国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2009-10-24 16:55

やはり情報公開しかない、最後の決め手

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 民主党が政権を取ってからというもの、毎日新鮮な話題が新聞紙面に踊る。われわれは永い間、こんなことさえ知らないで、知らされないでいたんだ、という思いもある。その意味では、毎日の新聞1面が楽しみで仕方がない。こんなことはおそらくオリンピックの金メダル報道以来ではなかろうか。今日の紙面だけでも、保育所が...▶続きはこちら
2009-10-23 20:58

すべて制度にはその前提がある

湯下 博之  杏林大学客員教授
 大学で法律を学んでいた頃、次のような話を聞いた記憶がある。刑法には「人を殺してはいけない」とも「人に傷害を与えてはいけない」とも書いていない。人を殺したり、人に傷害を与えた場合には、これこれの罰を加えると書いてあるだけである。刑法以外の法律を見ても、人を殺してはいけないとも、人に傷害を与えてはいけ...▶続きはこちら
2009-10-23 07:51

日米関係を脅かす「普天間危機」

杉浦正章  政治評論家
 普天間飛行場移設問題で日米関係が異常なる緊迫感につつまれている。米国防長官・ゲーツと首相・鳩山由紀夫、外相・岡田克也の会談は事実上の物別れだったことが、次第に鮮明化してきている。大統領来日までの決断を迫る米側と先延ばしをする日本側との対立は、激化の方向にある。米側からは警告とも取れる高官発言が相次...▶続きはこちら
2009-10-22 09:30

(連載)普天間基地問題に決断を下すべき時が来た(2)

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 インド洋沖給油活動の継続とこの普天間基地移設の問題は、同じレベルで議論すべきではない。テロ特措法に基づく給油活動は、もちろん日米同盟強化のための貢献ではあるが、有志国としてテロ対策にコミットする国際社会の一員としての活動でもある。したがって給油対象国は、米国に加え、イギリス、ドイツ、フランスなど8...▶続きはこちら
2009-10-21 21:17

(連載)普天間基地問題に決断を下すべき時が来た(1)

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 ゲーツ米国防長官が来日し、11月のオバマ大統領来日を控え、沖縄の米軍普天間基地の移設問題がヤマ場にさしかかっている。結論から言えば、苦渋の決断ではあるが、民主党は日米政府間で合意したキャンプ・シュワブ沿岸部移設計画を沖縄県知事が容認する沖合への移動(50メートル程度)の微調整で早急に決着を図るべき...▶続きはこちら
2009-10-20 07:46

出来上がった八ッ場ダム「前原包囲網」

杉浦正章  政治評論家
 1都5県の知事による八ッ場ダム建設中止反対声明で国土交通相・前原誠司包囲網が完成した。既に自民・公明両党党首は視察を終え、反対を表明しており、野党プラス知事の連携が出来上がったことになる。この流れは、臨時国会における前原追及に拍車をかけるだろう。これにたいして前原は「中止費用の方が高くなっても中止...▶続きはこちら
2009-10-19 20:00

政権交代のルールが必要だ

木下 博生  全国中小企業情報促進センター参与
 鳩山内閣が成立して1ヶ月が経過した。衆議院選挙によって、自民党の麻生政権の継続に「No」がつきつけられたということで、鳩山総理は、前政権時代の政策を見直そうとしている。例えば、今年度補正予算の一部執行停止とか沖縄の普天間基地移転に関する日米合意の見直しなどである。

 補正予算は、衆議院で自民...▶続きはこちら
2009-10-18 18:39

「平和の戦士」を顕彰することには意味がある

猪野塚 雅代  NPO職員
 中牧博さんの「ノーベル平和賞は、もともと『政治的』な存在である」という投稿を興味ぶかく読ませていただきました。ノーベル賞が公平・中立をめざすものではなく、ノルウェーという国の戦略的な価値発信であるという指摘には納得させられるものがありました。私としても、ノーベル平和賞にはそれなりの存在意義があると...▶続きはこちら
2009-10-17 21:57

ノーベル平和賞は、もともと「政治的」な存在である

中牧 博  団体役員
 さる10月9日、本年のノーベル平和賞がオバマ米大統領に授与されることが発表されました。平和賞をつかさどるノルウェー・ノーベル委員会はオバマ氏の「国際外交と諸国民の協力関係の強化のための比類なき努力」ならびに「核兵器なき世界の構想とその実現のための働きかけ」を授賞のおもな理由としています。北欧の小国...▶続きはこちら
2009-10-15 21:37

新政権の政権運営はとにかく新鮮で、透明だ

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 誰の言葉か忘れたが「政治は女を男に(うろ覚えで、反対だったかもしれない)変える以外のことは何でも出来る」というのがあった。ことほど左様に政治力というのは強大だ、ということだ。この何十年か、その強大な力が、およそ常識や並の平衡感覚を超えたところで利権作りの為に行使される以外、それを実感することはなか...▶続きはこちら
2009-10-15 07:41

じわり左傾化現実に:鳩山政権一か月

杉浦正章  政治評論家
 政権発足後1か月、民主党政権の本質が徐々に露呈され始めた。目立つのは左傾化路線。外交・内政共に旧社会党系議員など党内左派の長年の主張がじわりと浸透してきている。加えて社会党左派を継承している社民党の主張が、インド洋の給油中止でそのまま通るなど露骨な展開も見られる。民主党の有力支持母体には左翼的体質...▶続きはこちら
2009-10-14 17:21

「東京五輪再び」の夢破れる

石川 純一  フリージャーナリスト
 2016年五輪はリオデジャネイロに決定した。1964年以来2回目の開催を目指していた東京は過去最高のプレゼンを組むも及ばず。16年五輪の東京開催が決まっていたなら、筆者の生きている間に2回の五輪を拝めるかもしれなかったのだが、これでその可能性はほぼゼロとなった。1988年名古屋、08年大阪に続き、...▶続きはこちら
2009-10-14 09:34

(連載)アフガン問題と周辺諸国(2)

茂田 宏  元在イスラエル大使
 第4に、中央アジア諸国は、安定し、イスラム過激派に牛耳られないアフガンを望んでいる。国内の安定にアフガンでのタリバンの勝利は影響を与える。

 第5に、中国は一つには資源の供給先または輸送経路としてのアフガンに関心がある。カブールの南で、中国はアイナク銅鉱山を開発している。アフガンには、銅の...▶続きはこちら
2009-10-13 20:36

(連載)アフガン問題と周辺諸国(1)

茂田 宏  元在イスラエル大使
 アフガン戦争に今後どう対処するかが米国内で大きな論争になっている。オバマ大統領は近いうちに増派するか否かを決定をする予定である。右に関連し、米国内で、軍事戦略のほかに、外交戦略としてアフガン安定化への周辺諸国の協力を求めるべきであるとの議論が出てきている。具体的には、クリントン国務長官がアフガン周...▶続きはこちら
2009-10-11 09:45

鳩山発言では、米国抜きの「東アジア共同体」になる

杉浦正章  政治評論家
 テレビを見ていて一瞬「おっ」と思った。首相・鳩山由紀夫の日中韓首脳会談における発言である。鳩山は「米国よりもアジア重視」を鮮明にさせる発言をしたのだ。米国も注目している日中韓首脳会談、しかも冒頭のテレビカメラの入っている中での発言だ。「脱米入亜」の4文字が脳裏を走った。外相・岡田克也の東アジア共同...▶続きはこちら
2009-10-10 10:25

(連載)吉田対鳩山の戦いのニュー・ラウンド(2)

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 その後を継いだ福田康夫氏は、小泉外交で傷ついた中国や韓国との関係を修復してアジア重視の姿勢を示し、一方で対米協調により米国との関係維持を保とうとした。これも「全方位外交」や「福田ドクトリン」に見られるように、協調的な国際環境の形成に努力した父の福田赳夫氏の外交理念に符号している。福田康夫氏は、安倍...▶続きはこちら
2009-10-09 18:38

(連載)吉田対鳩山の戦いのニュー・ラウンド(1)

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 鳩山由紀夫氏は、小泉政権後の3年間で何と4人目の内閣総理大臣である。興味深いのは、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、そして鳩山由紀夫とつづく4人共に、その父または祖父が、戦後日本外交の枠組みを作った吉田茂総理と争い、あるいはその影響を受けて総理になったということである。この4人の宰相は、結果として数十...▶続きはこちら
2009-10-07 22:02

市民社会側に立つ「社会的企業」が必要

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 大きい政府、小さい政府をめぐる論議は、空前の財政赤字を抱えた日本では決着がついたかに見えた。しかし、亀井大臣の郵政分社化の見直し、さらには埋蔵金を使い切った後の民主党公約の実現などの話題を通じて、ふたたび大きな政府、非効率な巨大公営企業体の出現などが、見え隠れしているように思われる。しかし、公的サ...▶続きはこちら
2009-10-07 07:43

補正予算削減で二番底に向かう景気

杉浦正章  政治評論家
 鬼の首を取ったように行政刷新相・仙谷由人が「国民生活第1の資源の再配分。異例中の異例だ」と、補正予算の2兆5000億削減で胸を張った。首相・鳩山由紀夫も「頑張った数字だ」と自画自賛。しかし、いくら憎っくき前政権が作った補正予算とはいえ、目的は緊急景気対策であることを忘れている。ご両人とも、自らには...▶続きはこちら
2009-10-06 19:43

中国建国60周年に際しての軍事パレード

茂田 宏  元在イスラエル大使
 10月1日、中国は建国60周年を盛大に祝賀したが、そのハイライトは中国の軍事力を誇示する軍事パレードであった。中国は着々と富国強兵路線をすすめている。人民網によると、上海の復旦大学のマスメディア・民意調査センターが行った上海市民調査では、最も印象深かったのは「胡錦涛主席による閲兵」、「軍事パレード...▶続きはこちら
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