだろう。だいたい、十分な捜査もせずにうやむやになっている。しかし、今回の事件の知らせが、「チェチェン側が犯行声明」という見出しで世界中...
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2009-12-04 22:23
(連載)ロシア鉄道爆破事件に思う(1)
大富 亮
チェチェンニュース発行人
11月27日に、モスクワとサンクト・ペテルブルグを結ぶ鉄道で爆破が起こり、公式発表では26人が死亡した。そして12月2日の報道では、チェチェン独立派のサイト「カフカス・センター」に、独立派の野戦司令官で「コーカサス首長国」大統領のドック・ウマーロフの名前で、この列車爆破についての声明文が掲載された...
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2009-12-03 07:48
新たな権力集中の構図は、「小・官・業」の癒着
杉浦正章
政治評論家
民主党幹事長・小沢一郎がついに“陳情”のすべてを掌中にした。政界における真の陳情対応とは何か。それは情報・人脈・資金・選挙を入手することだ。田中角栄の政治手法を要所要所で実践している小沢が、今度は幹事長室の“目白化”を実現したことになる。これによって小沢の権力闘争は完成の域に達した。「政・官・業」...
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2009-12-02 19:48
民主党に吹く4つの逆風
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
民主党政権誕生から3ヶ月が過ぎた。その間のめざましい変化、あるいは改革の緒ともいうべき事態の素晴らしさに就いては、これまでにも述べたし、敢えて再説する要もないだろう。しかし、良いことづくめで終わる筈もないのが政治というもので、予見されるだけでも幾つかの逆風の可能性があるように思う。
第1に...
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2009-12-01 20:10
環境税をめぐる議論について
鈴木 馨祐
前衆議院議員
民主党政権になってから環境税をめぐる議論が盛んである。環境税制、グリーン税制に政治家となってより取り組み続けてきた者として、私も税のグリーン化の方向性は歓迎したい。しかし、今言われているように、もし揮発油税等の暫定税率を環境税に置き換えるということであれば、それには異議を申し立てざるを得ない。それ...
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2009-11-30 07:42
偽装献金で「ポスト鳩山」もうごめく
杉浦正章
政治評論家
新聞はこれまで褒めそやしてきた関係からなかなか書かないが、首相・鳩山由紀夫は、どう見ても進退これ谷(きわ)まりつつある状況だ。現在予想できるだけで、母親の事情聴取、党首討論、秘書の起訴という激震が3回も襲いそうな雲行きである。それも首相自身の脱税疑惑にまでたどり着きかねない様相だ。首相が現職のまま...
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2009-11-27 20:28
9・11テロは、戦争なのか、犯罪なのか
茂田 宏
元在イスラエル大使
11月13日、米司法長官エリック・ホルダーは、9・11テロの主犯とされるハリド・シェイク・ムハンマドと共犯者4名をニューヨーク連邦地裁で裁判にかけることを発表した。この決定は、9・11テロ犯をどう考えるか、アルカイダとの戦いを戦争と考えるか否かについて、ブッシュ政権とオバマ政権を明確に区別する決定...
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2009-11-27 20:23
日米同盟の深化・発展のために
湯下 博之
杏林大学客員教授
オバマ米国大統領のアジア訪問が終わった。その評価は、立場により分かれる面もあろうが、総じて、極めて意義深い歴訪であったと思う。先ず、米国を「太平洋国家」と位置づけて、アジアへの関与の姿勢を強く印象づけたことは、近年の米国の外交政策の流れの中で、歴史的な出来事であったと言えよう。
日本を最初に訪れ...
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2009-11-26 09:48
「イスラム原理主義は=過激派」ではない
石川 純一
フリージャーナリスト
1989年のベルリンの壁崩壊で、第1次大戦後その特徴を明確化したファシズム、共産主義、民主・自由主義の3つのイデオロギーの戦いに終止符が打たれたことは、前回述べた。「20世紀型紛争」に代わり、米国の主導する「テロとの戦い」に象徴される「21世紀型紛争」が、遙かな地平からむくむくと頭をもたげ始めた。...
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2009-11-25 09:36
(連載)オバマ大統領のアジア政策演説の狙い(2)
若林 秀樹
元参議院議員
オバマ氏は、大統領選候補者の時には「中国は敵でもない、味方でもない、競争相手だ」と述べ、人権問題についても問題視する姿勢を見せていたが、予想されていたとは言え、大統領になって対中政策を大きく方針転換したことになる。つまり米国のアジア政策の中で中国との協力関係強化を正式に表明したことに、今回の政策演...
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2009-11-25 07:34
在宅起訴では検察の甘さが問われる
杉浦正章
政治評論家
いくら何でも総額2億円超とも3億円超ともいわれる虚偽記載を在宅起訴では甘くはないか。これでは虚偽献金がまず首相・鳩山由紀夫を直撃しないことを宣言しているようなものだ。背後には朝日新聞へのリークを基に、「在宅起訴」を既成事実化して、鳩山への進退などの政治問題化を回避しようとする検察の政治的意図が垣間...
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2009-11-24 12:43
(連載)オバマ大統領のアジア政策演説の狙い(1)
若林 秀樹
元参議院議員
11月14日、サントリーホールでオバマ大統領のアジア政策に関する演説を聴いた。オバマ氏の演説を直接聴くのは、昨年6月以来2回目である。実際には、テレビ放映の方が大統領の顔の表情まで含めてよく分かるし、音声もはっきり聴こえるのだが、ライブでしか味わえない臨場感や楽しみがある。特に体全体から伝わってく...
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