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2009-02-02 15:35
国際経済機関とその本部所在国政府との関係
池尾 愛子
早稲田大学教授・デューク大学客員研究員
アメリカでは、1月17-18日の週末、新大統領の就任式が近づき、シカゴ、フィラデルフィア、ワシントンを中心に、パーティー気分が盛り上がっていた。セキュリティが強化され、ピンと張りつめた空気も伝わってきた。19日は、志半ばで凶弾に倒れたマーティン・ルーサー・キング牧師の記念日(国民の祝日)で、人種を...
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2009-02-02 11:08
辟易するオバマご祝儀報道の陰で
石川 純一
フリージャーナリスト
米国にオバマ民主党政権が誕生した。米史上初の黒人大統領の就任式直前、ガザに侵攻してイスラム原理主義勢力ハマスを叩きに叩いていたイスラエルが、一方的に停戦し、これを受ける形でハマスも軍事行動をやめた。米国民が自国の新たな国家元首にお祭り騒ぎを繰り広げるのは当然だが、日本のメディアがご祝儀のような報道...
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2009-01-30 15:27
求められる「征服」から「調和」への「変化」
湯下 博之
杏林大学客員教授
昨年12月26日付けの本欄への投稿で、私は「変化」が必要なのは米国に限られるものではなく、日本を含む世界中が「変化」を必要としていると述べた。そして、どうすれば好ましい「変化」をもたらし得るかについて、日本が果たすべき役割の大きいことを指摘した。現状では、経済活動においておカネに余りにも大きな力と...
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2009-01-29 10:46
総合的な軍事能力の強化をめざす人民解放軍
増田 雅之
防衛省防衛研究所教官
公表が遅れていた中国の国防白書『2008年中国の国防』が1月20日に国務院新聞弁公室から発表された。今回の白書について、防衛省の増田好平事務次官は「国防の透明性の向上に向けて、それなりの努力を示している」と前向きな評価をする一方で、国防予算の内訳・装備の数量・調達の計画等の面で、依然として「不十分...
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2009-01-29 08:00
「躁(そう)」から「鬱(うつ)」に転じた麻生演説
杉浦正章
政治評論家
首相就任当初の麻生太郎の所信表明演説を「躁(そう)」とすれば、28日の施政方針演説はまるで「鬱(うつ)」だ。早ければ3カ月後には衆院を解散するというのに、勢いにも欠ける。だいいち解散・総選挙への言及もゼロだ。今更低姿勢に転じても、野党が攻勢の手を緩める訳がない。ここに来て「やる気」をなくした背景に...
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2009-01-28 20:02
自動車を野放しにして未来の都市は成り立つか
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
久しぶりにハノイ、バンコック、ジャカルタを2週間で回るという忙しいミッションの旅をしてきた。「徒歩5分、車で30分」という渋滞ぶりがバンコックとジャカルタでは相変わらずで、その間を軽業もどきですり抜けてゆく二輪車を見ていると、二酸化炭素ガスの排出規制というのは、思っているほど簡単ではないなあ、とた...
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2009-01-28 09:54
(連載)オバマ演説に日本を思う(2)
岩國 哲人
衆議院議員
1981年に就任したレーガン大統領は、失業率10%、インフレ15%、金利20%という、ヘレンケラーの三重苦にも相当する3つの異常な米国経済指標と米ソ冷戦の下に就任演説を行い、「強い米国」の再生をうたい上げて、少なくとも一時的にはその実現に成功している。オバマ大統領の演説に、「しかし、アメリカよ、そ...
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2009-01-27 10:27
(連載)オバマ演説に日本を思う(1)
岩國 哲人
衆議院議員
「チェンジ」を高らかに訴え、大統領となったオバマ氏。世界中の人びとがそれに共鳴し、期待している。しかし、「改革」とか「政権交代」という日本の政治用語がそうであるように、「チェンジ」はあくまでも手段であって、目的ではない。1月20日の就任演説では「チェンジ」の目的を米国民に示したと言える。それは、第...
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2009-01-27 08:07
百家争鳴状態の「政治発言」を解析する
杉浦正章
政治評論家
政局が緊迫するなかで、各界各方面の「政治発言」が百家争鳴状態化している。そのいくつかを取り上げて解析してみた。
★「抗議のために、自民党の政策で民主党に資金が回る、という一番皮肉なことをやろうと思った」(定額給付金を民主党候補に寄付することを決めた茨城県医師会副会長・小松満の発言)
いや...
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2009-01-25 08:46
「どこか別のところ(Elsewhere)」症候群について
古屋 力
会社員
いまインターネットの発展進化の影響か、「どこか別のところ(Elsewhere)」症候群が蔓延しているようだ。いま人々は常に「どこか別のところに行かなければ」という焦燥感、強観念にとらわれているらしい。先日の“Newsweek”(28th Jan 2009)にニューヨーク大学社会部長が書いたエッセー...
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2009-01-23 19:36
オバマ大統領の誕生で何が変わるか?
細野 豪志
衆議院議員
永田町はもちろん、日本中、世界中が、オバマ大統領の誕生にわいています。日米関係がどう変わるか、日本の民主党が政権を取った場合、オバマ政権との関係はどうなるかなど、オバマ大統領の誕生は、我々も見極めが必要ですが、私が永田町に影響を与えるのではないか感じているのは、「政治家のあり方」の問題です。オバマ...
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2009-01-22 08:11
政治家の発言から政局の動きを読み解く
杉浦 正章
政治評論家
政治家の発言から、最近の政局の動きを読み解いてみたい。
★「待てば海路の日和ありが、本降りとなって出て行く雨宿りとなった」(前鳥取県知事・片山善博の解散問題をめぐる発言)
実に言い得て妙。首相・麻生太郎が解散を先延ばししたのは、「待てば海路の日和あり」と判断したからにほかならない。ところ...
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2009-01-20 11:02
オバマ政権のリーダーシップに期待する
若林 秀樹
グローバル・フォーラム常任世話人
本日、1月20日に、バラク・フセイン・オバマ氏が第44代米国大統領に黒人で初めて就任する。大統領選が始まった2年前、誰が今日のオバマ大統領の誕生を予想したであろう。へムリ戦略国際問題研究所(CSIS)会長は、大統領選におけるオバマ氏の当選を「アメリカ民主主義の勝利」であると称えた。改めてオバマ新大...
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2009-01-20 08:15
消費税問題は「字句修正」での決着しかない
杉浦 正章
政治評論家
消費税導入問題は、税制関連法案付則への明記をめぐって、自民党内で一触即発の対立が続いている。複雑な議論のもつれを解きほぐすと、「字句修正」で調整の方向しかないことが分かる。反対派の核である元幹事長・中川秀直もどうやら落としどころを考え始めたようでもある。問題は、強硬派の中堅・若手議員をどう抑えるか...
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2009-01-19 09:41
(連載)日アセアンCEPと日越EPAの意義(3)
関山 健
東京財団研究員
さて、日アセアンCEPの意義であるが、既に二国間EPA(例えば、日越EPA)が主要なアセアン諸国との間に存在する以上、これに加えてアセアン全域をカバーする日アセアンCEPができるメリットは、なにかと言えば、それは累積原産地規則の適用に尽きる。加えて言えば、二国間EPAの締結予定がないカンボジア、ラ...
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2009-01-18 08:06
(連載)日アセアンCEPと日越EPAの意義(2)
関山 健
東京財団研究員
このような背景のなかで具体的に日本の企業が利用できる部分はどこかとなると、エビや熱帯果物などのベトナム特産の一部の農林水産品が即時関税撤廃されることから、これら農林水産品の輸入業者や消費者にとっては即効的なメリットがあるかもしれない。また、知的財産保護について、日越当局間で協議メカニズムが構築され...
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2009-01-17 22:32
(連載)日アセアンCEPと日越EPAの意義(1)
関山 健
東京財団研究員
昨年12月1日に日アセアン包括的経済連携協定(AJCEP)が発効した。日本とASEAN諸国との間では、日越EPA(JVEPA)交渉もすでに9月に大筋合意しており、間もなく締結に至る見込みである。この日アセアンCEP発効と日越EPA合意の意義について、考えてみたい。その前に、日越EPA発効までの見通...
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2009-01-16 09:41
イスラエル軍のガザ侵攻を止められない悲劇
石川 純一
フリージャーナリスト
2009年はイスラエル軍のハマス攻撃で幕を開けた。イスラエル軍は、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区のガザ地区を、ハマス側からロケット弾攻撃を受けたという理由で昨年末12月27日に大規模空爆し、1月3日夜(日本時間4日未明)には地上部隊を投入して、全面的な侵攻に踏み切った。国...
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2009-01-16 08:01
消費税問題で小沢の仕掛ける“蟻地獄”
杉浦 正章
政治評論家
自民党内の消費税対立は「渡辺離党」問題のように簡単ではない。まさに消費税政局になり得る。首相・麻生太郎が消費税の予算関連法案付則明記にこだわれば、その先には民主党代表・小沢一郎の仕掛ける“蟻地獄”が待っている。内閣総辞職か解散かである。進退窮まる前に「2011年」を削除または修正するか、自民党得意...
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2009-01-14 08:07
民主党の審議拒否は論理矛盾の政局路線
杉浦 正章
政治評論家
国会の焦点は、「定額給付金は反対だが、受け取る」という世論の矛盾に、どう民主党が対応するかだ。本音では「給付を必要」とする民意を無視して、どこまでも審議を拒否し、反対を貫けるかだ。参院での審議は、民主党が多数で主導権を握ったように見えるが、審議拒否が長引けば、景気対策のため2次補正の早期提出を主張...
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