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2009-03-21 07:25
何のために経済活動はあるのか
若林 秀樹
グローバル・フォーラム常任世話人
「製造業派遣制度」と「サブプライム・ローン」に共通していることは、この制度・商品の導入に主体的に関わった人たちが、これらの仕組みがいずれ経済の下降期には破綻し、「経済の持続的発展」や「人々の幸福」には寄与しないことを知っていたことである。それでもこのような仕組みが生まれ、支持される背景にこそ、グロ...
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2009-03-21 07:09
(連載)ソマリア沖への自衛隊派遣について思う(2)
水野 勝康
特定社会保険労務士
最近、塩野七生の手により『ローマ亡き後の地中海世界』という本が発刊された。 この作品は、ローマ帝国が東西に分裂し、西ローマ帝国が滅亡した後を「ローマ亡き後」として、ローマの覇権が及ばなくなった後の地中海世界を描いている。実際には西ローマ帝国が滅亡した後も、ビザンチン帝国とも東ローマ帝国とも呼ばれた...
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2009-03-20 12:04
(連載)ソマリア沖への自衛隊派遣について思う(1)
水野 勝康
特定社会保険労務士
中国海軍、韓国海軍に続いて、我が国の海上自衛隊も船舶護衛のためソマリア沖へ出動することになった。護衛を希望する船舶が実に2600隻にものぼっているというから、海上自衛隊に対する期待がそれだけ高いと言えよう。一方で、日本のシーレーンと言うのは日本近海に留まらず、中東方面にも及んでいることを実感させら...
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2009-03-18 10:23
新興国の発言権拡大が著しかったG20ロンドン会合
峰崎 直樹
参議院議員(民主党)
G20の財務省・中央銀行総裁会合が、3月13日からイギリスのロンドン郊外のホーシャムで開催された。日本からは、与謝野財務大臣と日銀の西村副総裁が出席された。14日の午後「経済成長が回復するまであらゆる必要な行動をとる用意がある」との共同声明を採択して、閉幕した。財政による景気刺激を「成長と雇用に死...
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2009-03-18 08:06
揺れる小沢民主党代表:辞任しかあるまい
杉浦正章
政治評論家
進むも地獄、退くも地獄の民主党内で「代表・小沢一郎は政治資金規正法違反という形式犯では辞任しないのでは」という観測が生じている。17日の記者会見で「検察当局はそう遠くないうちに結論を下すので、わたし自身の今後のことは、その結論が出たときに判断したい」と発言したからだ。発言のウラには、逮捕された第1...
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2009-03-16 12:59
科学的研究成果の活用と社会的リスク・マネジメント
池尾 愛子
早稲田大学教授・デューク大学シニア・フェロー
私のいるノース・カロライナ州は、アメリカの中では不況度はましな方であるとされていたのであるが、それでも街での日常生活のなかに、不況のいっそうの浸透を感じるようになっている。新車を扱うディーラーが集まっている地域に行くたびに、並んでいる新車の数が減少していくことがわかる。在庫調整が急速に進んでいるよ...
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2009-03-14 22:18
ソマリア沖海賊対策では大所高所の議論を
木下 博生
全国中小企業情報促進センター参与
防衛省は、3月14日、ソマリア沖の海賊対策のため、自衛艦2隻を派遣した。これを報道するテレビ・ニュースを見たとき、「マスコミも政治家も、またもや同じようなつまらない議論をしているな」と思った。自衛艦が保護できる船舶は、日本船籍があるか、あるいは日本向けの貨物を運搬している船舶でなくてはならないとか...
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2009-03-13 08:43
(連載)オバマ政権の東アジア政策とそのプライオリティ (3)
関山 健
東京財団研究員
つぎに日本だが、クリントン国務長官が上院外交委員会指名承認公聴会で「日米同盟はアジア政策の要石」と持ち上げれば、オバマ大統領も日米首脳会談で「東アジアの安全保障の礎石」と日米同盟堅持を約束した。クリントン国務長官の最初の訪問国は日本であったし、オバマ大統領がホワイトハウスに迎えた最初の外国首脳も麻...
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2009-03-13 07:58
ミサイル上空通過に“迎撃”はない
杉浦正章
政治評論家
「ミサイルだ」「迎撃だ」と、まるで日本海はミニ・キューバ危機のような様相だ。産経新聞に至っては、「防衛省迎撃に準備万端」と、ミスリーディング見出しを取っている。ここは冷静に観察する必要がある。人工衛星を偽装した北朝鮮のミサイルが、あくまで日本に「飛来する」か「落下するか」で迎撃が決まるのであって、...
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2009-03-12 08:55
(連載)オバマ政権の東アジア政策とそのプライオリティ (2)
関山 健
東京財団研究員
まず第一に、オバマ政権にとって、東アジアでのトップ・プライオリティは中国との協力関係強化にあると言えよう。多国間主義に基づき国連や関係国と足並みそろえてイラク・アフガン問題はじめ国際社会の問題を切り抜けたいオバマ新大統領にとって、安保理常任理事国たる中国の協力は不可欠であるし、未曾有の金融危機で国...
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2009-03-11 21:35
(連載)オバマ政権の東アジア政策とそのプライオリティ (1)
関山 健
東京財団研究員
クリントン米国務長官はアジア歴訪を控えた2月13日、ニューヨークのアジア・ソサイエティーで「スマート・パワーを利用して、長年の同盟国や新興国と協力し、共通の全世界的な問題への解決策を見つける」と語った。オバマ大統領が就任して約1カ月が経ち、その外交方針も輪郭が見えてきたところである。本稿では、オバ...
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2009-03-11 08:53
イラク戦争から6年、アメリカは何を学んだか
若林 秀樹
グローバル・フォーラム常任世話人
2003年の3月19日、アメリカのイラク攻撃が始まった。あれから6年、オバマ大統領は公約だった「就任後16カ月以内の撤退」よりは3カ月遅いものの、来年8月末までに戦闘部隊を撤退させ、残る兵力も11年末までに引き上げると発表した。早期撤退を公約に掲げていたオバマ大統領が誕生した以上、その発表は当然で...
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2009-03-10 08:09
「小沢後継」は岡田克也しかあるまい
杉浦正章
政治評論家
西松建設をめぐる一連の疑惑で民主党代表・小沢一郎は世論調査で外堀を完全に埋められ、側近らの離反もみられて、内堀も埋まり始めている。党内では後継をめぐるうごめきが生じている。「土建政治にどっぷり漬かったかのような小沢」(朝日新聞10日付け社説)と、全く“対極”にあるのが副代表・岡田克也だ。潔癖症と言...
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2009-03-06 19:08
薮中外務次官論文「日本外交のかたち」を読んで
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
月刊『外交フォーラム』といえば、表面にこそ出ていないものの、日本外務省の広報誌。だから(といっては失礼に当たるが)余り面白い記事は稀だ。しかし、3月号巻頭の薮中三十二外務事務次官の「日本外交のかたち」の前半部分は、さすがという見識が披露されていて面白く読んだ。「内需喚起の世界的意義」を次官がこれほ...
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2009-03-05 15:24
中国の国防費増加傾向をどう判断するか
増田 雅之
防衛省防衛研究所教官
1月29日付本欄への投稿「総合的な軍事能力の強化をめざす人民解放軍」において、「中国の国防費の増加傾向は変わりそうにない」との見通しを、筆者は示した。その理由は、人民解放軍の新たなミッションが1月20日に公表された「国防白書」において軍種別に幅広く確認されているということであった。こうした文脈で、...
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2009-03-05 08:00
“トラバサミ”にかかった小沢一郎
杉浦 正章
政治評論家
記者会見の民主党代表・小沢一郎は、絶対外れることのない罠“トラバサミ”にかかった獣のようであった。最初は吠え続けるが、次第に弱まってゆく運命が見える。その主張は、弁護士と徹夜で打ち合わせた裁判への理論武装のようでもあったが、説明責任を果たすにはほど遠いものであった。小沢は、逮捕された公設第1秘書に...
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2009-03-03 19:56
イスラエルによるイラン核施設の奇襲空爆の可能性
石川 純一
フリージャーナリスト
2月10日に実施されたイスラエル国会(クネセト)総選挙で第1党、第2党となった中道カディマと右派リクードは、連立工作で互いにしのぎを削っていたが、同国のペレス大統領は20日、リクード党首の強硬派ネタニヤフ元首相に組閣を要請した。ネタニヤフ氏はこの日、大統領とともに記者会見し、カディマや第4党となっ...
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2009-03-03 08:01
小沢短絡失言を分析する
杉浦 正章
政治評論家
「米軍削減論」とこれに伴う「自衛隊の軍備拡張論」を待つまでもなく、民主党代表・小沢一郎の“失言”癖も相当なものがある。首相・麻生太郎が「常習犯的饒舌失言」とすれば小沢は「確信犯的短絡失言」である。失言と言っても普段から思っている事が多く、表現力が不足する傾向が強い。とりわけ外交・安保に関する失言が...
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2009-03-02 17:06
国際政治を自分の問題として考える力を持とう
湯下 博之
杏林大学客員教授
米国で「変化」を唱えて選出されたオバマ政権がスタートし、米国の外交に変化が生まれ、それに伴って世界全体の国際関係についても種々の動きや変化が予見されている。ブッシュ前政権が単独行動主義に基づく外交を展開して失敗したことを踏まえ、オバマ新政権は対話や国際協調を重視し、政策立案についても同盟諸国の参画...
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2009-02-27 21:07
オバマ大統領の施政方針演説について
関山 健
東京財団研究員
2月24日夜、オバマ大統領が議会上下両院合同会議で就任後初の施政方針演説を行った。まず最初に、外交に比べて圧倒的に経済に関する内容が多いことが印象的だ。本来、施政方針演説は経済だけをテーマにするものではないにも関わらず、これだけ経済に関する内容が多いのは、やはり国内経済に対するオバマ大統領の危機感...
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