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2008-07-23 08:13
小泉さん、本当に自民党は「ぶっ壊れます」
杉浦正章
政治評論家
「自民党をぶっ壊す」といった元首相・小泉純一郎の改革路線が、本当に自民党を崩壊寸前の岐路に立たせている。首相・福田康夫は、内閣改造で小泉路線を転換せざるを得ないだろうし、自民党内外で小泉批判の合唱が生じているが、恐らくもう間に合わないだろう。絶対に外れないわなにかかった巨獣のように、自民党はもがい...
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2008-07-22 16:55
(連載)先行き不透明な中東情勢を読む(1)
石川純一
フリージャーナリスト
米大統領選をこの11月に控え、イラク情勢をはじめとする中東情勢は実に茫洋としてつかみどころがなくなった。ブッシュ政権は既にレームダックだし、次がバラクになるのか、マケインになるのかは、実は不倶戴天の敵イランも含めて、全中東の独裁者、政治家が注視するところだからだ。
まずパレスチナ問題。中東...
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2008-07-22 14:41
日中艦艇の相互訪問の意義は大きい
増田雅之
防衛省防衛研究所教官
2008年6月24日~28日、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が中国海軍南海司令部の所在する広東省湛江を訪問した。今回の「さざなみ」訪中は中国海軍ミサイル駆逐艦「深セン」の訪日(2007年11月28日~12月1日)に対する答礼訪問で、本年5月の日中首脳会談において6月の実施が合意されていたものであっ...
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2008-07-21 14:54
新聞を賑わす官僚の腐敗、堕落、汚職に思う
岩國哲人
衆議院議員
世の中の人気商品、人気俳優が次々と変わっていっても、時代劇の人気は、どうやら日本人にとっては永遠のもののようである。「暴れん坊将軍」「大岡越前」「半七捕物帳」「子連れ狼」「木枯らし紋次郎」「眠狂四郎」「鬼平犯科帳」「水戸黄門」等々、枚挙にいとまがないほどである。私の娘たち二人は日本の学校へ全然通わ...
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2008-07-19 14:24
(連載)「自由と繁栄の孤」政策再考(2)
廣瀬陽子
静岡県立大学国際関係学部准教授
第二に、「自由と繁栄の孤」に該当する地域に注目したのが遅かったという点である。もちろん、当該地域からの距離の問題はあるにせよ、EU諸国はかなり早くからこの地域の重要性を認識し、様々なアプローチを進めてきた。とりわけ、2004年には欧州近隣諸国政策(ENP)を開始し、これらの国へのより細やかなアプロ...
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2008-07-18 22:23
(連載)「自由と繁栄の孤」政策再考(1)
廣瀬陽子
静岡県立大学国際関係学部准教授
日本の近年の外交を考える上で、今は公には使われていない言葉であるようだが、麻生太郎氏が外相時代の2006年に提唱した「自由と繁栄の孤」政策を外すことはできない。それは、米国が推進する「価値の外交」に倣う形で、ユーラシア大陸に弧を描くような形で、民主化やその定着を支援していくという政策だった。「自由...
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2008-07-18 15:07
アメリカのサブプライムローン問題
池尾愛子
早稲田大学教授・デューク大学客員研究員
7月12日(土)の朝8時のラジオ(ノースカロライナ・パブリックラジオ、NCPR)の全国版(NPR)のパートで、その週末、カリフォルニアに本拠をおくインディマック(IndyMac Bank)のATMとデビット・カード・ネットワークが使えなくなるけれど、月曜日には同銀行は国有化・国営化されて再出発する...
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2008-07-17 20:33
バイオ燃料の使用を再検討すべし
大河原良雄
グローバル・フォーラム代表世話人
7月9日に閉幕したG8洞爺湖サミットの議長総括によると、食料価格高騰の問題に関し「・・・その影響について深刻な懸念を共有し」、「バイオ燃料の持続可能な生産及び使用のための政策が食料安全保障と両立するものであるとの確保を含む・・・多くの行動を取ることに合意した」と謳われている。然しバイオ燃料の普及と...
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2008-07-17 08:07
NHKのニュース・センスはどうなっている
杉浦正章
政治評論家
NHKのニュース感覚は一体どうなっているのだろうか。ピント外れに閉口している視聴者も多いに違いない。16日夜の「ニュース7」でも、14歳少年のバスジャックを延々と10分にわたりトップで報じている。17日朝の「おはよう日本」も、やはりトップで5分間。死者どころか負傷者もない事件をここまでやるかという...
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2008-07-16 21:43
民間財団「世界基金」への日本政府の巨額拠出を考える
入山映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
5月23日に福田首相が5億6千万ドルの拠出を約束した「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(世界基金)とは、2002年にスイス法人として設立された民間の財団である。一民間財団に政府が何百億もの資金を拠出するというのは異例の出来事であり、日本で特定の公益法人に首相がこんな約束をしようものなら、不祥事...
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2008-07-15 08:17
「竹島」記述はあまりにタイミングが悪い
杉浦正章
政治評論家
中学校社会科の新学習指導要領の解説書に「竹島」が盛り込まれたことに韓国政府が強く反発、日韓関係に暗雲が垂れ込め始めた。問題は韓国政府が大使召還以上の対日強硬策に出るかどうかだが、李明博(イ・ミョンバク)大統領は恐らく、当面推移を見守りドラスチックな問題に発展させないとみられる。しかし今後日韓関係に...
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2008-07-14 12:32
中国・吉林大学での講義:中国の変化を期待して
伊藤英成
元衆議院議員
先月、客員教授を仰せつかっている中国・吉林大学東北アジア研究院で恒例の年一回の講義をした。例年だと日本の政治情勢や日中関係が中心であるが、今回は最近中国におこった幾つかの出来事について多くの時間を割き、諸外国の受止め方も紹介しながら私の意見を述べることにした。言及したテーマは、(1)冷凍餃子問題、...
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2008-07-12 09:53
(連載)ムードに流されなかった地球温暖化対策(2)
木下博生
全国中小企業情報促進センター参与
温室効果ガスの削減目標問題に消極的な立場を取り続けたのは、アメリカであった。中国やインドなどの発展途上国が参加しないスキームは意味がない、との立場だったと伝えられているが、私は、それだけではないと思う。ブッシュ大統領は、サミット前の6月下旬、エネルギー安全保障に関する演説を行った。その中で同大統領...
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2008-07-11 21:25
(連載)ムードに流されなかった地球温暖化対策(1)
木下博生
全国中小企業情報促進センター参与
私は、4月5日の本稿への投稿「ムードに流される地球温暖化対策の危険」の中で、「地球温暖化対策はムードに流されるべきでない」と述べた。去る7月7日から9日まで開かれた北海道洞爺湖サミットでは、地球温暖化が一つのテーマとして取り上げられたが、2050年までに温室効果ガスの排出量を50%削減するという目...
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2008-07-11 17:32
サミットで取り残された原油価格高騰問題
細野豪志
衆議院議員
洞爺湖サミットが終了しました。わが国で開かれるサミットは8年に1回。前回の沖縄サミットは、9.11テロ事件の前年の2000年でした。さて、今回のサミットは、本格的なテロの脅威に見舞われる中で、無事に日程を終了しました。警察庁をはじめ、警備関係者の努力には敬意を表したいと思います。各国首脳(夫妻)は...
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2008-07-11 11:36
洞爺湖サミットを取材して思うこと
伊奈久喜
新聞記者
嶌信彦さんのようにすべての主要国首脳会議(サミット)を現場から取材した経験があるわけではないが、数えてみたら洞爺湖サミットを含め、9回のサミットを現場に近いところで見てきたことに気づいた。数点、感想を述べる。
第一に、自己否定のような言い方になるが、サミット報道は、相当に操作された情報に基...
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2008-07-10 08:09
サミット後の内閣改造は必至
杉浦正章
政治評論家
サミットのうたげが終わったが、首相・福田康夫の政治基盤が盤石となり、政権が浮揚し、政局運営に展望が開けるかというと、それはない。内政の泥沼に福田がはまった構図は、そのままだからだ。うたげの華やかさが、首相にカンフル剤として作用して、政局運営は若干強気に転ずるかもしれない。それが内閣改造、解散・総選...
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2008-07-10 01:13
サミット警備の成功を讃える
小笠原高雪
山梨学院大学教授
洞爺湖サミットは混乱なく終了したが、厳重な警備をめぐって「不満」の声も出ているようである。たしかに、サミット期間中は、東京都内の地下鉄駅のジュースの販売機までもが停止され、私も暑いさなかに多少の不便を味わった。しかし、ここで忘れてはならないことは、2005年の英国のグレンイーグルズ・サミットの際、...
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2008-07-09 20:20
消費税率引上げは、2009年度から実施すべき
愛知和男
衆議院議員
消費税の引き上げに関する福田総理大臣の発言が揺れていて、いろいろ波紋を呼んでいる。私は福田総理が「決断の時」と言った当初の発言通り、2009年度から実施すべきであると考えている。2-3年先に先延ばしするようなことにならないように願っている。消費税の引き上げは景気に悪影響を及ぼすだろうし、選挙には大...
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2008-07-08 22:21
平等な世界実現と長期的気候変動対策の両立
小端拓郎
地球環境戦略研究機関研究員
洞爺湖G8サミットもようやく終わり、日本は議長国としてのその責務を果たした。次期枠組みを決めるコペンハーゲンCOP15まで残すところ1年半弱となったが、気候変動交渉に大きな進展は見られない。気候変動交渉において大きな足がかりとなっているのは、途上国参加にある。温暖化ガス排出を世界規模で減らさなけ...
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