国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「議論百出」
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2009-09-23 23:07

気候変動問題と東アジア共同体形成は不可分

小端拓郎  地球環境戦略研究機関研究員
 12月にコペンハーゲンで開催されるCOP15へ向けて、気候変動交渉も最終局面へと向かいつつある。そのようなときに、鳩山首相は、温室効果ガスの対1990年比25%削減を国連気候変動サミットで表明した。これと同時に、鳩山首相は東アジア共同体の実現にも力を入れていくとしている。この東アジア共同体形成と気...▶続きはこちら
2009-09-20 22:38

破綻国家とテロリストの癒着にどう対処するか

茂田 宏  元在イスラエル大使
 9月15日付ワシントン・ポスト紙は「米、ソマリアでの急襲でアルカイダと関係のあるテロリストを殺害」との見出しで、「米高官は、ヘリコプター搭乗特殊部隊が9月14日ソマリア南部でアルカイダと関係のある重要容疑者を攻撃、殺害したと述べた。これによると、2002年ケニヤにあるイスラエル所有リゾート・ホテル...▶続きはこちら
2009-09-19 22:10

鳩山内閣の政策を策定するのは、だれか?

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 一連の鳩山政権成立過程の報道を見聞するにつけ、日本国民が政権交代の道を選んだのは極めて正しい選択だった、と思われてならない。しかし、政治というのは結果が全て。出来上がってなんぼ、という世界であるのも事実だ。だから、発足時のこの好意的評価が4年後にどのように変化しているか、あるいは加速しているか、そ...▶続きはこちら
2009-09-17 09:52

(連載)鳩山民主党の自主外交に期待する(2)

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 鳩山民主党の「自主外交」が具体的に何を意味するのかについては、政権政党としての政策を待たなければならない。「自主外交」は、自国の立場を主張するだけではなく、相手の立場も尊重し、国際的な信用を得られるかどうか、が重要だ。「対米協調」だからと言って、それが「自主外交」ではないとは言えない。「対米協調外...▶続きはこちら
2009-09-17 07:36

新政権、早々に「知る権利」侵害の動き

杉浦正章  政治評論家
 新政権のスタートで国民挙げての「鳩山えらいやっちゃ」の阿波踊りが佳境に入ってきた。熱しやすく冷めやすい国民性の常とはいえ、民放テレビが象徴する持ち上げ方はあきれるばかりだ。小沢一郎の「院政」に関してすら、テレビ朝日のコメンテーターからは「二重構造なんて言葉を使っても仕方がない」(大谷 昭宏)という...▶続きはこちら
2009-09-16 12:30

(連載)鳩山民主党の自主外交に期待する(1)

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 民主党の外交理念は、1996年の結党以来、色々言葉は変わっても、底流にあるのは「自主外交の確立」である。今回の総選挙でのマニフェストでは、その一番の特徴が「緊密で対等な日米関係を築く」に現われており、その関連の政策として「日米地位協定」及び「在日米軍のあり方」の見直しが提起された。

 鳩山由...▶続きはこちら
2009-09-16 09:55

(連載)米国の対ミャンマー政策は変化へ向かう(2)

田島 高志  元駐ミャンマー、カナダ大使
 ウェッブ米上院議員の言葉はつづく。「米国が制裁を解除するとしても、それは米国の経済的利益のためとか、米国が軍事政権を民主政治に向かわせるよう長年採ってきた政策が負けて、降伏したものだ、と受け取られてはならない。他方、このまま腕組みをしながら自慢して、ミャンマーを助けるために何かやっているのだ、と装...▶続きはこちら
2009-09-15 10:05

(連載)米国の対ミャンマー政策は変化へ向かう(1)

田島 高志  元駐ミャンマー、カナダ大使
 米国の新政権は「対ミャンマー政策の再検討が必要である」旨表明している。そして、去る8月に米国民主党のウエッブ上院議員(東アジア・太平洋問題小委員会委員長)がミャンマーを訪問した。同上院議員は、タン・シュエ議長やスー・チー女史と面談して帰国したので、その後のウエッブ議員の動きが注目されていたが、同議...▶続きはこちら
2009-09-13 16:24

DE-REGULATIONの時代からRE-REGULATIONの時代に

岩國 哲人  前 衆議院議員
 市場の自由化、グローバリゼーションという政策は、結局のところ、資本という大型車の無免許運転や暴走を容認して、豊かな未来を約束したはずの資本主義の基盤そのものを破壊しようとしている。「金」(カネ)が最大の収益を生みだせるように、県境を越え、国境を越えて動きやすいようにと、まさに小泉・竹中改革の資本主...▶続きはこちら
2009-09-12 15:22

第8回「日・ASEAN対話」に参加した感想

アーロン・フォスバーグ  外交官
 This forum was a highly informative and substantive exchange on a very timely topic. Thank you for the invitation. Aaron P. FORSBERG, Second Secretar...▶続きはこちら
2009-09-11 22:02

ロシアで進むスターリンへの再評価

石川 純一  フリージャーナリスト
 古今の英雄か独善的な独裁者か。いわゆる「偉人」に対する世論(国際世論も含む)の評価は、その時々に応じて変わる。その「偉人」の軌跡を書き記したものが歴史であるとするなら、必然的に歴史は時代に応じて変化せざるを得ない。さらに、歴史は、勝者の軌跡である。敗者のそれは、文字通り歴史の彼方に消え去って、一顧...▶続きはこちら
2009-09-10 10:35

(連載)北方領土の国後、色丹両島を訪ねて(2)

茂田 宏  元在イスラエル大使
 国後島での意見交換会では、択捉島側の受け入れ拒否表明も話題になったが、ロシア側は「どこにもバカはいる」ということを述べ、ビザなし交流の継続を強く望んでいるとの姿勢であった。ロシア側から、地方行政当局間で経済活動を共同で行うべしとの意見があった。司会のロシア人が「国後の状況は良い」と発言したのに対し...▶続きはこちら
2009-09-10 07:45

自民に再生・出直しを期待する民意

杉浦正章  政治評論家
 この歴史的な総選挙を総括してみたいと思っていたが、その資料となるべき大手報道機関による選挙後の世論調査がほぼ出そろった。衆院選後の調査を詳細に分析すると、共通して実に興味深い投票行動の潮流が見えてくる。一番顕著な動向は、今回の総選挙が「自民党制裁選挙」以外の何物でもなかったことだ。鳩山由起夫の人気...▶続きはこちら
2009-09-09 20:49

(連載)北方領土の国後、色丹両島を訪ねて(1)

茂田 宏  元在イスラエル大使
8月27日から8月31日の間、国後島と色丹島に、いわゆるビザなし訪問団の一員として行ってきた。岡山県民会議が中心になって組織したもので、団長が岡山県民会議の西森さん、副団長が徳島県民会議の岡本さんで、総勢60名の訪問団であった。選挙の関係で国会議員の参加はなかった。8月27日夜、国後の古釜布に着き、...▶続きはこちら
2009-09-07 23:22

政権移行の明確なルールが必要

若林 秀樹  元参議院議員(民主党)
 政権移行を迅速かつスムースに行うことは、鳩山新政権にとって最大の難関になろう。そこでつまずくようなことがあれば、国民は政権の先行きを不安視し、その後の政権運営に大きな影響を与えかねない。8月30日の投票日から9月16日の首相指名選挙、その後の組閣まで2週間あまり。さらに続く国連総会やG20金融サミ...▶続きはこちら
2009-09-07 07:39

地獄を見てきた自民党の当選者たち

杉浦正章  政治評論家
 永田町を幽霊のような顔をして自民党の当選者たちが歩いている。古賀誠も町村信孝も森喜朗も地獄を見てきたような陰鬱で暗い表情を隠さずに歩いている。打ちひしがれて、地面にたたきつけられて、選挙後初の党内論議が、首班指名選挙で麻生と書くかどうかなどという、しんからばかげた問題で上を下への大騒ぎだ。民放テレ...▶続きはこちら
2009-09-06 09:50

(連載)自民党に明日はあるのか(4)

水野 勝康  特定社会保険労務士
 「健全な野党」としては、本来ならば政策で勝負すべきである。実際、単純にどぶ板だけやれば当選できると言うものではない。今回の総選挙で当選した民主党の新人議員も、確かにどぶ板をやっていた者は多いものの、有権者は投票にあたって政党名やマニフェストをそれなりに重視している。党の政策は重視されたが、個々の候...▶続きはこちら
2009-09-06 09:46

JR西日本山崎社長の投じた一石

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 JR西日本は、福知山線での事故をめぐって「発足以降の経営基盤に由来する企業風土・体質に内在する問題」、すなわち「ゆとりのない企業運営」、「過度の上意下達」を挙げ、「様々な組織的・構造的課題があったことを率直に反省し」て、初代・二代の社長との顧問契約を「責任を明確化するため」に打ち切った。山崎現社長...▶続きはこちら
2009-09-05 09:52

(連載)自民党に明日はあるのか(3)

水野 勝康  特定社会保険労務士
 それでは、衆議院119、参議院81という巨大野党は何処へ行くのか。まさか、このまま旧社会党のように万年野党になることを望むわけもない。そうすると、次期総選挙での政権奪取を狙うのが当然と言える。衆議院の119議席は決して少ない数ではない。2003年の衆議院議員総選挙で民主党が獲得した議席は177議席...▶続きはこちら
2009-09-04 09:58

(連載)自民党に明日はあるのか(2)

水野 勝康  特定社会保険労務士
 自民党は半世紀以上続いていた一党優位を失い、下野することが決まった。国民は、一方で自民党に不満を持ち、政権交代を選択したが、他方で民主党に不安を感じていると言われる。私も率直に言って、民主党には期待しつつも、不安を感じている。民主党が「健全な与党」として政権運営していくためには、「健全な野党」が必...▶続きはこちら
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