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2009-07-31 15:05
知られざる皇室外交の効果
湯下 博之
杏林大学客員教授
6月中旬に常陸宮同妃両殿下が南米のペルーとボリビアを公式訪問され、日本と両国との友好親善関係の増進に大きな貢献をされた。私は、随員としてお伴をし、種々感じることがあったので、その一部をご参考に供したい。ご訪問は、これら両国への日本人移住110周年に際して、日本と友好協力関係の一層の増進を願うペルー...
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2009-07-31 07:42
自民候補は「自活して生き延びる」しかない
杉浦正章
政治評論家
「まるで土石流だ」。選挙区に張り付いている自民党議員が、こう形容している。選挙基盤が土石流のように崩れているというのである。「頼りになるのは自分の足と声だけだ。党もマニフェストも関係ない」のだという。そうだろう。自民党そのものが真っ向から拒否されている選挙だ。報道機関で初の序盤情勢を明らかにした産...
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2009-07-30 16:15
自民党政権の延長線上に日本の未来はない
若林 秀樹
元参議院議員(民主党)
いよいよ総選挙まで1ヶ月となった。と言っても政治の世界での1ヶ月は、とてつもなく長い。誰にも1ヵ月後の政治情勢は予測不可能であり、だからこそ自民党は一発逆転、総選挙勝利への一縷(る)の望みを、解散時からの40日間にかけたのである。しかしながら冷静に見て、残り1ヶ月というのは長いようで、短い。特に世...
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2009-07-28 18:29
(連載)リーマン・ブラザーズ破綻をめぐって(2)
池尾 愛子
早稲田大学教授・デューク大学シニア・フェロー
アメリカで当局の政策に対する批判に近い発言を私が聞いたのは、4月29日のスウェーデン中央銀行総裁ステファン・イングヴス氏のデューク大学院生向け公開講演会のことになる。スウェーデンはEUには加盟しているが、ユーロは導入していない。イングヴス氏は同国金融政策委員会の委員長であり、国際通貨基金(IMF)...
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2009-07-28 07:52
重大な欠陥を抱えた民主党マニフェスト
杉浦正章
政治評論家
民主党のマニフェストは、政治機構改革、財源、外交・安保において大きな欠陥を抱えたものとなった。社説など全国紙の論調もこれを指摘する傾向が強いが、なぜか28日付の朝日新聞社説だけは、これらの問題点に一切触れず、礼賛型社説を貫いている。マニフェストの問題点を分かりやすく説明するために同社社説から説き起...
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2009-07-27 16:44
(連載)リーマン・ブラザーズ破綻をめぐって(1)
池尾 愛子
早稲田大学教授・デューク大学シニア・フェロー
渡米前、アメリカでの政策形成は、政府、議会、メディアなどが微妙な関係を展開しながら行われるので、日本にいるとその様子がわかりにくく、政策の専門家でも公にコメントすることは控えることになる、と聞いていた。しかし、経済学の知識がある人がアメリカにいれば、だいたい的確なコメントできるだろう、とも聞いてい...
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2009-07-27 11:11
TVニュース番組はこのままでよいのか
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
うんざりするようなドタバタ騒ぎの末に、自民党両院議員懇談会(!)開催とともに、衆議院解散とは相成った。その経緯に就いても感想なきにしもあらずだが、余りにも次元が低いことから、ここにコメントは差し控える。それよりも、いかがなことに相成るか、と興味半分で懇談会なるもののTV報道のスイッチを入れてみたの...
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2009-07-24 10:29
(連載)宇宙空間と国際政治(2)
矢野 卓也
日本国際フォーラム研究員
他方、安全保障の観点からみて、今後とも重要となるのは人工衛星である。英語では人工衛星の別名を "eye in the sky”というが、この呼び名がすべてを物語っている。すなわち、超高度から地球上をくまなくモニターするといった行為が、伝統的な安全保障のみならず、非伝統的な安全保障においても極めて重...
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2009-07-23 10:24
(連載)宇宙空間と国際政治(1)
矢野 卓也
日本国際フォーラム研究員
さる7月20日は、人類が初めて月面に足跡を残してから、ちょうど40周年にあたった。1969年の同日、米国の有人宇宙飛行計画アポロ11号の一環として、月面着陸船「イーグル」の船長ニール・アームストロングと操縦士バズ・オルドリンは月の「静かの海」に降り立ち、およそ2時間半に及ぶ船外活動を行うという人類...
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2009-07-23 10:06
(連載)いわゆる「マニフェスト」選挙は機能しているか(2)
水野 勝康
特定社会保険労務士
ところが、今回の自民党のケースでも明らかであるが、日本では党幹部が密室で一方的にマニフェストを作っている。前回の「郵政解散」においても、小泉首相が一方的に「郵政民営化さえすれば、小さな政府となり、社会問題も経済問題も外交問題もすべて解決できる」というマニフェストを作り、「嫌な者は出て行け」という態...
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2009-07-23 07:46
表面化する民主党外交・内政路線の「ぶれ」
杉浦正章
政治評論家
政権選択の政治決戦に突入して、民主党の外交・内政が大きな「ぶれ」を見せ始めている。憲法違反としてきたインド洋での給油活動を容認、財源論ではついに配偶者控除の廃止という増税に転換し始めた。外交、内政ともに現実路線を選択せざるを得ない状況となったのだ。党内旧社会党系の不満はうっ積するだろうし、連立を目...
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2009-07-22 22:30
(連載)いわゆる「マニフェスト」選挙は機能しているか(1)
水野 勝康
特定社会保険労務士
ここ数回の総選挙では「マニフェスト(政権公約)」という言葉がよく使われるようになった。総選挙だけではない。参議院議員選挙でも、地方の首長選挙でも、「マニフェスト」という言葉が使われない方が今や稀である。もともと、マニフェストはイギリスの下院議員選挙で、与野党が選挙公約を出し合い、次の総選挙でその履...
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2009-07-22 09:55
(連載)国連事務総長のミャンマー訪問に思う(2)
田島 高志
国際教養大学客員教授
以上に述べた中で、特に注目されたのは、潘事務総長がミャンマーの開発問題をも取り上げた点である。「経済」の語は、1箇所のみであるが、「開発」、「繁栄」という語を繰り返し使い、人権や民主主義の要求のみでなく、経済政策の改善の重要性を示唆し、国連の協力にも触れたのは、国連の要人の先方への直接の発言として...
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2009-07-21 12:18
(連載)国連事務総長のミャンマー訪問に思う(1)
田島 高志
国際教養大学客員教授
潘基文国連事務総長は去る7月3日から4日までミャンマーを訪問し、タンシュエSPDC議長、テインセイン首相等と会談、少数民族代表および政党代表とも会談を行った。さらに昨年5月のサイクロン被災地を視察した。潘事務総長が帰任後の13日国連安全保障理事会で行った報告を国連文書で見ると、その主要点は次のよう...
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2009-07-18 09:42
(連載)ドイツの疑問、日本の回答(3)
岩國 哲人
衆議院議員
では、「NO」をドイツから習った民主党は、何に対して「NO」を言うのか。ひとつは、アメリカがインドの核保有を容認したことに対してである。2008年にアメリカは核拡散防止条約(NPT)非加盟のインドへの核関連技術の禁輸を解除し、YESしか知らない自民党政権はそれを追認した。しかしながら、唯一の被爆国...
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2009-07-17 09:56
(連載)ドイツの疑問、日本の回答(2)
岩國 哲人
衆議院議員
私が客員教授としてアメリカのバージニア大学や中国の南開大学で講義をしたときに、学生たちから受けた質問も、このことを裏付けている。彼らは日本に対して「同じ敗戦国のドイツは自分の意見を持っているのに、なぜ日本はアメリカの意見の代弁ばかりしているのか」という疑問を持っていた。
私は投資銀行の幹部...
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2009-07-17 07:50
21日解散へまっしぐらの政局
杉浦正章
政治評論家
反麻生の「主力部隊」は全滅、あとは3連休のテレビ出演でのゲリラ戦くらいしかなくなった。「どんどん増えている」という中川秀直の発言は、沈む泥舟の水かさがどんどん増えているということだったのか。中川は未練がましく抵抗の構えを見せているが、“偽造名簿”が判明しては、潔く敗北を認めるべきだろう。両院議員総...
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2009-07-16 19:51
(連載)ドイツの疑問、日本の回答(1)
岩國 哲人
衆議院議員
先日、独『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙のベアトルト・コーラー発行人(第一面の責任者)が初めて来日され、政権交代間近かと言われる民主党に取材に来られた。FAZは、ドイツにおける最高級のクオリティー・ペーパーであり、多くの指導者層が日々目を通している。ドイツを代表する新聞だ。近時、民主...
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2009-07-15 10:45
(連載)我が国の核政策の矛盾を正す (2)
若林 秀樹
元参議院議員(民主党)
次に、その上で非核三原則の見直しを含め、核抑止力や安全保障に関する議論を深めるべきである。核持込の秘密文書の問題でも明らかなように、日本における核兵器に対するアレルギーは依然として強い。「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませない」という非核三原則を表面上貫いてきたが故に、「密約文書」の存在も否定して...
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2009-07-14 11:01
(連載)我が国の核政策の矛盾を正す(1)
若林 秀樹
元参議院議員(民主党)
今、核軍縮・核不拡散に関する国際社会の取り組みは、大きな転換期を迎えようとしている。まず「核廃絶」を目指すオバマ大統領の訴えに呼応し、過日開催された主要国首脳会議(G8)では「核兵器のない世界に向けた状況をつくることを約束する」という声明が出された。またオバマ大統領は来年3月にワシントンで「核安全...
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