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2008-07-24 08:10
政局の行く末決める自公トップ(福田・太田)会談
杉浦正章
政治評論家
臨時国会招集時期を9月末に持ってゆこうとしている勢力がどうして生じたのか、首をかしげていたが、ようやく分かった。衆院解散の思惑と密接に連動しているのだ。1月で期限の切れるインド洋補給支援特措法の延長法案は選挙に不利だが、これに深入りせず、1月解散に持ち込もうという意図があるのだ。臨時国会について、...
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2008-07-23 14:02
EU諸国のしたたかな外交力
小久保康之
静岡県立大学教授
議論を簡略化するために、洞爺湖サミットに限定しよう。同サミットには、EU関係者として、英国のブラウン首相、フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相、イタリアのベルルスコーニ首相に加えて、EU欧州委員会のバローゾ委員長の計5名が出席した。G8の首脳の過半数がEU諸国の首脳である。更に、今回のサ...
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2008-07-23 09:25
(連載)過剰流動性と地球環境本位制(1)
古屋力
会社員
基軸通貨のドルが急落している。金価格が急騰している。これは何を意味しているのか。37年前のニクソン・ショックでドルが金との兌換をやめて以降、ドルは紙幣発行に歯止めがかからず、無節操に印刷され続けてきた。いまや希薄化しつつあるドルが、ついに見限られているのである。そして、市場は一斉にドルに対する不信...
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2008-07-23 09:18
(連載)先行き不透明な中東情勢を読む(2)
石川純一
フリージャーナリスト
次はイラク問題。駐留米軍が現在行っている治安維持活動を、編成が完了に近づいている新生イラク軍が引き継ぐことは既定の事実だが、これがすんなりいくかどうかだ。駐イラク多国籍軍治安移行部隊司令官のジェームズ・デュビック米陸軍中将は9日、米下院軍事委員会の公聴会で、米地上部隊によるイラクでの治安維持任務は...
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2008-07-23 08:13
小泉さん、本当に自民党は「ぶっ壊れます」
杉浦正章
政治評論家
「自民党をぶっ壊す」といった元首相・小泉純一郎の改革路線が、本当に自民党を崩壊寸前の岐路に立たせている。首相・福田康夫は、内閣改造で小泉路線を転換せざるを得ないだろうし、自民党内外で小泉批判の合唱が生じているが、恐らくもう間に合わないだろう。絶対に外れないわなにかかった巨獣のように、自民党はもがい...
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2008-07-22 16:55
(連載)先行き不透明な中東情勢を読む(1)
石川純一
フリージャーナリスト
米大統領選をこの11月に控え、イラク情勢をはじめとする中東情勢は実に茫洋としてつかみどころがなくなった。ブッシュ政権は既にレームダックだし、次がバラクになるのか、マケインになるのかは、実は不倶戴天の敵イランも含めて、全中東の独裁者、政治家が注視するところだからだ。
まずパレスチナ問題。中東...
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2008-07-22 14:41
日中艦艇の相互訪問の意義は大きい
増田雅之
防衛省防衛研究所教官
2008年6月24日~28日、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が中国海軍南海司令部の所在する広東省湛江を訪問した。今回の「さざなみ」訪中は中国海軍ミサイル駆逐艦「深セン」の訪日(2007年11月28日~12月1日)に対する答礼訪問で、本年5月の日中首脳会談において6月の実施が合意されていたものであっ...
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2008-07-21 14:54
新聞を賑わす官僚の腐敗、堕落、汚職に思う
岩國哲人
衆議院議員
世の中の人気商品、人気俳優が次々と変わっていっても、時代劇の人気は、どうやら日本人にとっては永遠のもののようである。「暴れん坊将軍」「大岡越前」「半七捕物帳」「子連れ狼」「木枯らし紋次郎」「眠狂四郎」「鬼平犯科帳」「水戸黄門」等々、枚挙にいとまがないほどである。私の娘たち二人は日本の学校へ全然通わ...
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2008-07-19 14:24
(連載)「自由と繁栄の孤」政策再考(2)
廣瀬陽子
静岡県立大学国際関係学部准教授
第二に、「自由と繁栄の孤」に該当する地域に注目したのが遅かったという点である。もちろん、当該地域からの距離の問題はあるにせよ、EU諸国はかなり早くからこの地域の重要性を認識し、様々なアプローチを進めてきた。とりわけ、2004年には欧州近隣諸国政策(ENP)を開始し、これらの国へのより細やかなアプロ...
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2008-07-18 22:23
(連載)「自由と繁栄の孤」政策再考(1)
廣瀬陽子
静岡県立大学国際関係学部准教授
日本の近年の外交を考える上で、今は公には使われていない言葉であるようだが、麻生太郎氏が外相時代の2006年に提唱した「自由と繁栄の孤」政策を外すことはできない。それは、米国が推進する「価値の外交」に倣う形で、ユーラシア大陸に弧を描くような形で、民主化やその定着を支援していくという政策だった。「自由...
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2008-07-18 15:07
アメリカのサブプライムローン問題
池尾愛子
早稲田大学教授・デューク大学客員研究員
7月12日(土)の朝8時のラジオ(ノースカロライナ・パブリックラジオ、NCPR)の全国版(NPR)のパートで、その週末、カリフォルニアに本拠をおくインディマック(IndyMac Bank)のATMとデビット・カード・ネットワークが使えなくなるけれど、月曜日には同銀行は国有化・国営化されて再出発する...
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2008-07-17 20:33
バイオ燃料の使用を再検討すべし
大河原良雄
グローバル・フォーラム代表世話人
7月9日に閉幕したG8洞爺湖サミットの議長総括によると、食料価格高騰の問題に関し「・・・その影響について深刻な懸念を共有し」、「バイオ燃料の持続可能な生産及び使用のための政策が食料安全保障と両立するものであるとの確保を含む・・・多くの行動を取ることに合意した」と謳われている。然しバイオ燃料の普及と...
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2008-07-17 08:07
NHKのニュース・センスはどうなっている
杉浦正章
政治評論家
NHKのニュース感覚は一体どうなっているのだろうか。ピント外れに閉口している視聴者も多いに違いない。16日夜の「ニュース7」でも、14歳少年のバスジャックを延々と10分にわたりトップで報じている。17日朝の「おはよう日本」も、やはりトップで5分間。死者どころか負傷者もない事件をここまでやるかという...
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2008-07-16 21:43
民間財団「世界基金」への日本政府の巨額拠出を考える
入山映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
5月23日に福田首相が5億6千万ドルの拠出を約束した「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(世界基金)とは、2002年にスイス法人として設立された民間の財団である。一民間財団に政府が何百億もの資金を拠出するというのは異例の出来事であり、日本で特定の公益法人に首相がこんな約束をしようものなら、不祥事...
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2008-07-15 08:17
「竹島」記述はあまりにタイミングが悪い
杉浦正章
政治評論家
中学校社会科の新学習指導要領の解説書に「竹島」が盛り込まれたことに韓国政府が強く反発、日韓関係に暗雲が垂れ込め始めた。問題は韓国政府が大使召還以上の対日強硬策に出るかどうかだが、李明博(イ・ミョンバク)大統領は恐らく、当面推移を見守りドラスチックな問題に発展させないとみられる。しかし今後日韓関係に...
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2008-07-14 12:32
中国・吉林大学での講義:中国の変化を期待して
伊藤英成
元衆議院議員
先月、客員教授を仰せつかっている中国・吉林大学東北アジア研究院で恒例の年一回の講義をした。例年だと日本の政治情勢や日中関係が中心であるが、今回は最近中国におこった幾つかの出来事について多くの時間を割き、諸外国の受止め方も紹介しながら私の意見を述べることにした。言及したテーマは、(1)冷凍餃子問題、...
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2008-07-12 09:53
(連載)ムードに流されなかった地球温暖化対策(2)
木下博生
全国中小企業情報促進センター参与
温室効果ガスの削減目標問題に消極的な立場を取り続けたのは、アメリカであった。中国やインドなどの発展途上国が参加しないスキームは意味がない、との立場だったと伝えられているが、私は、それだけではないと思う。ブッシュ大統領は、サミット前の6月下旬、エネルギー安全保障に関する演説を行った。その中で同大統領...
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2008-07-11 21:25
(連載)ムードに流されなかった地球温暖化対策(1)
木下博生
全国中小企業情報促進センター参与
私は、4月5日の本稿への投稿「ムードに流される地球温暖化対策の危険」の中で、「地球温暖化対策はムードに流されるべきでない」と述べた。去る7月7日から9日まで開かれた北海道洞爺湖サミットでは、地球温暖化が一つのテーマとして取り上げられたが、2050年までに温室効果ガスの排出量を50%削減するという目...
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2008-07-11 17:32
サミットで取り残された原油価格高騰問題
細野豪志
衆議院議員
洞爺湖サミットが終了しました。わが国で開かれるサミットは8年に1回。前回の沖縄サミットは、9.11テロ事件の前年の2000年でした。さて、今回のサミットは、本格的なテロの脅威に見舞われる中で、無事に日程を終了しました。警察庁をはじめ、警備関係者の努力には敬意を表したいと思います。各国首脳(夫妻)は...
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2008-07-11 11:36
洞爺湖サミットを取材して思うこと
伊奈久喜
新聞記者
嶌信彦さんのようにすべての主要国首脳会議(サミット)を現場から取材した経験があるわけではないが、数えてみたら洞爺湖サミットを含め、9回のサミットを現場に近いところで見てきたことに気づいた。数点、感想を述べる。
第一に、自己否定のような言い方になるが、サミット報道は、相当に操作された情報に基...
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