国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2006-05-27 21:29

これからの日豪関係にも期待

川本 充  大学院生
 グローバルフォーラムで開催された「日豪対話」に関する議論は、両国間の国際関係の良好さが強調されたものであったのを記憶しております。対話内容にも、これからの日豪関係の更なる構築に寄与するヒントが隠されていたように思います。

 今後も、日豪両国の関係が、安全保障、政治・経済、社会・文化、地球環境...▶続きはこちら
2006-05-26 13:40

とても同意できない小早川氏の楽観論

佐藤晶子  会社員 
 小早川潔氏は5月22日の投稿記事で、私の投稿した「不気味な中国の文化外交」に反論し、「中国の動きはフランスの動きと同じであり、平和的に推進されている」と主張されているが、現代の中国を取り巻く世界的状況を見れば、それが1960年代のフランスと異なることは、だれの目にも明らかではないだろうか。
 
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2006-05-24 10:18

「東アジア人のアイデンティティ」について語るのは、まだ早い

田中淳子  大学生
 日・ASEAN対話「東アジア共同体へのロードマップ」報告書によれば、シンガポール国際問題研究所のハンク・リム研究部長は、「今後25年くらいは、ソフト・パワーが経済力や軍事力等のハードパワーに代わり重要性を増してくる。具体的には映画、テレビ、ゲームといったメディアだ。これを大いに活用して、東アジア人...▶続きはこちら
2006-05-22 22:56

佐藤氏と小早川氏の議論を読んで

小笠原高雪  山梨学院大学教授
 あらゆる議論の基礎となるのは言葉の正確な理解であるが、それは必ずしも簡単なことではない。私はそのことをさまざまな機会に感じるし、5月22日付の小早川潔氏の投稿を読んだときにも感じた。

 小早川氏は佐藤晶子氏の5月15日付の投稿に対しいくつかの疑問を示され、その脈絡のなかで、「むしろ日本の留意...▶続きはこちら
2006-05-22 17:21

日本こそもっと積極的に文化外交を推進すべき

小早川 潔  会社員
 5月15日付けの佐藤晶子氏の投稿「不気味な中国の文化外交」を拝見した。佐藤氏は最近の軍事力増強と併せ、中国の積極的な文化外交も不気味に思われる旨を述べている。佐藤氏が指摘するように、中国はブラック・アフリカにまで中国語を広め、その文化的進出を図っており、グローバルな文化的プレゼンスの拡大を狙ってい...▶続きはこちら
2006-05-20 17:30

これは形を変えた「非武装中立論」ではないのか。

鈴木誠治  地方議会議員
 5月1日付のけ山岸英明氏や5月18日付けの金山洋子さんの投稿記事で展開された「ソフトパワー」推進論に異論を呈したい。私は最近流行の「ソフトパワー」論に疑問を持っている。経済パワーや軍事パワーの代用品として、あるいはそれらよりもさらに高級で強力であるかのごときパワーとして、「ソフトパワー」をもてはや...▶続きはこちら
2006-05-18 10:29

歴史の文脈を外れて「ソフトパワー」はない

金山洋子  大学生
 私は在日コリアンの1人であるが、5月1日付けの山岸英明氏の投稿、つまり「これまでは戦時中の反省に立って文化交流は消極的であった。しかし、今後はソフトパワーが重要である」とのご意見について、この論理には重要な部分が抜け落ちていると思われるので、一言したい。すなわち、過去の歴史的反省を全く行わずして、...▶続きはこちら
2006-05-18 07:43

連載投稿(3)今後の日本外交の課題

太田健一  大学生
 日本には資源が無い。そのため国内使用量のほぼ100%を世界から輸入している。中国との東シナ海ガス田開発問題は、未だに解決の目処が立たない。日本は我が国の権利をもっと世界的に主張すべきだ。けれど相手が相手の為に時間が掛かるのは解っている。ならば別の場所を探せば良い。昨年出版された『National ...▶続きはこちら
2006-05-18 00:16

連載投稿(2)日本の友はだれか

太田健一  大学生
 世界の中で日本が誇れる同盟国は、アメリカしかない。国連問題に関してもアメリカのジョン・ボルトン国連大使は、日本の安保理入りを大いに支持してくれた。ボルトン大使だけではない、先月私が参加したアメリカの最も有力なシンクタンクAEI (American Enterprise Institute)主催のイ...▶続きはこちら
2006-05-17 16:17

連載投稿(1)アジア冷戦と日本外交の課題

太田健一  大学生
 日本は、今我が国始まって以来最大のピンチにある。かの有名な英国元宰相ウィンストン・チャーチルは、第二次世界大戦後こう語った。「西には、アメリカという巨大な虎がいて、東にはソ連という巨大な熊がいる、そして真ん中にイギリスという愚かなロバがいる」と。日本は外交上全く同じ状況にあると思う。ただし日本の場...▶続きはこちら
2006-05-15 15:55

不気味な中国の文化外交

佐藤晶子  会社員
 中国は、急速な経済成長を遂げるだけでなく、軍事費も19年連続の二桁増を続け、地域や世界を不安な気持ちにさせています。そのような背景のなかで観察すると、私には今日の加速する中国の文化外交も不気味なものに見えてきます。特に中国は国家プロジェクトとして中国語および中国文化の世界的普及に本格的に着手してい...▶続きはこちら
2006-05-14 01:52

ASEAN諸国の現実感覚

小笠原高雪  山梨学院大学教授
 「ASEAN諸国の国家理性を過小評価してはならない」という私の発言に対し、田村久雄氏が2006年5月5日付の当掲示板への投稿において同感の意を示してくださったことに感謝する。田村氏は「バランス・オブ・パワー感覚、換言すれば国際政治の現実感覚」について語っておられるが、これは大切なポイントであると思...▶続きはこちら
2006-05-12 13:44

石油調達先多様化のためにも黒海地域との関係を強化せよ

根津有希央  大学院生
 このサイトで「黒海地域」という言葉を聞くまで「黒海地域」という言葉を聞いたことはありませんでした。「黒海」という海のことは知っておりましたが、日本にとって馴染のない海だと思っていました。それが、「日・黒海地域対話」の報告書を拝見し、決して無関係な地域ではないことを認識しました。無関係でないどころか...▶続きはこちら
2006-05-10 09:52

「対話」は言葉だけではない

庭野吉郎  会社員
 昨年の「日・ASEAN対話」に出席し、大きな感銘を受けたことがあるので、特記しておきたい。それは会議の冒頭に全員が起立して、2004年末のインド洋大津波の犠牲者に対する黙祷が行われたことである。私自身もそう思っていたのだが、ある国からの出席者が「このような哀悼の感情の共有は、お互いの間の共感や連帯...▶続きはこちら
2006-05-08 12:54

なんでも交流で解決すると思うのは甘い

山本裕美  大学生
 4月27日の投稿で新田浩司さんが、「それにしても領土問題や歴史認識問題などに根ざした(日韓)両国民間の相互反発は放置しておくと危険です。日韓の、特に若者間の相互交流をさらに促進しなければならないと思います」と述べていることについて、コメントします。たしかに、草の根レベルの交流の成果は無駄ではないが...▶続きはこちら
2006-05-07 06:39

中日関係をよりよく発展させるために

高海寛  学者
 阿部香織さんの4月28日つけのコメントの中に、私が数年前に日本のグローバル・フォーラムの会議で発表した論点について素晴らしいご意見を発表されました。深謝致します。

 私は今でもその見方を持っています。つまり中日関係をよりよく発展させるために綺麗な空談議じゃなく実際の行動を取らなければなりま...▶続きはこちら
2006-05-06 19:17

ミャンマーの人権問題を議論してほしい

森下義孝  会社員
 私が「日・ASEAN対話」の報告書を読む限りでは、ミャンマーの人権問題は議論されなかったようですね。しかしならが、ミャンマーの人権問題は、今や世界的関心事項であるだけでなく、東アジア共同体構築にとっても「躓きの石」となりかねない重要な問題です。

 ミャンマー政府がこの問題に対し次第に頑なな態...▶続きはこちら
2006-05-06 07:23

台湾を暖かく見守り、かれらの悩みや希望に耳を傾けよう

杉浦 稔  自営業
 「日台対話」の試みは、台湾の存在のユニークさゆえに他国、他地域との「対話」とは一味も二味も異なったデリケートさがあると思います。ところで、現在世界中で台湾と外交関係を有するのは僅かに20か国程で、それも太平洋や中米の小国が殆どです。更に、最近の報道ではヴァチカンも近く中国承認に動くと予想されていま...▶続きはこちら
2006-05-05 21:54

ASEAN諸国の国家理性を過小評価してはならない

田村 久雄  会社員
 4月21日付けの当掲示板への投稿で小笠原高雪教授は「(日本人の議論は)ASEAN諸国の国家理性を過小評価している」と指摘しておられる。私も同感である。

 ASEAN諸国は、日本人の想像以上にバランス・オブ・パワー感覚、換言すれば国際政治の現実感覚に秀でている。タイを除く全てのASEAN諸国は...▶続きはこちら
2006-05-05 19:40

「米国よ、お前もか!」と感じたのは、私だけだろうか

川口 均  弁護士
 岡部啓介氏の「中国の招待外交にもっとも汚染されているのは、米国でも、アフリカでもなく、まさにこの日本であることを痛感します。あの日中友好7団体の訪中の姿はかつての朝貢外交の叩頭九拝の姿を想起させるものでした」に共感していたら、今朝(5月5日)の新聞は「米国が中南米歴訪予定の陳水扁台湾総統の米国通過...▶続きはこちら
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