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2009-07-14 07:43
財務相・与謝野に“署名拒否”の誘惑
杉浦正章
政治評論家
いまだにNHKは「麻生おろし」を大きく報道しているが、かねてよりの指摘通り「麻生おろし」は事実上失速した。今日7月14日午後の内閣不信任案の否決で確定する。各議員とも今後は尻に火がついて選挙区に帰る。のんびりと永田町で“暗躍”した結果落選、というわけにもいかなくなったのだ。問題は財務相・与謝野馨に...
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2009-07-13 10:08
必要だったイラン革命から30年の歳月
石川 純一
フリージャーナリスト
イラン革命が起きた今から30年前の1979年という年には、実に大変な事が立て続けに起こった。長い髭のホメイニ師の顔が米紙「タイムズ」の表紙に登場したと思いきや、同年11月には堅固なことで知られるイスラム教ワッハーブ派の牙城サウジで、過激派が聖地メッカを占拠する事件が発生した。暮れも押し迫った12月...
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2009-07-10 10:11
(連載)どこへ行く小泉チルドレン(2)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
彼等が結束して、「現在の自民党のていたらくには、ほとほと愛想が尽きた」と言うと同時に、(これが大事なのだが)「国政のプライオリティとしては、これとこれを選択する」という政策を単純明快に闡明し、「新しい息吹に共感する国民の支持を期待する」とぶちあげたとしませんか。自民党にはほとほと嫌気がさしている国...
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2009-07-09 18:42
(連載)どこへ行く小泉チルドレン(1)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
「麻生では選挙は戦えない」という声については、あちこちで報道されている。まあ、戦えようが戦えまいが、前回のような「3分の2の多数」獲得なんていうことにはなりっこないのだから、いづれ負け戦となることは、衆目の一致するところである。
問題は負けっぷりだが、自民、民主ともに過半数をとれなかった(...
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2009-07-09 07:46
疑惑未解明のまま鳩山「首相」誕生を許すのか
杉浦正章
政治評論家
議院内閣制だが、戦後史上初めて衆院選挙が米大統領選の様相をきたしている。事実上、次期首相が首相・麻生太郎の続投か、民主党代表・鳩山由紀夫か、の戦いだからだ。いまは予備選段階と位置づけられる。米国の場合予備選段階で、金銭問題にしても、女性問題にしても、政策にしても、「疑惑の候補」「不適切な候補」が全...
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2009-07-08 18:41
(連載)楽観できる日米関係の展望(2)
若林 秀樹
元参議院議員(民主党)
そして今後の日米関係については、日本が総選挙を控え、政権交代の可能性はあるものの、概ね楽観的に見ています。ナイ教授は、「結論として(日本の政治状況がどうなっても)米日同盟の将来には楽観的である」、グリーン氏は、民主党がこれまで米日同盟に水を差すような対応があったことを踏まえつつも、「民主党が政権に...
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2009-07-07 19:07
(連載)楽観できる日米関係の展望(1)
若林 秀樹
元参議院議員(民主党)
6月25日、米国下院外交委員会アジア・太平洋・地球環境小委員会で「変化する日本の役割」と題する公聴会が開かれました。証言者として登場したのは、駐日大使の呼び声が高かったジョセフ・ナイ・ハーバード大学教授、日本政治の裏事情を知り尽くしているマイケル・グリーン戦略国際問題研究所日本部長、そして日本の安...
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2009-07-06 19:56
オバマ大統領のカイロ大学演説を読む
石川 純一
フリージャーナリスト
「テロとの戦い」などをアラブ・イスラム圏に押しつけて極めて評判が悪かったブッシュ前政権に代わり、「新たな関係再構築」を目指して動き出したオバマ米大統領だが、6月3日のサウジ訪問を手始めに、6月4日にはエジプトの首都カイロを訪問し、同地のカイロ大学では「世界のイスラム教徒と米国との新たな(関係の)始...
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2009-07-06 07:47
懲罰的投票行動の結果の危険度
杉浦正章
政治評論家
政策の選択でなく、懲罰的な投票行動としか考えられない流れで、政権交代が加速されそうな雲行きである。全ては自民党の身から出たさびである。首相・麻生太郎が声高に政策論争を挑んでも、民放テレビなど大衆報道機関は聞く耳を持たない。それどころか政府・与党は、放送法違反すれすれの“袋だたき”にあっている。それ...
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2009-07-05 18:05
(連載)梁光烈・中国国防相の発言を読む(3)
関山 健
東京財団研究員
空母に代表されるとおり、中国軍の行く末は日本の安全保障に重大な影響を与えるものである。梁部長が、1時間にわたる表敬の最後に、中国軍の発展方向について、「中国は、自国を取り巻く安全情勢に鑑みて、必要な軍事力を発展させていく。特に、情報化への対応が遅れていると認識しており、その対応を急がねばならない」...
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2009-07-04 16:06
(連載)梁光烈・中国国防相の発言を読む(2)
関山 健
東京財団研究員
核兵器については、米国のオバマ大統領が国際社会に削減を呼びかけているが、「核保有国の中国は、この呼びかけに応じる用意はあるのか?」との質問に対して、梁部長は「オバマ大統領の呼びかけは、歓迎する」「ただし、中国は多少の核兵器を保有するものの核大国ではない。核を保有する他の各国がオバマ大統領の呼びかけ...
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2009-07-03 21:04
中東情勢に見えてきた一筋の光
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
パレスチナに対する強硬派として知られているのみならず、イスラエル・パレスチナ境界線のあのグロテスクな壁の建設や、西岸地域への入植者の橋頭堡建設、さらにはガザ空爆を強行し続けたオルマート前首相(汚職により辞意を表明したものの、未だに影響力を保持していると伝えられる)。さらには、彼の後継者として「イス...
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2009-07-03 20:57
(連載)梁光烈・中国国防相の発言を読む(1)
関山 健
東京財団研究員
6月8日、笹川平和財団の交流事業として訪中した佐官級自衛官13名が梁光烈・国防部長を表敬し、中国人民解放軍が直面する諸問題について意見交換を行った。今年で9回目となるこの日中防衛交流は、両国間の政治情勢が低調だった時期にも途絶えることなく、日中の防衛当局間の信頼醸成に貢献してきている。この点は、梁...
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2009-07-02 21:42
旧東ベルリンに残るよき公共心
西川 恵
ジャーナリスト
先日、出張でベルリンを訪れた。1989年のベルリンの壁崩壊と、その翌年のドイツ統一交渉の取材で、パリ特派員時代にさんざん通った街だが、それ以来、プツンと行く機会がなくなった。実に19年ぶりの訪問だった。旧東ベルリン地区を、かつての記憶をたどりながら路地から路地へ歩いたが、知らなければ東側の街区であ...
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2009-07-01 12:42
(連載)ベルリンに消えた壁を思う(2)
岩國哲人
衆議院議員
一九六三年の七月にケネディ大統領が金利平衡税という方法で米国金融市場を封鎖し、実質的に日本の企業を締めだし、日本経済にパニックが起きた。資本不足の日本は、資本を求めて欧州を目ざさなければならない。世界の金融機関は一斉にロンドンに事務所や支店の開設準備に入り、私も一九六七年にロンドンに赴任した。多く...
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2009-07-01 07:48
村田“核密約”証言の深謀遠慮
杉浦正章
政治評論家
元外務次官・村田良平が「米軍の核持ち込み容認の日米密約はない」とする政府見解を真っ向から否定して、密約の存在を明らかにした。元公務員としての守秘義務をあえて破って、この時点で証言したことは、日本の安全保障問題とりわけ非核三原則と絡んで、重要な問題を投げかけている。村田証言は、同三原則のうち「持ち込...
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2009-06-29 21:23
混迷つづくイラン情勢
石川 純一
フリージャーナリスト
イランが、6月12日に行われた大統領選の結果を巡り、揺れている。ハメネイ師は6月19日、今回の大統領選で現職・保守強硬派のアハマディネジャド大統領が再選を決めたあと初めて行われたイスラム教金曜礼拝で導師を務め、「(アフマディネジャド再選は)国民の選択であり、選挙結果を変えることは容認できない」と断...
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2009-06-26 19:06
新しい平和主義を国是に
湯下 博之
杏林大学客員教授
5月3日の憲法記念日に、世論調査を含む報道ぶりを見て、それ迄の種々の出来事をも踏まえて、いろいろ考えさせられた。憲法は、制定以後の状況の変化をも踏まえて、現在の目で見る必要があり、そのことは世論調査にも現われている。現在の目で見て、守るべきものは守り、変えるべきものは変えることが必要ということであ...
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2009-06-26 07:46
「鳩山よお前もか」のインパクトは大きい
杉浦正章
政治評論家
恐らくこの数日間、民主党代表・鳩山由紀夫は眠れない夜が続いていることだろう。暑いからではない。「正義の味方」、「国民の味方」の白馬の騎士が政治資金虚偽記載で落馬しかかっているのだ。明らかに来月1日の党首討論を断ったのも、これが理由だ。朝日新聞ですら「鳩山ブーム失速懸念」と報じ始めた。逆に麻生は、有...
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2009-06-25 13:12
(連載)ベルリンに消えた壁を思う(1)
岩國哲人
衆議院議員
ドイツの首都ベルリンを三十年ぶりに訪れた。三月のベルリンはまだ春には遠く、雪空の風景が、ブランデンブルグ門をはじめ、ドイツの歴史の栄光と悲惨をすっぽりと包んでいた。米ソ対決、東西の冷戦の象徴とされたベルリンの壁が、共産主義社会と資本主義社会を峻別し、人の自由な往来を厳しく制限していた頃、私は二度そ...
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